エルヴィス プロット

「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルビス・プレスリーの人生を、「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマン監督のメガホンで映画化。スターとして人気絶頂のなか若くして謎の死を遂げたプレスリーの物語を、「監獄ロック」など誰もが一度は耳にしたことのある名曲の数々にのせて描いていく。ザ・ビートルズやクイーンなど後に続く多くのアーティストたちに影響を与え、「世界で最も売れたソロアーティスト」としてギネス認定もされているエルビス・プレスリー。腰を小刻みに揺らし、つま先立ちする独特でセクシーなダンスを交えたパフォーマンスでロックを熱唱するエルビスの姿に、女性客を中心とした若者たちは興奮し、小さなライブハウスから始まった熱狂はたちまち全米に広がっていった。しかし、瞬く間にスターとなった一方で、保守的な価値観しか受け入れられなかった時代に、ブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスは世間から非難を浴びてしまう。やがて故郷メンフィスのラスウッド・パークスタジアムでライブを行うことになったエルビスだったが、会場は警察に監視され、強欲なマネージャーのトム・パーカーは、逮捕を恐れてエルビスらしいパフォーマンスを阻止しようとする。それでも自分の心に素直に従ったエルビスのライブはさらなる熱狂を生み、語り継がれるライブのひとつとなるが……。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などに出演したオースティン・バトラーがエルビス・プレスリー役に抜てきされ、マネージャーのトム・パーカーを名優トム・ハンクスが演じる。

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エルヴィスコメント(17)

Nkxspsghomi
Nkxspsghomi
試写会で拝見。

華やかなショーの世界のドロドロした裏側を描くのは、さすが『華麗なるギャツビー』のバズ・ラーマン監督。
プレスリーの幼少期(1949〜1950)と、デビューの1955〜亡くなる1977年の、政治、世相、風族を映すアメリカ史の側面もありつつ。

歌のシーンはかなりのパフォーマンス。
自分はジャケットなどの写真ではともかく、動きある映像では、薬漬けでブヨブヨ中年のビジュアルでしかプレスリーを知らなかったので、若い頃のイメージで配役されたであろうオースティン・バトラーがどれだけ似ているかはわからないものの。

元マネージャーのトム・パーカーの回想の形で物語は進む中で、トム・ハンクスの怪演が濃すぎる。
だから、歌やステージはともかく、あまりプレスリー個人のパーソナリティが記憶に残らないのだ。
主役はトム・ハンクスだと思いました。

ただし、最後の最後にプレスリーの生前のライブ画像がそのまま使われていて、そのトム・ハンクスも薄まるほど、すべてを持ってっちゃうんですよ。
本物の迫力に勝るものなし。
Fiaeulepulteabs
Fiaeulepulteabs
ネタバレ! クリックして本文を読む
I sure lost my musical direction in Hollywood. My songs were the
same conveyer belt mass production, just like most of my movies
were.
Elvis Presley

両極性を示す、そして対極にある二つの星があるなら、一つはオランダ生まれの殺人指名手配犯にしてインプレサリオの反面、"Financial abuse(経済的虐待)" による経済的な境遇の面で人に苦痛を与えるビランとして邪悪な者とされる人と...
もう一つの星"King of Rock and Roll" とも " the best-selling solo music artist of all time by Guinness World Records. " や " one of the most significant cultural figures of the 20th century." と呼ばれ、不世出のミュージシャンでもアメリカの南部の片田舎町出自の人としたら二つの星を比べるのは徒労に終わり、その愚かさに気が付くかもしれない。

エルビスが黒人ミュージシャンによって作られた音楽をただ流用したのか、それとも彼が彼らの音楽に真摯に向き合い、そして正直に惹かれたのかは、長い間議論されてきている。

