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ドリームプランコメント(20)
原題は、キングリチャード。
そう、ビーナス、セリーナ ウィリアムズを育てた、テニス未経験のお父さんだ。ウィルスミスが演じる。
カルフォルニア州コンプトンは、ギャングも多い犯罪都市だ。そこから脱したい!テニスプレイヤーにする計画を立てる。ビジネスの世界とスポーツの世界。アメリカだな。初めて彼女たちを観た時、うっそ!黒人だぜ!って、そっかこんなプランがあったんだって納得。
テニスは、マルチナヒンギスなどの白人のスポーツ。
しかし、熱血なスポーツでもある。ビーナス、セリーナのパワフルなプレイに魅了される。
シンデレラから謙虚さやマナーを学ばせるのもユニークだ。よかった
いい作品である!
ウィル・スミスが扮する主人公は❝テニス未経験❞にも関わらずテレビで「優勝したテニス選手が4万ドルの賞金を受け取る姿」を見たことで、自分の子供をテニスの世界チャンピオンにしようと考える、という初期設定から強烈です。
そして本などで知識を得ながら、子供が生まれる前に「世界王者にする78ページの計画書」(ドリームプラン)を独学で作り、その計画書に基づき娘2人にテニスの特訓。
ただ、黒人ということもあり、練習さえままならない劣悪な環境まであります。
さらに、お金もコネもなく有名なコーチらに連絡し「娘に才能があるから無料でコーチしてほしい」と無謀なお願いをせざるを得ないなど「絵に描いたような逆境」です。
ところが最終的には2人の娘が世界チャンピオンに…!
まさに、「何が起こった?!」の世界ですが、そんなあり得ないような物語を「実話」という強みを最大限に活かして埋めてくれているのです。
しかもスポーツ映画ならではの迫力もあり、特にテニスシーンは圧巻で引き込まれます。
加えて、ウィル・スミス扮する父親は、世の中の常識的な手法とは違う「独自の考え」を頑なに守るなど端々から「信念の強さ」が感じられ、文字通りアカデミー賞級で演じ切るなど、演技の面からもリアリティーがありました。
現実離れした様々な設定を見事なまでに違和感なく1本の映画としてまとめることに成功しているため、非常に興味深く面白い映画に仕上がっています。
家族の絆や、信じる強さが巻き起こす信じ難い「奇跡」を体感できる作品は、本作以上はなかなか難しいのかもしれません。
予告編に「二人が産まれる前からその為のプランを作ってた」って台詞が流れてて、ある意味虐待を肯定する感じだったら嫌だなーと思って観たら、その真逆も真逆だった
一握りのスター選手を輩出する育成システムって、裏を返せば、親の期待を背負った子供たちを食い物にして成り立ってるところあるから、才能一本勝負で突き進んだ親と子はその夢が破れたときに取り返しのつかない状態に陥りかねない
お父さんそこ憂慮してて、姉妹に良いコーチをつけることには妥協しないけど、既存のキャリアパスにのせることには断固反対する
でも世の中一般は、そんな出来上がってるシステムをまず是として捉えるから、そこからはみ出しちゃってるお父さんをエキセントリックな人として見ちゃう
原題は『King Richard』
多分アメリカの人は昔、このお父さんが面白おかしくテレビで取り上げられるのを見てたんだと思う、でもその家庭には、これだけの思慮と愛情があったんだ、ってことへの驚きと畏れの結果がアカデミー賞6部門ノミネートなんだろう
そこ肌感覚ないことを差し引いたって充分素晴らしい
人種差別、成功のその先を観る父の愛、先を行く人の迷い、強さ…。アカデミー賞ノミネート作品だとミーハーな気持ちで行きましたが観てよかったです!!
姉妹の素直さとファイターには驚かされるが、
あの詐欺師のような親父だけを見ていると好きにはなれない。
とってもいい映画なんだけど姉妹の素晴らしさに、
どうにも胡散臭い親父がある。
そう、それは彼の出処なんだ。
人種差別のど真ん中で育ったことがこの物語の全てなんだ。
そんな中から出てきたのがドリームプランなんだから、テニス優秀選手育成プランではないということ。
そしてそんな歪んだプランをサポートするのか信仰に篤い妻なのだ。
アメリカの星一徹の話ではないところにこの映画の厚みがあるが、
現在進行形で彼女達はさらに凄いのだから恐れ入ります。