パスト ライブス 再会

7.4/10
合計10件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   106分
言語   英語
書かれた   セリーヌ・ソン
劇場で   04月05日
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 171

レビュー  |  共有する 

パスト ライブス 再会 プロット

海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。韓国・ソウルに暮らす12歳の少女ノラと少年ヘソンは、互いに恋心を抱いていたが、ノラの海外移住により離れ離れになってしまう。12年後、24歳になり、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、オンラインで再会を果たすが、互いを思い合っていながらも再びすれ違ってしまう。そして12年後の36歳、ノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人はやっとめぐり合うのだが……。これが長編映画監督デビュー作となるセリーヌ・ソンが、12歳のときに家族とともに海外へ移住した自身の体験をもとにオリジナル脚本を執筆し、メガホンをとった。ノラ役はNetflixのドラマシリーズ「ロシアン・ドール
謎のタイムループ」や声優として参加した「スパイダーマン
スパイダーバース」などで知られるグレタ・リー。ヘソン役は「LETO レト」「めまい
窓越しの想い」のユ・テオ。2023年・第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門出品。第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞にノミネートされた。

パスト ライブス 再会 俳優

パスト ライブス 再会 Related

ブリックレイヤーオンラインで映画を見る
ブリックレイヤー
プロット  アメリカ・ブルガリア・ギリシャ合作
03月22日 劇場で
ザ・タワーオンラインで映画を見る
ザ・タワー
プロット  フランス
04月12日 劇場で
異人たちオンラインで映画を見る
異人たち
プロット  イギリス
04月19日 劇場で
胸騒ぎオンラインで映画を見る
胸騒ぎ
プロット  デンマーク・オランダ合作
05月10日 劇場で
ハードボイルド・レシピオンラインで映画を見る
ハードボイルド・レシピ
プロット  日本
04月26日 劇場で
恋するプリテンダーオンラインで映画を見る
恋するプリテンダー
プロット  アメリカ
05月10日 劇場で
エブリワン・ウィル・バーンオンラインで映画を見る
エブリワン・ウィル・バーン
プロット  スペイン
03月08日 劇場で
クラメルカガリオンラインで映画を見る
クラメルカガリ
プロット  日本
04月12日 劇場で
RHEINGOLD ラインゴールドオンラインで映画を見る
RHEINGOLD ラインゴールド
プロット  ドイツ・オランダ・モロッコ・メキシコ合作
03月29日 劇場で
ボンゴマン ジミー・クリフオンラインで映画を見る
ボンゴマン ジミー・クリフ
プロット  西ドイツ・ジャマイカ合作
03月22日 劇場で
見知らぬ人の痛みオンラインで映画を見る
見知らぬ人の痛み
プロット  日本
04月19日 劇場で
大阪カジノオンラインで映画を見る
大阪カジノ
プロット  日本
04月20日 劇場で

パスト ライブス 再会コメント(20)

Etlachamsl
Etlachamsl
《パストライブス》
あのときこうしていたら、と思うのは人の常。あのときも今も、何なら前世すら"そのときの自分"として抱きしめられる。。東洋的な"縁"といわれればさもありなんだが"諦められない"弱さを持つ身としては実に美しい作品でした。人種、文化、アイデンティティを語る単なるラブストーリーではない傑作
最近多い異言語圏が交わる作品が多いが、本作も疑似三角関係の一方が分からない言葉で話し続けるいたたまれなさと、寝言のくだりは秀逸。

"わかり合えないということをわかり合えることだけで幸せ"なのかもしれないですね。

fansvoicejpユーロライブ試写会にて
Ooahncrgep
Ooahncrgep
先行上映を観てきた

入場時にもらったポストカードサイズのカード
使われているのはよく見るのとは異なるショットの画像
そこに書かれているコピー
「ラスト12分、幾千にも重なった切ない涙が溢れだす」
いやいや、そこまでは、、、
そう思っていたし、ラストも割と淡々と観ていた
けれど、本当に突然溢れだした
映画館じゃなければ、もっと溢れだしたと思う

夫であるアーサーの存在、そのキャラ、とてもよい
特に後半、いろんな複雑な想いを、目と表情と佇まいでみせてくる

たびたび出てくるイニョンという言葉
韓国語の文字は인연(因縁という漢字語)、
縁と訳されている
この意味

PAST LIVES、LIFEではなくLIVES、この意味
そして現世もまた過去になる
ふたりの最後の会話
このタイトルの意味

観終わってから、それらが刺さってきて、
エンドロールを見ながら、余韻に浸る
いや、浸るというより、浸らされる
Mdudsantralslne
Mdudsantralslne
故郷での生活を失うこと
心を通わせる異性にすぐ会える生活を失うこと
母国語を失うこと
これらはいづれも悲観的な描き方をされていないが、
ラストの彼女が泣き崩れる描写にて、
現在旦那と送る夫婦生活の幸せを失うことの怖さ
そして今後へソンと会う機会を自らの選択によって失った悲しみ
この描き方のギャップの大きさが凄まじい。

ハッピーエンドと捉えて自分の選択を正当化してしまうことは現実でもあるが、
こうして映像を通してはっきり見えると辛い😂

「好きな男の腕の 中でも 違う男の夢を見る 」byジュディ・オング
まさにこれ。

モラル上言ってはいけないこと、してはいけないことは沢山あるし
本来思ってはいけないこともあるけど、その時の感情は全否定する必要ないし
その感情は(あくまでも)自分自身の中だけで大切にしようと思えた。
Shmopkixgns
Shmopkixgns
とりあえず、この作品への負の膿を出しておくと─、どうせノスタルジックでセンチメンタルな恋物語、だと勝手に決めつけて観賞。それは正しいとは思ったけれど、そこに絡ませる縁とか過程、お国柄とか人間関係などが実に絶妙で、単純な切ない初恋が見事な人生模様に昇華していたという印象で、じんわりと、泣けました。
映像と音楽もまた実によくて、ニューエイジ的な音楽が心地よく響きわたる中に叙情的に差し込まれる映像とかカメラワークがこの作品の世界観を作り出すかのような演出でストーリー全体をも包み込み、まさに感情も感覚も映画の中に取り込まれしまったなぁという─終わってから明るみに出てみて改めてそう思っています。
このタイトルも、なんか実にいい感じかも─。決して後ろ向きではない、そう終幕を迎えて噛み締めました。
全く変化も何もないように見えて、なんかも色々劇的に起こっていたなぁと勝手に妄想─。正直派手さはないと思いますが、実によき作品。
Raoeclegst
Raoeclegst
びっくりするぐらい想像通りで、ラストの展開まで、思った通り。これでなぜアカデミーノミネートなんだ?

もちろん悪い映画ではないのだけど。
二人の勝手さに共感はせず、旦那さんの優しさに泣いてしまった。そういうところはちゃんと胸に刺さりました。

けど、そこまで言うほどかなー。

フツーの作品でした。