COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック プロット

1994年に他界して以降も多くの人々に影響を与えているアメリカのロックバンド「NIRVANA」のフロントマン、カート・コバーンに迫ったドキュメンタリー。コバーンの娘でもあるフランシス・ビーン・コバーンが製作総指揮を務め、コバーンの家族の全面協力を得て、200時間を超える未発表楽曲や未発表映像、日記、絵画、彫刻、写真などコバーンの残した私的なアーカイブも使用。妻で歌手・女優のコートニー・ラブ、バンドメンバーで友人のクリス・ノボセリックらのインタビューも収録し、コバーンのパーソナルな領域にまで迫っていく。監督はアカデミー長編ドキュメンタリー賞候補の経歴を持つブレット・モーゲン。本編(132分)に加え、劇場限定でモーゲン監督のインタビュー(12分)も上映される。

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COBAIN モンタージュ・オブ・ヘックコメント(7)

Okhxssgnimp
Okhxssgnimp
カートの人生を間近で観ているような気分になりました。メディアだけで言われてきたカートとは違った面が多く見られ、これまでのイメージとは大きく異なりました。
特に家庭環境が彼に大きな影響を及ぼしたこと、また娘ができたことによって変わる信念が印象的で、やりたい放題やっていた裏にはそんな感情が含まれていたなんて思いもせず、大きな衝撃を受けました。
素晴らしい。アーティストのドキュメンタリーにおける偉大な作品であったと思います。
Omkpssnghxi
Omkpssnghxi
死人が死人の意思で生み出すものはこれ以上何もないと知りつつも、少しでも残像を追いたくて繰り返し出版されるトリビュート本やアルバムを買うたびに、他人の勝手な解釈に嫌気がさしてしばらく遠ざけてたけども。

カートのことを知りたければ、病んだ魂でも読んで、ただアルバムを聴いてりゃいい。そして自分なりにカートを想っていればいい。
改めて痛感。

プライベート動画が見たければ、よいんじゃないでしょうか。
Afotairremvf
Afotairremvf
ファミリーフィルム、父母元カノへのインタビューという新要素だけでもカートが好き、またはバックグラウンドに迫りたい人には見る価値があると思います。
父ドン・コバーンの表情が印象的でした。
合間合間に入るアニメーションの雰囲気も退廃的でかっこいい。
コートニー姐さんから新名言が聞けたのもあって、高速を飛ばして来た甲斐がありました。

以下マイナスなところ

他の方もレビューしている通り、ニルヴァーナ知識ゼロで見るには説明不足で訳が分からないかも知れません。
ライヴシーンをかっこいいと思ってくれることに賭けるしかない。

あと字幕が残念。
インユーテロ→インウティルド
カートに→カーとに
分かっただけで2つあるので、本当はもっとあるのかも知れません。
DVD化される時には訂正されていると良いけれど。
toxxuh
toxxuh
ファン垂涎、と言うと不謹慎になるんでしょうか。節操がない、と言われたらそうなのでしょうね。
自分、アカウントのアイコンを(ご存じの通り)カート・コバーンにしておりまして、まあ、つまり、彼の崇拝者です。CDは言うまでもなく、関連書籍その他を買い漁るほどに彼を愛しております。ニルヴァーナほぼ毎日聴いてます。
そんな自分でございますから、そりゃ未発表音源、未発表映像てんこ盛りのドキュメント映画が公開される!というならば行かない訳にはいかない。何を置いても優先される事項です。

ええ、はい。タマりませんね。タマらない。まあ兎に角初めて目にする映像の多さに驚きました。なんだか他人のプライベートを覗き見してるような罪悪感も少し伴いましてね。コートニーとの愛の日々が垂れ流しですから。こんなに見せちゃっていいの!?と。どこかでちょっとは公開されてるかもしれないし、自分が今まで見たことなかっただけなのかもしれませんけど、いや、それにしても、赤裸々過ぎて。
それとね、動いてるカートがスクリーンに映し出されている!というその一点。その一点のみにも興奮を覚えまして。いやあ、これは貴重ですよ。すごく貴重。
関係者のインタビュー映像やら(クリスとかコートニーの証言なんて本当に胸が詰まる。苦しそうでね。よく喋ってくれたなと。有り難いことです)、カートの音声に合わせてのアニメーションなんかも味があってね。それと全編がかなりカオスでね、コラージュ的というか、映像と音声のごった煮感。しかしぐっちゃぐっちゃの中にも構成力を感じたりしてね。凝った作りで。観ていて飽きなかったです。

ただね。ただ、なんでしょう。う~ん。なんていうのかな。
こんなこと言っちゃっていいのかな。あの。あの、でもこれ、映画としてはちっとも面白くないですね。映画として観るなら。

ある時期に頂点を極めたロックのアイコンであり、チェ・ゲバラ的というか、偉人達とそう変わらないカリスマ性の持ち主。そんな彼の内面性を探る旅、追体験としてはこれ以上ない作品だとは思っています。そして、それよりも先ず自分は記録映像としてこれを捉えてるから、ちっとも構わないです。これで良いです。資料価値めちゃくちゃありますし。
ただ、でも映画として捉えるなら首を傾げざるを得ない。かなり酷い出来なんじゃないかな。
酷いは言い過ぎか。えーと。例えばこれ、カート・コバーンを全く知らない人が見て、彼を好きになるか?となったら絶対にならない。興味が湧くか?とも絶対ならない。ファンだけに向けた作品だよなあと。
この映画を観てカートを好きになってくれたら有り難いし、嬉しいんだけど。そんな人、出てくるかなあ。

今、非常に複雑な気持ちでレビュー書いてます。「じゃあ、どう酷いのか?どう映画としてダメなのか?」と問われると、ここでそれを容易く列挙は出来ます。でもそれはしたくない。「じゃあ手放しで褒めればいいじゃないか」というと、それも嘘付いてるみたいで。なんか、全くレビューの体をなしてないですね。

ごめんなさい。以上です。
Lgtiohctclre
Lgtiohctclre
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今でも憶えているが、大学の図書館でカートの自殺を知った時、強い違和感を感じた。普通、人生で最良の時 (ミュージシャンとしての世界的な成功と、幸せな家庭を手に入れた) に、何故、あの様な自虐的で悲惨な死に方をしなければならなかったのか、理解できなかった。
この映画では、普通に考えれば、決して陽の目を見ることができなかったであろう映像や音源が散りばめられており、カートの実像に肉薄している。
家族に受け入れられず、疎外感を抱え続け、そして、ついに愛すべき家族を手に入れた。その過程が、この映画では描かれている。しかし、そのストーリーが進むにつれ違和感が募ってくる。最後がどうなるのか、誰もが知っているからだ。
この映画を観て、少し、理解できたのかもしれない。
最後のインタビューでコートニーは告白している。
彼を裏切ろうとしたことを。そして、彼は、その事を知っていたということを。その直後、彼は、大量の睡眠薬を摂取して昏睡状態に陥入り、回復したのも束の間、自分の頭を散弾銃で吹き飛ばした。
彼は繊細で、とても優しい人間だった。
怒りの矛先を、愛する人ではなく、自分自身にむけた。自分を裏切ろうとした、愛する人ではなく、自分にむけて、愛する人を憎もうとしている自分の頭を吹き飛ばした。
彼の魂が、安らかであるように。
彼が、もし、生きてくれていれば、僕らを幸せにする音楽を創り続けてくれたであろう。