ロスト・ボディ 消失 プロット

「EVA エヴァ」で注目を集めたスペインのキケ・マイーヨ監督が、ベルギーの作家アメリ・ノートンのベストセラー小説を映画化したサイコサスペンス。飛行機に乗り遅れ、自ら設計した空港で立ち往生してしまった建築家の男性。見知らぬ若い女性に声を掛けられた彼は、殺人や犯罪にまつわる奇妙な話を聞かされる。その話は、やがて建築家自身の秘密を暴き出していく。「COLD WAR あの歌、2つの心」のトマシュ・コットが主演を務め、「おもかげ」のマルタ・ニエト、「エイリアン4」のドミニク・ピノンが共演。「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」(2021年10月29日~11月11日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)上映作品。

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ロスト・ボディ 消失コメント(3)

Pebhlfelkau
Pebhlfelkau
愛する人を忘れられない完璧主義者の建築家の男が、暗い過去を抱えるというウザ絡み女子と展開していく物語。

序盤はとにかくツッコミ所満載!!

さっさと警備員呼べば良いのにそれもせず、逃げりゃあ良いのにトイレに籠るし、そもそも無視すりゃあ良いでしょ・・・。

といった具合に、とにかく枚挙にいとまがないが、主人公が何だかんだ小娘の相手をし続ける理由は後半判明することに。

まどろっこしさはあるものの、小娘の話の続きは気になるし、思いの外退屈しない展開。

こりゃあもうオチが読めた!と言った流れからももう一展開あり、唯一引っ掛かった時系列の疑問も、ある意味なるほど、といった感じ。

何でもありと言えばそうだけど、最後はハラハラさせられ、逆転につぐ逆転の、文字通り「泥」試合は中々面白かった。

・・・でも、このオチだと結局全部この人1人の・・・ってことだし、何も無かったし何も残らなかったし・・・ってのはちょっと思ってしまった。
Inxpksshgom
Inxpksshgom
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There are no beautiful surfaces without a terrible depth.
性的な接触などによってうつる細菌感染症で亡くなった実存主義のニーチェさんは、こんな粋な言葉を残しているけど、この映画の英語題名の『A Perfect Enemy』が誰なのかも表現している引用句がある。  それは...

The worst enemy you can meet will always be ・・・・・.   (・・・・)で隠された文字はこの映画の本質であるメインテーマなのでここでは明らかにはできない。   失礼
「あなたが出会う最悪の敵は、いつも・・・・・である。」 TV番組でも取り上げられた名言になり、人は心理面について言えば、振る舞いとして心の器を大きく持ち、小さなことに動じないようにする人の規範となる教訓として受け止めることができる。

冒頭から他の映画ではあまりお目にかかれないオープニング・クレジットでのイメージ映像が"芸術療法"で見られるような何かがうごめく流動的で抽象的なライト・ターコイスブルーの画面が言葉の表現の域を超えている。しかも、おぞましいのか? うがって、美しいのか? 判断が鈍る⁉

主人公の完璧主義者アンガストの講演でのラインより...
What we call architecture, it’s really the business of designing for
the wealthiest 1% of the population. It’s not only wrong, in terms
of social justice, it’s also a clumsy business strategy...
高名なうえ斬新なデザインで世界を一歩リードする建築家のアンガストがテッドスタイルの講演が伸びた為に空港へ急いている。そこに雨の中、同乗を願う一人の女性が現れる。キャバくてコケティッシュな彼女に同乗を許してしまう彼...
彼らが向かう映画の舞台になる空港のジオラマにはアンガストの名がプレートに刻まれている意味が ソリッドシチュエーションの重要な伏線となっている。

Angust: Who are you?
Texel: I'm Texel. Texel Textor and I'm Dutch. (作中、何度も繰り返す)
この映画『ロスト・ボディ 消失』の多くは空港での会話で構成されているので、スレッドに多くのアクションがあることを期待できない。その代わり、ストーカーとして「猫とネズミ」の関係のように魅力的で活発な物怖じを知らない若いテクセルのゲームと称する彼女の私的な、いかにも作られた話をノンリニアーで時系列に関係しないフラッシュバックの場面をテクセルと一緒になってアンガストは目の前で起こったように経験してしまう。でも、そのことは彼だけでなく視聴者も同時に体現することとなり、没入型ソリッドシチュエーション・スリラー・フィルムとなっている。

“Have you ever killed anyone? I killed someone when I was little.”  テクセルの作中のラインより... 不思議で忌み嫌われる物語をひつこく話す彼女から遠ざかろうにもいつの間にか直ぐ彼の横にいるテクセルという今まで見たこともないようなキャピキャピした女性。

Angust:
Now, I understand why you're, like, repeating your name over and
over again. A lie always needs to be repeated more than the truth
to be believed. Did you know that lying has is own verb in almost
every language in the world? Mentir, menteur, lügen, klamac...
But telling the truth doesn't...
映画を注意深く、見てみると... 空港に急いでいるのにテクセルはスーツケースを道に置き忘れたといって引き返す場面はおかしい。それは呑気な日本では起こりえるかもしれないけど治安が普通でもフランスではものの数秒で置き引きをされてしまうはずで、しかもファーストクラスのラウンジなのに彼女が入れるなんてどうかしている。 このことが映画の伏線であり、謎解きのカギとなっている。

I would have recognized her among four million women. Time
only made her more beautiful.
パリのペール ・ ラシェーズ墓地で有名なポーランド人作曲家フレデリック ・ ショパンの墓にはただ墓石があるだけでなく 『嘆きの天使』と題された彫像が置かれ観光客は訪れると聞く。
本作でも美しい女性が墓石の上に自分自身とクリソツな彫像を見つめているところに出会うテクセルがいて、後から考えれば、ラストへのかなり高い目線からのオマージュとなっている。

Your fear of failure won the battle.
この映画の一番なところは、ラストにあって3人の女優・俳優の仕事に対する真摯さを見ることができたのは、この映画が「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021」の中でも際立った作品となっている。ただ邦題の『ロスト・ボディ 消失』は映画の本質を見抜いてはいない。

この物語の3つの章に代表され、テクセルが言うように、第一に "嫌悪" 2番目に "恐怖" そして3番目の章は "愛" で終わりを告げる。付け加えるなら、テクセルの次の言葉から
“an inner enemy, a thousand times more powerful than God”を意味するラストのシナリオは万人には受け入れられない代物と言うことが出来るかもしれない。 失礼、見る前の人に対してふざけたコメントで...
Kxiognmssph
Kxiognmssph
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飛行機に乗り遅れ次の便を待つラウンジで、知り合ったばかりの女に不穏な話を聞かされる男の話。

嫌いなパリでの講演会を終え飛行場に向かう最中、渋滞に巻き込まれた車の窓を叩いた女を同乗させたことで巻き起こっていく。

はっきり断れば良いのに、付き纏う女の話を聞いてあげる主人公に、情けないのか優しいのかと感じつつ、この女ヤバいなと。

何の話を回りくどく話しているんだ?と思いつつも、どうなって行くのかと期待していたけれど、あるところであれ?これさっき…。

ちょっと自分の好みではない方向に話しが転がって、さあどう説明し繫げるのか………えっ?
始まりは?
切っ掛けは?
もしかして全部?

投げっぱなしにも程がある…というか、何一つ実際にあったことではないけれど、そんな悪い夢にうなされただけって解釈もあり?

何一つ良いところ無しとは言わないけれど、この締め方はあまりにも頂けない。