ユンヒへ

6.6/10
合計12件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   105分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   イム・デヒョン
劇場で   01月07日 2022
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ユンヒへ プロット

北海道・小樽の美しい冬景色を背景に、2人の女性が心の奥に封じてきた恋の記憶をミステリアスに紡いだラブストーリー。韓国の地方都市で高校生の娘と暮らすシングルマザーのユンヒの元に、小樽で暮らす友人ジュンから1通の手紙が届く。20年以上も連絡を絶っていたユンヒとジュンには、互いの家族にも明かしていない秘密があった。手紙を盗み見てしまったユンヒの娘セボムは、そこに自分の知らない母の姿を見つけ、ジュンに会うことを決意。ユンヒはセボムに強引に誘われ、小樽へと旅立つ。主人公ユンヒを「優しい嘘」のキム・ヒエ、ジュンを「ストロベリーショートケイクス」の中村優子、ユンヒの娘セボムを元「I.O.I」のキム・ソヘが演じた。監督は本作が長編2作目となる新鋭イム・デヒョン。2020年・第41回青龍映画賞で最優秀監督賞・脚本賞、2019年・第24回釜山国際映画祭でクィアカメリア賞を受賞した。

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ユンヒへコメント(1)

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ネタバレ! クリックして本文を読む
In my stories, the most important thing is we don’t know each
other,  it’s hard to understand even your partner. Sometimes
people think of their partner, ‘It’s mine, she’s mine, he’s mine.
Everything. I’m him, I’m her.’ That’s what the heroine thought
when she loses her partner, and then she finds another woman’s
letters, and she gradually sees memories she never knew. It’s a
way of seeing her fiancé again.(Film Commentに寄せられた5年前のインタビュー記事より)
手紙と小樽の関連性と他の作品との共時性から、ふとある監督の事を想い出さずには... 雪解けとともにプラトニズムの理想形は、映画が持つ社会や人間関係から何らかの形で精神的に切り離されたキャラクターを中心に彼らの物語が展開するにつれて、彼らが痛みと喪失を経験するにつれて、バラード風の性格を示しており、さらに新しい時代への自由な感情表現の傾向を示す情的なポップとクラッシックをミックスしたフィルム・スコアと共に残酷さと絶望への不快なトーンの中には"目を背けたくなる現実をしっかり描く" マルチメディアとの叙事詩的映画スタイルを貫いていた。彼の映画が韓国で上映されるまでは日本の名立たる巨匠と呼ばれる人でも2週間で打ち切りの憂き目にあっていたが、彼の映画が初めてロングランされ、雪景色の素晴らしいさが韓国と日本の障壁を反語のメタファーとして溶かすとまで言われていたのを想いだす...あれから36年が過ぎたとは? あまり映画とは関係が無いけど... 何か?

昔、南の島で働いていた時、あたしが月を眺めていたら友人が「そんなに眺めていたら、ダメだよ」って最初は何かの冗談かと思っていたけど、その彼が言うには月は人を狂わせると昔から言われているらしい。それは英語で狂気や狂った人の事を「Lunatic(ルナティック)」と言い、ラテン語の月を意味する「Lunar(ルナ)」を語源としている概念として知ることに...
この映画でも月明かりに照らされた冬という寒さが月に受け入れられ、人生のモチベーションをより現実的に引き上げられる様子が氷に覆われた世界に月の姿から生命の光が差し込むほどに月の光を通して希望を与える自然の法則に従い、寒さでさえ平和なものに変わることができるという人生の本当のメッセージを理解できる前出の "プラトニズムの理想形" へと変貌を遂げようとする。

肉体に惹かれる愛よりも精神に惹かれる愛の方が優れていることや、美を心の目(イデア)で愛を説いた古代ギリシャの哲学者から由来したプラトニックやコンプレックスや欠点、短所を抱える自分、失敗だらけの自分、ネガティブの自分を、そのまま肯定し、ありのままに受け入れる自己受容を愛というやるせないことが韓国の時代背景と社会的圧力を感じさせる映画として...

スレッドとしては一見暗くて憂鬱になりがちなところをユンヒの娘セボムの母親が自分の事を知らないと思っていたのに母親の愛情を知ったシナリオに見られるようにヤングアダルトの陽気さがこの作品を救い、木野花さん演じるジュンの叔母マサコの包み込む優しさにも表れている。

余談として... 「月」という意味の韓国語には「달タル」と「월ウォル」の2つがあるそうで、日本語の訓読みで「つき」と発音する場合は「달タル」、「ガツ」「ゲツ」など音読みで発音する単語は基本的に「월ウォル」と言うらしい。そこで思い出したのがヒュージョン時代劇で主人公の女性の名前が "ウォル"だったことを... この映画では猫ちゃんの名前って?

手紙にまつわる映画としては『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョン主演映画『イルマーレ(原題:時越愛)』や『スピード』以来の共演となるサンドラ・ブロックとキアヌ・リーヴスによるリメイク版なんかもあったけど個人的には本作に対してはあまり受け付けない部分、特に意味があるにしても二人の女優さんが絶えずタバコをふかすのをみているとチェーン・スモーカーがメンタルヘルスに悪影響があることを思い出してしまい気分はあまり良くないので見る意欲がトーンダウンしてしまう⁉ 失礼、個人的なことで...?