セブン・シスターズ プロット

「ミレニアム
ドラゴン・タトゥーの女」「プロメテウス」のノオミ・ラパスが、7つ子の姉妹を1人7役で演じたSFスリラー。2073年、繰り返される戦争や難民問題で主要国は滅び、「ヨーロッパ連邦」が新たな超大国として君臨していた。人口過多と食糧不足から政府は厳格な一人っ子政策を発令し、2人目以降の子どもは親元から引きはがされ冷凍保存されてしまう。そんな世界で偶然生まれた7つ子は、週に1日ずつ外出し、共通の人格を演じることで監視の目をくらませてきたが、ある日、7人のうちの1人、マンデー(月曜日)が帰宅しなかったことから、姉妹の日常が次第に狂い始めていく。優等生、ヒッピー、反逆者、天才エンジニア、パーティガールなどバラバラな個性をもちあわせながらも、家の外では1人の銀行員を演じている7人姉妹を、ラパスが1人7役で体現した。「処刑山
デッド卍スノウ」で注目され、「ヘンゼル&グレーテル」でハリウッドデビューを果たしたノルウェー出身のトニー・ウィルコラ監督がメガホンをとった。

セブン・シスターズ 俳優

セブン・シスターズ 写真

セブン・シスターズ Related

フィリピンパブ嬢の社会学オンラインで映画を見る
フィリピンパブ嬢の社会学
プロット  日本
02月17日 劇場で
キラー・ナマケモノオンラインで映画を見る
キラー・ナマケモノ
プロット  アメリカ
04月26日 劇場で
すべての夜を思いだすオンラインで映画を見る
すべての夜を思いだす
プロット  日本
03月02日 劇場で
コットンテールオンラインで映画を見る
コットンテール
プロット  イギリス・日本合作
03月01日 劇場で
落下の解剖学オンラインで映画を見る
落下の解剖学
プロット  フランス
02月23日 劇場で
映画 マイホームヒーローオンラインで映画を見る
映画 マイホームヒーロー
プロット  日本
03月08日 劇場で
彼女はなぜ、猿を逃したか?オンラインで映画を見る
彼女はなぜ、猿を逃したか?
プロット  日本
02月24日 劇場で
劇場版 怪獣は襲ってくれないオンラインで映画を見る
劇場版 怪獣は襲ってくれない
プロット  日本
03月29日 劇場で
革命する大地オンラインで映画を見る
革命する大地
プロット  ペルー
04月27日 劇場で
マッチングオンラインで映画を見る
マッチング
プロット  日本
02月23日 劇場で
ゴッドランド GODLANDオンラインで映画を見る
ゴッドランド GODLAND
プロット  デンマーク・アイスランド・フランス・スウェーデン合作
03月30日 劇場で
ダブル・ライフオンラインで映画を見る
ダブル・ライフ
プロット  日本・中国合作
04月19日 劇場で

セブン・シスターズコメント(20)

Leatnbiarkaon
Leatnbiarkaon
ネタバレ! クリックして本文を読む
政府が極悪非道。
関係ない人まで殺されまくり。
出産は一人のみっていう設定から、
ここまでバンバン殺し合う必要あるの?って訝るが、
後半で納得。そもそも当局は最低な組織だったんだね。

7つ子それぞれの個性も感情もよく想像できた。
それぞれの人生を追って見るので、
余計に悲しい。

設定が面白いのが何よりだが、
内容も息を飲むスリリングで鑑賞時間があっという間だった。
Rpnaleecefrtus
Rpnaleecefrtus
設定が既に面白く全体的に満足できた作品でした。
ウィレムデフォーの演技が素晴らしい。
彼の葛藤と苦悩は特に共感出来ました

これはこれで面白かったですが、ひとつ欲を言うと
7人全員で協力し合い、無事逃げ切るというポジティブな映画だったらどうなってたのか。気になります
Xhmpnsosgki
Xhmpnsosgki
極端な近未来を仮定する古典的なSFぽい発想のようで、予想を裏切ってくる。
主人公に使命を課して組織に立ち向かう展開がセオリーだが、姉妹は単純に生きることが最大のミッション。普通に生活したいだけという。
しかし、その普通の生活がある日崩れてしまうことで、結局は使命と向き合わざるを得なくなる。

展開も裏切りだらけで、どんどん減っていく。ヒロインとは言い難い弱さ。さらに全然一枚岩ではない。その人間ぽい脆さを取り入れることで、内緒の彼氏や賄賂といった重要な展開が生まれている。

子供の残酷描写を嫌うアメリカでは作りづらかったのか、舞台はヨーロッパ設定だし合作。
わざと脱線させたような作風がある意味見どころといった映画。
nkpixag
nkpixag
地球存亡の危機に瀕して温暖化、異常気象、食料問題、水問題などなど、
その全ては人口増加に原因があり、このままのペースで人口増加が続くと
地球が破綻してしまう。とりあえず食料不足だけは何とかしようということで、
1人っ子政策を打ち出したわけですが、遺伝子組み換えの作物の副作用により
7つ子の姉妹が生まれてしまう。
本来なら一人を残して、残り六人は冷凍保存される運命でしたが、
おじいちゃんは七人全ての命を守ることを決意しました。
その後、大人になった姉妹達の1人(月曜日)が行方不明になって
事件が勃発していくSFスリラーです。