2010年に友人の一人であるブルースの王BBキングのインタビューから「エルビス、その男に人種差別は一滴もありませんでした。」と彼が言うようにエルビスが人種差別とは程遠い位置にいて彼との親交が分かるようにこの映画ではその事の一部が紹介されていることから彼のバイオピックとしては、いくつかの出来事を忠実に再現したにもかかわらず、他の出来事において部分的または完全に不誠実で不正確に描かれている。
ミラーホール内の見本市会場や、パーカー大佐とエルビスとの間の観覧車での会話は、二人に同じように決して起こらない明らかに脚色され過ぎたことで、その演出の嫌らしさがさらにエルビスがパーカーの借金とダーティ・ビジネスを見つけた時、インターナショナルホテルでのライブコンサート中にパーカーを解雇したことは事実とは異なりフェイクと言えるものとなっている。
それとアメリカ生まれのベーコン、ピーナッツバター、さらにスライス・バナナをサンドしたお菓子感覚でも食べられるハイパー・ハイカロリー・サンドイッチ、通称「エルビスサンド」そして「デビルズ・サンド」の別名「エルビス殺し」の異名を持つ食べ物がこの映画には出てこなかったのは? 暗いだけのつまらない人種差別主義国出身の自己顕示欲だけの美的感覚しか持ち合わせていないバズ・ラーマンだけのことがあり、描き方や撮影方法、場面展開中に時代などのテロップを入れるオーソドックスさはショウモナイ最近のミュージック・ビデオ風映画の共通点と言える。

Elvis Presley: I'm gonna be forty soon, and nobody's gonna remember
me. オースティン・バトラーのセリフより
タランティーノ監督の 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でマンソン・ファミリーの一員として役割を果たした俳優が、プレスリーのバイオピックで実際に歌っているのかどうかについては、ボイストレーニングを受けた歌手ではない俳優をフィーチャーしたスクリーンミュージカルでますます一般的になっているテクニックの一つ、本人の歌声とプロの歌手の歌声を高性能ミキシング機器による、平たく言えば合唱となっている。それはずいぶん前からあり、アイデアマンの ウォルター・ヒル監督が製作した『ストリート・オブ・ファイヤー』の最後にヒロインのエレナを演じたダイアン・レインが熱唱する♪Tonight Is What It Means To Be Young の場面では実はボーカルはローリー・サージャント、ホーリー・シャーウッド、ロリー・ドッドの3人の女性の声を合成したことで音域があり、しかも伸びやかでラストの大団円には欠かせない迫力のある歌声となっている。それと最近ではラミ・マレックによる『ボヘミアン・ラプソディ』でのフレディ・マーキュリーは、マーキュリーのレコーディング音声とカナダの歌手マーク・マーテルの歌声を融合させたものとされている。

Tom Hanks’ Col. Parker, who’s just suffered a heart attack and
announces that he’s going to tell us the real story of the boy he
turned into a star. “Without me,” he says, “there would be
no Elvis Presley.”
エルビスのモデルとなったのは彼自身ではなくオリバー・ストーン監督のJFKであり、出生証明書もなく、もちろんパスポートも持っていないオランダ移民の北米では旅行中のカーニバルの従業員に使用される非公式な言葉、元カーニーと呼ばれ、トム・ハンクスによって演じられたパーカーが悲惨なミスキャストの原因となった歪で日本人にはわからない彼のしゃべる奇妙なアクセントが『スターウォーズ』のワトーに似ていて、その存在感と話す言葉やラテックスでできたグロテスクな顔面を張り合わせた仮面から「スー・ハー、スー・ハー」としか聞こえないダース・ベイダー的ビランのおぞましさも感じる。
彼が最初に名声を博して以来、エルビスはしばしば自分よりもはるかに大きなものの寓話としてロックンロールの社会革命、思春期のセクシュアリティの新たに危険な挑戦への黒人文化の白人が許容して入り混じることで、ほんの数例を挙げると、特にアメリカ人の自己形成と自己破壊の連続的想像性における生と死の中で、彼はシンボルという枠組みにはめ込まれてしまっている。

Ginger later revealed she warned him not to fall asleep in the toilet
and Elvis' last ever words were, "I won't."
エルビスの最後の言葉が載っていたので... フィアンセで女優でもあったジンジャー・オールデンが彼のその言葉を聞いていた。

Don’t criticize what you don’t understand, son. You never walked
in that man’s shoes. ― エルビスが口癖のように言っていた言葉として

F・スコット・フィッツジェラルドの文学的評判を破壊した『華麗なるギャツビー』のごちゃごちゃした詰め込み過ぎのバージョンと、ジョン・ヒューストンのアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック様式の『ムーラン・ルージュ(赤い風車)』の笑いながら見当違いのパロディーとして、死刑制度を中止していたのに機関砲で死刑を行うタイの人を人でないように描いた『バンコック・ヒルトン』にご出演で悲惨なミスキャストのニコールキッドマンはフランス人もびっくりする英語の笑えない演技をしていたけど...

