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グリーンバレットコメント(20)
予算的には潤沢ではないだろう。
そんな中、
最後の最後までシナリオを練る。
おもしろいアイデアを元にしたさまざまなアクションは、入念な準備とリハーサルが必要。
(小回りの利く低予算作品でアドリブも含めて成功する作品例はあるが、本作は大作なみ?のビジョンと準備が必要、演出はそこから始まる。)
どこまで見せると観客は飽きるかも、
コマ単位で編集点を探っているだろう。
他にも作品内に根拠が多数ある。
この作業は予算規模が上がっても、基本的に変わらない。
つまり、
予算規模が一桁はもちろん、
二桁変わっても同じような事ができるであろう事は作品が証明している。
変わってくるのは、
作品の事なんて、
考えてるふりだけの、
プロデューサーたちの、
アホな意見の数々、
予算規模に比例してくるのは、
フォックスハンターよりも、
数も質もたちが悪い。
ガトリング銃を持てるかどうかが、
重要。
DCEU、MCUを撮る事になっても、
国岡は見続けたい。
最強の殺し屋、国岡の次なる舞台は新人研修。そういうタイプじゃないのに…と思いつつ、頼まれたなら仕方ない。6人の新米殺し屋と合宿に行くが…。これがまた波乱の始まり。やる気のない代わり、個性が充満。誰もがお手上げとなりそうなキャラクターが顔を揃える。妙なリアリティを宿す辺りが阪元監督イズムを感じさせるし、ミスマガの6人のディティールや印象を誇張しながら落とし込んだであろう、強烈な個性が漂う。
ストーリー的には少し劣るが、アクションや空気、モキュメンタリーを踏襲したユニバースは健在。仕事としての心構え、適性を踏まえた練習、そして何より、青春を取り戻そうとする合宿への意気込みが湧き上がっている。別にこの仕事を選ばなくても良いとは思う。それでも選んだのだから、その事情と奮闘が滲んでくる所に面白さが宿る。そして、それをちょっと手荒に授ける国岡はやっぱりなんか人間味がして可愛げがある。
主演はミスマガジンのファイナリストに選ばれた6人。もう少しキャラ造形が欲しかったとは思ったが、それぞれの個性を存分に引き上げるモノがあってよかった。観た人はたぶん、推しになるような存在が見つかるはず。私は天野ききさんかな。童顔でツインテール、友達と共同体な感じから自我が芽生えてくる感じが成長に写って良かった。
板尾創路さんや沢口愛華さんを登場させても特別目立ったことをさせないのが何とも上手い。幾らでも広がっていく国岡ユニバースは次にどこへ行くのか。楽しみだ。
撮影現場も楽しかったんだろうな。
忘れてたころにタイトルが出て(かっこよかったな)
あ、最強殺し屋伝説国岡見てたんだって思い出した。
ドキュメンタリータッチでまたいくのなら、板尾さん出さない方が良かったんじゃないかな。
みんなかわいいし、楽しかったからいいか。
ベイビーわるきゅーれの続編も楽しみ。
。
ラスト、瞬殺じゃないじゃーん。
こういう変化球の映画もたまにはいいね、という感じ。