ガラスの城の約束 プロット

「ルーム」でアカデミー主演女優賞を受賞し、「キャプテン・マーベル」でマーベルヒーロー映画の主演も務めるブリー・ラーソンが、自身の出世作ともいえる「ショート・ターム」のダスティン・ダニエル・クレットン監督と再タッグを組んだヒューマンドラマ。ニューヨークで自立して暮らす主人公の女性が、関係を絶っていたホームレスの父親との再会をきっかけに、本当の幸せをつかむための人生を再び歩み始める姿を描いた。人気コラムニストのジャネットは、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていたが、ある日、ホームレスになっていた父親のレックスと再会する。かつて家族のために「ガラスの城」を建てるという夢をもっていた父レックスは、仕事がうまくいかなくなり、次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていった。高校生になったジャネットは大学進学を機にニューヨークへ旅立ち、親との関係を絶とうとしたが……。

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ガラスの城の約束コメント(20)

dovglf
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夢ばかりを追うアル中でニートの父親と子育てに手が回らない母親には全く共感できず子供たちが可愛そうにしか思えない。現在に例えるなら子供の虐待に似たような印象。それでも娘はダメな父母を反面教師として立派に生きる姿に心を打たれた。
2019-225
Hmkpsnxsigo
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ヒトは自由を欲する
だが必ずしも 自由 = 幸福 と言えるのだろうか…

「人間は自由の刑に処せられている」

20世紀を代表する思想家、
ジャン=ポール・サルトルの言葉ですが
【実存主義】という、氏を代表する指針があります。

在るものをありのままに受け入れ
目の前にある事象を他人に任せるのではなく
進んで自らが引き受ける

…といった思想だったと思います、端的にですが。

ここからは概説書を引用して
わたしの言葉に代えさせて頂きますが…

「子供が大人になったら自立して生きなさい。
そして責任を他人になすりつけたりせず
自分の間違いを素直に認めなさい。」

それと同時に、

「自分はどこに向かって生きて行くのか?
という人生最大の問題を自己責任で
取り組まねばならない」

…と、サルトルは【実存主義】のなかで
「人間は自由の刑に処せられている」
という言葉で表現しています。

これほどの重荷があるでしょうか…

前置きが長くなりましたが
本作『ガラスの城の約束』は
いわゆる《反面教師モノ》と言ってしまえば
それまでなんですが…

どうしようもない父親のはずなのに
彼のくちをついて出る言葉には説得力がある!
それはなぜか?
言っている言葉が事実だと当の本人が
信じて疑わなかったからです!
そのときだけは…

その「自分を信じるオレを信じろ!」の精神?が
子供たちに浸透してき、転じて
「オレが信じるお前を信じろ!」とばかりに
感性と才能を育み、子供たちが自信を持ち得ることに
繋がったに違いない。まさに反面教師!

実行力・持続力がないだけで
言葉と精神に偽りのない愛を感じていたからこそ
子供たちも完全には嫌いになれない…

「信じたい、でも…」「嫌い、でも…」
この二律背反が、家族のバランスが
常に揺らいでいるので、ときに笑い合い
ときにケンカもしたりする。

そうして時が経ち子供たちも大人へと
成長するにつれ、親離れをより強く促す。
これまさに反面教師!

「あの頃は酷いもんだったよ!でもさぁ…」と
年月を経て、時間が辛い思い出に
“補正”をかけてくれる。
美談になったり笑い話になったりと
語り合える家族の存在が、強い絆の証を
今になって感じられたら
結果、人生は幸福であったと思っても、いいよね?

あと父親とジャネットが言っていた「悪魔」が
なにを象徴していたのか考えてみました。

幸福を得るために、自由に生きようとしたとき
つい世間の目が気になって自分の信じた道を
まっすぐ歩けなくなる
萎縮してしまう、邪魔してしまう、
そんな〈他人の目を内面化してしまう心〉を
言っていたのかなと思いました!

“ 型破り ”で “ 形無し ” な父親が
“ 型にハマる ” 生き方をするなと
自虐的・可逆的に教えてくれた作品ですね。

最近の洋画って最後に現実パート、
実録ドキュメント部分をインサート
するのが流行りなのかしら?

ナオミ・ワッツの母親役が画家だったこともあり
作中にゴッホ、ピカソ、クリムト
抽象主義、リアリズム、MOMAとか
美術系のアイテムがわたしの気を惹きました。

わたし家族モノには弱いのよね…
つい感情が高ぶって
色々と長々と語ってしまう…
わたしも一度でいいから
親と真剣にぶつかって
ケンカしてみたかったな…
Npxgismksoh
Npxgismksoh
一言「ワイルドすぎるわ、この親父」。

事実に基づくと冒頭にあったけど、見ていくうちにマジですか?状態。
定住の場所を持たず、子に教育を受けさせる機会も持たず。
酒に溺れ仕事もろくにしない。
子供に3日食事を与えず、ひもじい思いをさせる。
だけど、愛情は父親なりに注いでいる。

時代的にありだったのかもしれない。
だけどどうよ、と反感を持ってしまった。
こんな父親嫌だって。

でもそんな状況の中で、しだいに目覚め家から脱出して行く子供達。
これほど強烈な親離れ。

子供の頃の話が半分以上で、今の大人担っての話が挿入されていくのは。
ややこしそうに思ったけど大丈夫。

こういう「一風変わりすぎてる親父」を、さすがウディ・ハレルソン。
ぴったりでした。
Teehlnitclxe
Teehlnitclxe
非常識な親は、わるい親なんだろうか。
子どもに苦労させない親が、いい親なんだろうか。
どんな家族が、恵まれた家族なんだろうか。
親の役割って、なんなんだろう。
美しく、賢く、独創的で、強い。とっても強い。
たとえ、どんな劣悪な環境で生まれ育ったとしても。
傷ついても愛し方を探し続けた父娘の物語。
dbnjfo
dbnjfo
【メモ】

実話ベース。
人と人が理解するのには限界がある。例え親子でも。
簡単には切れない関係だからこそ厄介。
だけど、なんとか愛する方法を見つけようとする話。
万引き家族以前の是枝監督のように、
切っても切れない厄介な親子関係、
そしてダメな親であっても温かい視線で描かれてる。
反抗したあの時の親の教えが、
大人になって自分の糧になっている。
そこ、よく分かる。

私の好きな映画のトップにくる「#ショート・ターム」の監督・脚本・主演再び。なので観に行ってきた。
映画の評価はその人の知識「経験」その時の精神状態によって大きく左右される。
私の経験値が、クレットン監督は、人の心に寄り添う丁度良い温度を知っていると感じる。