それでもこの映画としたら... 好みの場面は一つぐらいはある。
亡くなる6週間前に収められたピアノの前に座って、壮大で心に響くバージョンの♪Unchained Melodyを歌っているシーンにそれが現れている。バトラーが人工物のラテックスの仮面を被っていると思い込んだ、その次の瞬間、ひと呼吸をおいて本物の実写映像と気付くまでは、彼が死の直前のエルビスによく似ていると思えるところかもしれない。
Aesvvlneeieepx
Aesvvlneeieepx
試写会にて鑑賞。

元々監督のバス・ラーマンの作品が好きで、今作も場面転換や挿入歌、彩色などバスらしさが満載で心が躍った。

エルヴィス役のオースティン・バトラーも歌声も見た目もそのままエルヴィスだった。

トム・ハンクスの演技は言わずとも素晴らしく、なんとも言えない嫌らしさが絶妙。

衣装も素敵なので注目必須。
Tcokatrtsah
Tcokatrtsah
もっと面白く出来ただろう!
って思いながら観てました。

俳優はすごく良かったと思いましたが
演出、選曲にセンスが感じられなかった

YouTubeで観れるエルヴィスよりカッコいいエルヴィスは観れなかったかな(後半ほど似てくる感じでした)

実は4時間バージョンもある!なんてニュースを見ましたが、映画館では観れないと思いました。
Blu-rayの特典でみれたら嬉しいかな
Potcaelurfs
Potcaelurfs
僕が外国のポップミュージックに興味を持ち始めた頃(小学校高学年だよ)、かつてスーパースターだったエルヴィスが「サスピシャスマインド」「この胸のときめきを」(これは日本でも大ヒットした)とヒット曲を連発し復活を遂げ、さらにラスベガスのライブ「エルヴィスオンステージ」のド派手な衣装とパフォーマンスで大絶賛を浴び、まさにロックミュージックの生きる伝説となったところでした。しかし、この復活も何年かするとドーナツの食べ過ぎ(都市伝説?)による肥満が噂され若くして亡くなってしまった。これが僕のリアルなエルヴィス体験である。
この頃僕はマーヴィン・ゲイ、テンプテーションズ、ジャクソン5が好きになり、特にエルヴィスには興味はなかったのだが、黒人音楽を取り入れて人気を得たということは知っていた。模倣?流用?なんて思っていたが、エルヴィスの音楽は単なる模倣ではなく、その出自から始まり心からのブラックミュージックへの愛情から来たものだということがわかりすごーく感激してしまった。
当局からエルヴィスの黒人的なパフォーマンス(白人を貶める、性的で猥褻などという戯言)を止められたにもかかわらず、友人であるブルースの神様B.B.キングの助言もあり、自らのスタイルを貫き通し逮捕された下りでは不覚にも涙がこぼれてしまった。エルヴィスって凄いんだ(何を今さら)。
エルヴィスが世間に見つかってしまった冒頭のステージ、自らの思いを貫き禁じられたダンスパフォーマンスをするステージ、低迷から復活を遂げたステージ、この3つのステージ(そこに至った背景とオーディエンスの熱狂ぶりを含む)を観られただけで星5つ、大満足である(-0.5は終盤のマネージャーとのごたごた)。リトル・リチャードみたいな歌手(あの人リトル・リチャードだよね)が出てたのも感動もん。50年代のブラックミュージックを感じられたのも良かった。観て良かったなあ。エルヴィスをもう一度聞き直してみよう。
映画「ボヘミアン・ラプソディー」もそうだったけど史実を弄っているのだろうが、野暮なことは言うまい。観るものを感動させるラーマン監督の手腕を褒めておこう。

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