うつ病と認知症を併発した郷里の母のため、笑える絵葉書を毎日送り続けた女性の実話を映画化。テレビ番組「エチカの鏡」で紹介され書籍化もされたエピソードをもとに、「邂逅」のジャッキー・ウー監督がメガホンをとった。兵庫県西宮のマンモス団地で家族と暮らす38歳の原田美幸は、脳性麻痺を抱える5歳の娘の介護や育児に追われ、心のバランスを崩してしまう。そんな中、自分が娘の病気のせいで不幸になったと思い込んでいたことに気づいた彼女は、昔からの夢だった児童文学作家への道に進むことを決意。ところがある日、故郷・大分で暮らす65歳の母・喜子が認知症とうつ病を同時に発症したことが判明し……。タレントの鈴木紗理奈が主人公・美幸を熱演し、マドリード国際映画祭で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞した。
キセキの葉書コメント(12)
予告編だけでいろんなことを考えさせられました。もしかしたら彼女は手紙を書くことによって自分が救われていたのかもしれない…と思います。重度の障害児を抱えたことのある人にしかわからない苦しみがあります。時がたち、この様な作品に出会えたことに感謝できるようになった自分に驚きます。世間は冷たい視線で助けてくれる人なんかいないと悲観してしましたが、自分の考え方次第でどんな風にでも変われることをこの歳になってようやく知りました。紗理奈の演じたお母さんのように、きっと彼女が乗り越えられたんだからわたしもできる。そんな力をもらえる作品を観るのがいまから楽しみです。
そして、重度の障害児を持ったことのない方。たとえそうでなくても、私には計り知れないいろいろな悩みがあることでしょう。悲しみや苦しみ辛い気持ち。悲しむ事も、苦しむ事も
辛いと思う事も全て受け止めてその上で でもやっぱり咲いてみませんか?きっと、その上でしか咲けない花があるはずです。その上だからこそ咲く花があるはずです。
空を仰いでみて下さい!下ばかり向いてたらわからなかった広い空。
なんかやたらここの評価高いから期待して見に行ったらガッカリしました。私はこの映画はオススメしません。
なんと言っても実話というのが説得力があります!
家族愛と絆…かなり勇気付けられました!
ひとりでも多くの方に観ていただきたいと思います!
主役の鈴木さんの苦悩と葛藤と前向きさが自然体で、お母様の赤座さんの鬱としたところからの。。。演技の素晴らしさはもちろん、お子さんがもう。。!Wで主演女優賞取らなかったのが不思議です。
男性陣も込みで全員に「わかるわかる」と感情移入してしまい、途中から涙腺が崩壊していました。
関西らしい人情の中ではぐくまれた実話。
つらくて苦しいけれど、思いやりの気持ちで支えて励まされて、、、
見終わった後に、よかったなぁ。。と優しい気持ちになれる素敵な作品でした。
公開後、今度は親を連れて見に行こうと思います。
(満点は伸びしろに期待する意味でつけませんので、個人的には今年見た中では最上位級の1作品です)