アネット

6.8/10
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アネット プロット

「ポンヌフの恋人」「汚れた血」などの鬼才レオス・カラックスが、「マリッジ・ストーリー」のアダム・ドライバーと「エディット・ピアフ
愛の讃歌」のマリオン・コティヤールを主演に迎えたロック・オペラ・ミュージカル。ロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップバンド「スパークス」がストーリー仕立てのスタジオアルバムとして構築していた物語を原案に、映画全編を歌で語り、全ての歌をライブで収録した。スタンダップコメディアンのヘンリーと一流オペラ歌手のアン、その2人の間に生まれたアネットが繰り広げるダークなおとぎ話を、カラックス監督ならではの映像美で描き出す。ドライバーがプロデュースも手がけた。2021年・第74回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。

アネット オンライントレーラープレイ

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アネットコメント(5)

Kfnikrceiog
Kfnikrceiog
紛れもなく奇妙な映画。第四の壁を破るOPから、おぼろげになる現実と演劇の境界線。喜怒哀楽入り乱れる感情の荒々しさを表現したメロドラマ的ロック・オペラが魅力だが、本作の出色は何といってもダークでシュールなキャラ像を演じ切ったアダム・ドライバーの引力にあると感じた。
Psihmskngox
Psihmskngox
ネタバレ! クリックして本文を読む
先日の映画でもレビューに載せていたティム・バートンが日本の劇画『舞(英語題:Mai The Psychic Girl)』を製作する企画を彼は実行に移そうとしていたけどそれには至らなかったらしい... でもしかし、ロンとラッセルのメイル兄弟がそれを原案に構築することに...

We had a general discussion very early on with Leos on our shared
view of what a modern movie musical should be. One thing we
both believed was that the characters should be utterly sincere in
their dialogue. It shouldn’t be kitschy, with them winking at the
audience. When characters are saying something, they’re really
saying it. It sounds old fashioned, but what I think is off-putting
about some musicals is that you feel it’s all a laugh. Not in the
sense of it being funny, but just that ‘we’re putting on a show’.
We prefer the real sincerity and intensity of the characters. This
was something that Leos really felt as well. Leos hasn’t done an
incredible amount of films, but he really focuses on each one. and
each of his films has a musical segment in it that is incredible.
いつもなら、高名であればあるほどその作家の失敗はそれがどのように概念的で抽象的に失敗するかという点で興味深いことがある。
ミニマリストスタイルのスティーヴ・ライヒの曲を聞けばその繰り返しの音楽は、一つのフレーズやリズムを繰り返す音楽で、その体系は色々なミュージシャンに影響を与え、現代のテクノミュージックもその延長として生まれていて本作でも音の高さ、リズム、音色はほとんどは共時性を感じる。
フィリップ・グラス作曲によるガンジーを描いたオペラとコンテンポラリー・サーカスの融合劇『サチャグラハ』のように厳しく言えば魅了されはしない。
理由としては、台本が単純化されたならそこで登場し使われる言葉やフレーズは同じように繰り返しても意味は持たず、しかも深くはならない。

それでも映画の主人公を演じた "The Ape of God" としてのスタンドアップ・コメディアンのダイバーによる力強いパフォーマンスがいくつかあったけれども、彼らの演技を支えるだけのダイアログとシナリオは成立するのを拒み、そのことがコティヤールの伸びのある歌声をもってしてもそれを補うには至ってはいなかった。それはアリアの狭小的で範囲が狭められた為で彼女のキャラクターのキャリアを示すオペラの断片は別の人間にすり替えられてもいる。

人形のアネットは、欲望と罪悪感の象徴と同時に不気味なのに彼女には秘めたる愛情があふれていた。それは映画製作者には救いであったものが、そして生き生きとしたライブ感のある俳優が最終シーンへと没入する時、キャラクターはよりリアルで恐ろしいほど信用ができるようになるほど突然明らかとなる。

彼女アネットの両親の人道主義者の偽り感を描くあたりこの映画製作者は思ったよりもアンチと思っていたものが限りなくヒューマニストに近いのかもしれない。
素晴らしいシネマトグラフィーとデザイン性があり、第四の壁をいとも簡単に崩すあたりは、監督の冴えでもあり、その事の一つが難破船のシーケンスで表現され、METライブビューイングに近いものも感じるかもしれない。

しかしながら、このスパークス原案によるミュージカルは、単なるミソジニーの物語ではなく、あらゆるレベルで彼のミソジニーを再現するものなっている。だから辛口の言い方をすれば、製作者側が敢えてそれを知りながら社会のスウセイに逆らうような演出とスレッドの中身のなさが示すようにそれが強調され過ぎている為に映画を観る立場の稚拙な考えの人間からすれば面白くも可笑しくも何にも無くなる映画に映ってしまう。
Mhkxpgssion
Mhkxpgssion
残念ながら自分にはマッチしませんでした。
性格的にアメリカンコメディが合わないのが一つ。
それを皮肉的に失笑を表現しているパートが長い。
一体何を見せられているんだろうというベイビーシーンに
全体としても内容に対して2時間20分は長すぎ。
アダム・ドライバーの挑戦には敬意を表したい。
あと古舘寛治さんが唐突に居てびっくりしました。
Releafnbutailu
Releafnbutailu
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レオス・カラックスという、ある意味で観客に対して傲慢極まりない監督の最新作。かつてサブカル的に大ヒットした「ポンヌフの恋人」がロングランした渋谷のユーロで試写があるのも因縁か。場所は変わったけどね。
ともあれ、マゾヒスティックにポンヌフを褒めそやした日本のシネフィルたちは、その後もカラックス(の新作にして最高傑作という惹句)に翻弄され続けて、今日に至る。と言ってよいだろう。カラックス作品は僕たちが愛して止まない「単館系」の夢であり象徴なのだから。
しかし、今回はハリウッドのアカデミー俳優でロックミュージカル!全編が「シェルブールの雨傘」のように歌い続ける?そりゃ無理があるだろう!何なんだコレは?ドニ・ラヴァンが哲学的に右往左往するのじゃないのか?そうなれば、ぜひ目撃者にならねばいけない。その結果が大いなる失望であろうとも、140分をカラックスに捧げよう。だって、僕だってマゾヒスティックなシネフィルなのだから。
ファーストインプレッションで語るべき事のメモ。タイトルロールのマネットの描写。エンドロールのカーテンコール。シェイクスピア的な、ギリシア悲劇的な、宿命と欲望のホラーサスペンスに後半は変貌する。そしてクライマックスのデュエットはミュージカル映画史に残るインパクトがある。
Tdleocsicexe
Tdleocsicexe
甘々なラブストーリー。。なわけないよね。。

オープニングからエンドロールまでが、一つの物語。。

これは面白いな。

中半位からどんどん引き込まれます。

子役のアネット、凄い子だな。

私は満足しましたよ。