アイ・アム まきもと

7.0/10
合計20件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   104分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   倉持裕
劇場で   09月30日 2022
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アイ・アム まきもと プロット

「舞妓 Haaaan!!!」の水田伸生監督と阿部サダヲが4度目のタッグを組み、2013年製作のイギリス・イタリア合作映画「おみおくりの作法」を原作に描いたヒューマンドラマ。小さな市役所で、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本。故人の思いを大切にするあまり世間のルールより自分の考えを優先してしまい、周囲に迷惑をかけてばかりいた。そんなある日、新任局長・小野口が「おみおくり係」の廃止を決定。身寄りなく他界した老人・蕪木の埋葬が「おみおくり係」での最後の仕事となった牧本は、蕪木の身寄りを探すため彼の友人や知人を訪ね歩き、やがて蕪木の娘・塔子のもとにたどり着く。蕪木の知られざる思いとともに彼の人生をたどるうちに、牧本自身にも少しずつ変化が起こり始める。共演は塔子役の満島ひかりのほか、宇崎竜童、松下洸平、松尾スズキ、宮沢りえ、國村隼ら。

アイ・アム まきもと オンライントレーラープレイ

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アイ・アム まきもとコメント(14)

Kmsxhnsigpo
Kmsxhnsigpo
なるほど。『おみおくりの作法』は日本だとこうなるのか。
当たり前だけどイギリスと日本人では墓地からして違う。
でも、物語の核となる部分は同じように響いてきて、同じシーンで号泣しました。

『おみおくりの作法』は最低限に削ぎ落とされた物語がエディ・マーサンの繊細な演技で豊かに紡がれていましたが、
『アイ・アムまきもと』はそこに、現代社会が取り組むべき問題が加えられていたように感じました。
尺は13分しか違わないのに盛り沢山。
阿部サダヲが主人公を演じることでテンポアップしたのと、取り巻く人々の名演技でコンパクトに収まった気がします。

主人公は寡黙で内向的な男ではなく “言葉のニュアンスを読み取るのが苦手” な人物です。
「一人一人が“個性”を活かして安心安全に社会参加できる世の中」が裏テーマだったと感じます。
おみおくり係の物語ですから孤独死問題はもちろん、生産性重視で人間を労働力として扱っていた問題も描かれていました。

名優たちの演技が光る見事な掛け合い。
ニュアンスが伝わらないズレが、笑いとして昇華します。
(阿部サダヲ×松尾スズキ)
醸し出す雰囲気で察して、目だけで分かり合えるシーンの素晴らしさ!
(満島ひかり×宮沢りえ)
もちろん國村さんは最高です。

ほとんどセリフでは語らないラストの展開が胸を締め付けます。
一人の人間が生きて死ぬということ。
疎かに扱われて良い人間など一人もいない。

エンディングテーマの歌声も静かな余韻として心に響きました。

▼余談
引き取り手の無い遺骨が増える問題は『川っぺりムコリッタ』でも取り上げられていましたが、市役所と警察の連携の部分は『アイ・アムまきもと』で始めて知りました。
両方の映画に満島ひかりさんが出演されていることにも驚き。
『おみおくりの作法』の原題は『Still Life』ですが、リメイクタイトルが『アイ・アムまきもと』なのは労働者問題を追加したことで『わたしは、ダニエル・ブレイク(I, Daniel Blake)』をリスペクトしたように感じました。
Psohsiknxgm
Psohsiknxgm
試写会で見ました。
変わり者[まきもと]たった一人の
市役所孤独死対応部署のお話。

変わり者が勝手に動きまわって
騒動になるパターン
かと思いきや、そうでもない。

こういうテーマだから
どうしても暗い感じになるけど
[まきもと]の変わり者っぷりが
そうはさせない。
静かなトーンではあるけど
辛くならない、ある種ほのぼのした感じ。

このお話、どう終わらせるのか
と思って見てて
衝撃の展開からの
「まきもと!良かったね!」
とい言いたくなる結末。

ツッコミどころがまったく無い。
ある種完璧!
名作誕生か⁈
Feppeluohlh
Feppeluohlh
試写会で見せてもらってきた。
キャスト豪華だし、それが楽しみだな〜っていうモチベーションで見に行ったら、期待を上回ってきた感じで、良かった。ラストが全く予想してなかった展開なので、ちょっと衝撃でショック。でも、それがあることによって、ああ、いつの間にかまきもとの人柄を愛しく感じて見てたんだなぁ自分は、と気付かされ、また鑑賞後感の良さにも繋がっている気がした。
ちょくちょく挟まれる面白い会話とか笑えるシーンとかも全然わざとらしくなくて、その塩梅もすごく心地よかった。私は、でんでんさんと阿部さんの納骨のシーンがツボすぎて、普通に笑い堪えるのに必死だった。あそこまで映画館で映画見てる時に笑い堪えたの初めてかも笑。
この作品の前に見たタングにも出てたから印象付いたっていうのもあるかもだけども、2作品見て、満島ひかりさんいいなって今更ながらすぎるけど思った。見終わってもう何日も経つけど、満島さんのあの泣きの演技がまだかなり鮮明な画として頭に焼き付いてる。よかったな、ほんとに。
松下さんはいつも演じてることが多い穏やかな好青年とは違うトゲトゲしたキャラっていうギャップに最初ちょっとびっくりした。けど、最終的に映画を見ている側に一番近いスタンスの役だったと気づいて、いいキャラだったなという結論に自然となってた。まきもとのマイペースすぎなところにいつもイライラしてしまうけど、結局はまきもとの人柄とか一生懸命さとかに惹かれてしまっている、みたいな。
Aapuksolrp
Aapuksolrp
この作品も試写会で鑑賞。最近、妙に試写会づいている。(^^;)
水田伸生監督、阿部サダヲ主演の4度目のタッグ。
今回は孤独死した人の最期を見取る庄内市役所"
おみおくり課"職員、牧本壮の物語。
最初はあまりにも淡々と進行して行くので、少し凡庸に感じてしまうが、"最後の仕事"蕪木の過去を辿る辺りから物語は少しずつ回っていって、終盤はまさかまさかの展開に。
ただ、ええっ、と思いながらも最後は救われた気になった。
(予告編で松下洸平君の「まきもとさんの粘り勝ちですよ。」が何故台詞だけだったのか、本編を観て納得した。)
やはり阿部サダヲと言う役者はこの手のクセの強いキャラを演じさせれば流石の芝居を見せる。
周りを固めるキャストも素晴らしく、故人役なので台詞はないが、蕪木役の宇崎竜童氏の存在感が際立った。(エンディングで歌う"Over The Rainbow"も心に沁みた。)
派手さは無いが、何処か心の琴線に触れる佳作だと感じた。
Onokbrciog
Onokbrciog
完成披露試写会にて

舞台挨拶楽しかった。 阿部サダ面白すぎるし、松下洸平 も場を盛り上げて頑張ってた。

孤独死がテーマだけど、真面目過ぎるまきもとさんが面白くてクスッと笑える。だけど・・・ちょっと衝撃な展開でした。