マイケル・アルメレイダ監督、イーサン・ホーク主演コンビが「ハムレット」に続き、シェイクスピア劇をクライムサスペンスとして映画化。バイクギャング軍団「the Britons」を牛耳る麻薬王シンベリンは、後妻のクイーンを溺愛するが、クイーンがローマ警察の汚職警官からの献金要求を断るようそそのかしたことがきっかけで、血まみれの縄張り抗争が勃発。シンベリンの娘イノジェンは、幼なじみのポステュマスと結婚するが、シンベリンは、クイーンの息子クロートンと娘を結びつけるためにポステュマスを追放してしまう。ポステュマスと出会ったヤーキモーは、ポステュマスとイノジェンの愛は本物なのかを確かめるためにヤーキモーがイノジェンを誘惑するという。ヤーキモーが突き付けた証拠に、ポステュマスは怒り狂う。イーサン・ホークのほか、エド・ハリス、ミラ・ジョボビッチらが出演。
アナーキーコメント(10)
しかし最後の最後で畳みかけるような茶番劇が襲ってくる。
エンドロールを迎えた時に一瞬色々と考えた
監督がおかしいのかもしれない‥
しかしそれは違う。
この作品は、素晴らしいキャストと制作サイドの技術に隠された違和感を探すことを目的として作られていたのかもしれない。
だとすればラストの茶番劇に納得ができる。
そう、もっと早く気づくべきだった。
麻薬王は皮ジャンではないということに
字幕だと、俳優のセリフや演技が、戯曲の台本そのままで、あまりにクサいので、吹き替えにしたら、これまた同様の違和感が忠実に再現されているという…まあ、大元の作品を再現するんやし、そらそうか。
30分くらい経過したとこでギブアップ。星0点。
必ずしも狙っている訳ではないであろう笑いどころがちらほら。
展開はかなり速く最後はコメディーとしか思えない、俳優が豪華なB級映画。