■ノオミ・ラパスが1人7役を演じる
個性豊かな7人を見事に演じきっています。
そしてどうやって撮影したんだろう??・・と思うくらい違和感ゼロ。

■近未来世界の描写が斬新
2073年を舞台にしておりますが、よくある未来都市のような
ネオンでチカチカしてる訳ではなく、 荒廃した近未来の世界観
が実にリアリティがあって入り込めました。

■SFスリラーだけど怖くはないです。
少し暴力シーンや血が出たりグロいシーンもありますが、そこまで怖くないです。
7つ子姉妹達の気持ちを考えたら生きるか死ぬかの瀬戸際の恐怖さが
伝わってきてとても緊張感がありました。むしろ効果音の方が怖かったw

■木曜と金曜への攻撃の時だけ派手にやりすぎ
ケイマンの支持により当局は秘密裏に殺しておきたかったはずなのに
後半かなり派手に攻めてて違和感ありました。

■涙が溢れた
金曜日の最後のシーンでかなり胸が痛くなり泣きました。

■考えさせられる映画でした
人口爆発で地球が危なくなったら・・・そんな遠い未来が本当に来るかもしれない。
1人っ子政策ってのは中国で実際にありましたし
(廃止されましたが現在は2人っ子政策)
この映画でも実にリアルに感じてとても涙が出ました。

■何回でも観たくなる
非常に作り込まれた映画だなぁ~と感心しますね。
2回目見る時は左手人差し指に注目して観てましたw
1回目では全然気づかなかったけど左手隠しながらの演技が違和感なさすぎて
撮影側も、演技してるノオミ・ラパスも凄いと思いました。
ちゃんとCGで7人分全部指を処理してるとこも凄いよね。

見終わったあと・・心がざわざわ・・
決してハッピーエンドではないけどバッドエンドでもない・・
とても心に残る映画でした。
Hccikdblen
Hccikdblen
ネタバレ! クリックして本文を読む
月曜日に何が起こったんだ?という原題が目に飛び込んできて、俄然推理力を働かせようとするも、誰が何曜日だかさっぱりわからない状況。ノオミ・ラパスが1人7役を演ずるという特異な設定であるものの、それぞれ優等生、ヒッピー、反逆者、天才エンジニア、パーティガールなどとといったバラバラな個性を持ち合わせているらしく、髪型によっても徐々に区別がついていき、『おそ松くん』よりはわかりやすい多生児となっている。

7つ子を産んですぐに両親は死亡したため、祖父であるテレンス・セットマン(ウィレム・デフォー)が育てることを決意。「命名もするんですよね?」「決まっておる。月曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜、そして日曜じゃ」などと、短絡的な祖父であったが、人口過剰+食糧不足となった2073年の欧州連邦は、一人っ子政策を推し進め、2人目以降の子供は冷凍保存して、人口が落ち着くまで眠らせるというのだから、かなりの覚悟が要る。こっそり隠れて7人とも育てるには、外出するのは週1日のみで、カレン・セットマンという名前で1人を演じ切る必要があったのだ。

幼少時代のカレンも描かれていて、木曜日が勝手に外に出てスケボーを楽しむシーンがあるのですが、なんと彼女は左手の指を切断してしまうという大怪我を負う。傷を作ったら、皆で同じ傷を作らねばならない!と、他の6人の子の指を切断しなければならなくなった。これがまた痛々しいシーンでして、北野映画の指詰めシーンなんて目じゃないくらい凄まじいものでした(個人の感想です)。学校へも通い始めるカレン。彼女たちは小型ビデオに録画して、情報を皆で共有するという作業にも徹しています。だけど可哀そうなのは日曜日。大人になるまで全く学校に通えないんですもんね・・・

30年後、彼女たちは銀行関係の職場で働いています。月曜日は月曜に・・・といった具合に。で、日曜日は何していたのでしょう?まさか毎週ショッピングに出かけていたとか?彼女だけは性格が変わってしまっていてもおかしくないですね。仕事しなくてもいいですから。ただ、土曜日がパーティ好きなので、酔っぱらった後始末をしなければなりませんが・・・

ある日、月曜日が帰宅しなかったことから大きな展開となります。翌日、火曜日は月曜日の足取りを探るべく仕事に出かけ、なんと児童分配局に捕まってしまうのです。やがて、分配局の殺し屋どもとカレンとの死闘が始まるといった展開。密告者は誰なんだ?というサスペンス要素も含んだアクション満載の内容へと発展するのだった。特に印象に残るのは電子レンジ爆弾とか、指紋認証式の銃を撃つために倒した相手の指を切り取るところでしょうか。

斬新な近未来SFでもありますが、一人っ子政策というのは実際に中国で行われていた政策。例外措置などもあったものの、管理社会には間違いない。それがヨーロッパ規模で行われるといった設定なのです。冷凍保存するくらいなら、日本に送ってくれれば喜んで里親つけますよ!と、現代の感覚ではそうなってしまいそうですが、少子高齢化に無策の政府じゃ無理ですよね。

【2017年11月映画館にて】