最後まで行く

7.0/10
合計15件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   111分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   キム・ソンフン
劇場で   05月17日 2015
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最後まで行く プロット

ひき逃げ事故の隠蔽工作を図った刑事が窮地に追い込まれていく姿を、「アバンチュールはパリで」のイ・ソンギュン主演で描いたクライムサスペンス。殺人課の刑事ゴンスは母の葬式の日に急な連絡を受け、慌てて警察署へと向かう。その途中、不注意から通行人の男をはねてしまった彼は、男の遺体を隠すため母の棺桶に入れて一緒に埋葬する。ところが、事故の一部始終を目撃したという謎の男チャンミンから脅迫を受けるようになり、次第に追い詰められていく。目撃者チャンミン役に「ファイ
悪魔に育てられた少年」「悪いやつら」のチョ・ジヌン。「マイ・リトル・ヒーロー」のキム・ソンフンがメガホンをとり、韓国版アカデミー賞にあたる大鐘賞で監督賞を受賞した。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。

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最後まで行くコメント(20)

Bataheeknor
Bataheeknor
小悪党が大悪党に目を付けられて、二転三転!悪い人しか出てこないドキドキハラハラ映画。そのハラハラもやたら細かい。仕掛け多し。
善悪を忘れて見ましょう。チョ・ジヌンは、悪い顔してるなあ!モンスター並の悪が似合ってて妙なリアリティ有り!
しかし、韓国映画のタイトル、もうちょっと日本の配給会社は知恵を出してくれないかなあ。なんだか分からないし特にかっこよくもない
Nmopskhigxs
Nmopskhigxs
ネタバレ! クリックして本文を読む
前半は、えー??って部分が多い。
死体を安置室に移動させる手段は、あれ以外なかったのかしら…?ま、映画だしね。

あと、心根が腐りまくってるはずの2人だけど、パク刑事が主人公の家族と子供を殺さなかったのは意外だった。
あれだけ腐ってれば、もっと脅すし復讐の種は根絶やしにしそうなものなのに。

最後の闘うシーンは、ドタバタしてて、人間ってギリギリのときはあんな風に喧嘩するんじゃなかろうか、、とリアルに感じたりして。
Nkxspsghomi
Nkxspsghomi
またしても韓国警察の腐敗がベースにあるストーリー
Nexoiepvcsreev
Nexoiepvcsreev
何の気なしに見始めたのですが、どのシーンでも目が離せなくなるほどの緊張感とその先の行方がどうなるのかという気持ちにさせられて本当に面白かったです(^^)
Khxnimgpsso
Khxnimgpsso
ネタバレ! クリックして本文を読む
ある刑事の最低最悪・絶体絶命の危機と、愚弄。

母親の葬式中、監査が入るとの連絡を受ける。
いきなりだがこの刑事、汚職刑事。

監査が入る前に隠蔽しようと、葬式を抜け出す。
母親の弔いより、保身を選ぶ。
猛スピードで車を走らせていたら…

突然道に飛び出してきた男を轢いてしまう。
勿論、その男は死亡。
畜生、何なんだ、今日の俺は!? とことんついてねぇ!
これまでのツケが回ってきたのか、神様の悪戯か罰か。
監査も迫っている。一旦その男をトランクに入れ、再び車を走らせていると…

検問。
葬式で軽く飲み、飲酒運転もしている。
もしトランクの中の“物”が見付かったら…、一巻の終わり。
見逃して欲しいとか、ちゃんと仕事してる巡査たちに自分は刑事だとか威圧をかけ、何とかこの場を切り抜ける。

再び連絡が入り、監査の方は同じく汚職刑事の同僚たちが何とかしてくれた。
また葬式に戻る。
でも、トランクの中の“物”を何とかしないと。
そこで思い付いたのが…

母親の棺の中に一緒に入れてしまえ!
埋葬したらバレる事は無い。
何と言う罰当たり、親不孝者!
一応罪悪感は感じつつ、非人道的な隠蔽をしようとする。

この時の焦りぶり、テンパりぶりが滑稽。
人間ダメな時は、些細な作業すら大慌て。

しかしこの男、ついてないのかついてるのか、万事上手く行く。
監査を切り抜け、死体も隠し、その他諸々証拠隠滅。
一体幾つ法を犯した事やら。

ついてないと思ったが、俺はついてる!
普段通り刑事の仕事。ある殺人犯を追う。
その殺人犯の顔写真を見て驚愕。自分が轢いて殺した男ではないか…!

もし、捜査が進んで自分に辿り着けば…。
またまた窮地。
何!? あの現場の監視カメラ映像があるだと!?
(不鮮明ではっきりとは分からず)

過ちを犯し、それを無き事のようにしようとする者は、歯車狂い、さらに芋づる式にヤバイ事態に陥る。
あの現場、真っ暗で人気も無い…と思っていたのは、己の軽率。
居たのだ。目撃者が…。

脅迫。
相手が嘘を付いていると刑事の勘で感じるが、その相手と顔を合わせる。
その相手は何と…!
悪徳刑事。
主人公がクズならば、脅迫者も然り。同じ穴の狢。

罪を犯し、そのせいでヤバイ事態に陥るという筋書きだが、
轢き殺してしまった男、そして脅迫者。
悪徳刑事の横暴絡み…。

はっきり言って主人公は同情の余地ナシのろくでなし。
しかし、主人公を襲う危機、危機、危機…は、ハラハラドキドキ。
果たして主人公の運命は…!?
ツッコミ所もあるが(あの車の爆発でよく生きてたもんだ!)、ついついこのろくでなし刑事目線になって、最後まで面白く見てしまう。

面白さ、スリリングさ、人の醜い面を見てしまった後味悪さ。
THE韓国サスペンス!
ジャンルは韓国お家芸ハード系サスペンスだが、主人公に次々ヤバイ事態が降りかかりのブラック・コメディとも感じた。

それにしても、あの映画でもこの映画でも、韓国警察って本当にろくでなしばかりなのか…?