aftersun アフターサン

7.4/10
合計10件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   101分
言語   英語
地区   アメリカ
俳優   ポール・メスカル  
劇場で   05月26日 2023
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aftersun アフターサン プロット

父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。

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aftersun アフターサンコメント(7)

Cnfleueowldotlcr
Cnfleueowldotlcr
申し訳ないが今のところ今年のワースト候補かも。
クイーン&ボウイ「Under Pressure」がかかるシーンはよかったけど。
Iohpxnmsgsk
Iohpxnmsgsk
まぶしい太陽の中で、父親のカラムと娘のソフィのやり取りで物語が進んでいきます。
中盤のあるシーンで、カラムの心情が解るようなカラムの顔が映し出されたように感じました。
ラストシーンの背景にも注目したいです。カラムの心情が汲みとれます。
観終わった後、何とも言えない気持ちになり、傑作と感じました。
Fhcgtlosei
Fhcgtlosei
アイデアはなるほどと思うが、結局、この作品は題名のとおりだから何なのと言いたいぐらい単調。娘の視点で父娘の親子トルコ旅はわかるが、何故父だけなの?など疑問だらけの内容。娘の人生の大冒険はわかるのだが。この父親も娘に何をしたかったのか全く伝わらなかった。今年のワースト作品候補。
Hmkpsnxsigo
Hmkpsnxsigo
主人公・ソフィが父親と過ごした夏を振り返るところから始まるストーリーで、その回想はほぼソフィの視点のみで描かれ、ソフィが回想の中で感じていた違和感の正体も、ソフィが回想を始める動機も、回想を終えた胸の内も明確に語られることはない。観客はソフィよりも少ない情報で物語を終えることになる。
劇中の違和感は観客の関心を牽引するものではあるが、その真実を得ることは本作の目的ではないのだろう。夏の空気や、旅行先で冒険したり退屈したり大胆になったりする時間、ティーン手前の娘と父親との距離感などを疑似体験する作品なのではないだろうか。照りつける太陽の眩しさと熱、プールの塩素の匂い、夜の浜辺の空気の重さを想起させるような映像に、夏を疑似体験しているような気分になった。
本作が欧米で人気だったというのも、バカンスシーズンの思い出を持つ人々に強いノスタルジーを感じさせたからかも知れない。
Nhsikmgopxs
Nhsikmgopxs
自分が親と過ごした記憶は、その後の人生で繰り返し蘇るもの。あの時、父はなぜそんなことを言ったのか?なぜそんな表情をしていたのか?子供の目には謎でしかなかった親の言動が、大人になって、何となく理解できることがある。でも、過ぎ去った時間は2度と戻らない。

これが長編デビュー作になる監督、シャーロット・ウェルズの自伝的作品と言われる本作は、父親と娘が互いにカメラを向け合い、撮り合った他愛のないトルコでの夏の映像から、謎めいた父親の姿が浮かび上がる。人目には父親というより兄にも見える若い父親は、表面的には屈託がないが、全裸で夜の海に飛び込んだかと思えば、人知れず号泣することがある。

ウェルズの演出は理由を明確にせず、観客に想像を促す。まるで、一緒にあの夏の日へ、父親と過ごした楽しく、ミステリアスな時間へ飛ぼうと言わんばかりに。

これは、近頃多くなった余白を楽しむべき映画の代表作。見終わった後、気になったショットの意味を誰かと語り合うことで、その楽しさが増幅する映画。そして、親との関係を改めて思い出させる映画。

震える肩の演技で父親の苦悩を表現するポール・メスカルが、さりげなく強烈過ぎてしばらく脳裏から離れない。つくづく俳優のクリエイティビティって凄いと思う。