ボヴァリー夫人(1991)
プロット
フランス
05月02日 1992 劇場で
ボヴァリー夫人(1989・2009)
プロット
ロシア
10月03日 2009 劇場で
パンと恋と夢
プロット
イタリア
07月09日 1955 劇場で
パンと植木鉢
プロット
イラン・フランス合作
07月22日 2000 劇場で
人魚と潜水夫
プロット
メキシコ・スペイン合作
01月01日 1900 劇場で
モンソーのパン屋の女の子
プロット
フランス
04月24日 2021 劇場で
このサイトは、映画のポスター、予告編、映画のレビュー、ニュース、レビューに関する総合的な映画のウェブサイトです。私たちは最新かつ最高の映画とオンライン映画レビュー、ビジネス協力または提案を提供します、私達に電子メールを送ってください。 (著作権©2017-2020 920MI)。メール
ボヴァリー夫人とパン屋コメント(20)
映画「ボヴァリー夫人とパン屋」
(アンヌ・フォンテーヌ監督)から。
フランス人がイギリス人に、たどたどしい英語で
話しかけるシーンから、笑いながらメモを取った。
本当は、フランス語で話したいんだろうなぁ、と。
続いて「何気ない彼女の仕草に一瞬にして
10年間眠っていた性欲が目覚めた」との字幕、
思わず、照れ臭くなって、メモしてしまった。(笑)
やはり強調されているのは、フランスの田舎の暮らし。
「田舎暮らしは快適だと思われるが、
めげない精神力が必要だ」「強い心が大切」
「意外かもしれないが」と前置きして、
「田舎では抗うつ剤を飲む人が多いんだ」と続けた。
長閑なようで、実はけっこうストレスが溜まるのが田舎。
そんな表現が面白かった。
主人公の愛読書「ボヴァリー夫人」のストーリーと、
目の前で起きている現実が重なり、物語が展開していく。
ラストに出てくる「人生が芸術を模倣することもあるんだ」
このワンフレーズが作品の肝かな。
P.S
「原題:Gemma Bovery」に「パン屋」を付け加えた邦題、
何か意味があるのだろうか?(笑)
ひとりの女を巡る4人の男達のラストは、笑ってしまうくらいドラマチックでした。
「あの逞しいボディ、頭から爪先まで堪能したい」とムラムラした野郎どもは少なくない。
観終わって、巻き戻してはラブシーンだけを抜粋して何度も観てしまった。そりゃ、あんないい女が隣に引っ越してきては、いくらジジイといえども平常心でいられない。
しかし残酷だな。目の前で若い男と絡む姿を目撃してしまうのだから。とはいえ、何もない退屈な日常より刺激があってよいと思う。
この作品はまさに人間の嫉妬を全開にあぶり出した歯がゆい思いをする作品だ。
そんなに美人じゃy無いけど魅力的な人妻
それが気になるパン屋
パン屋をよそに話が進むのが面白い
最後もさすがにフランス映画!!
フランス映画らしいファンタジックな現代劇。
グザヴィエ・ドランの映画なんかにも言えるけど、あの雰囲気の中に普通にスマホが出てくるのがとても面白い。
ジェマ・アータートンの絶妙なバランスの美しさがこの映画を見事に作っており、周りの男どもが彼女に執心するのもわかる。
最後は男どもを翻弄し続けたジェマがほとんど男どものせいでしょうもない死に方をしたのも、とてもフランス映画らしかった。
一つ残念なのは、原題はただのジェマの名前なのに、邦題でパン屋を付け加えたこと。
「ボヴァリー夫人」だと色々と問題はありそうだけど、パン屋を強調して意識させるのはなんか違うと思った。
作品は素晴らしかっただけに。