ともにアカデミー賞を受賞している演技派のニコール・キッドマンとコリン・ファースが共演し、イギリスのベストセラーミステリー「わたしが眠りにつく前に」を映画化。アントン・コービン監督作「ラスト・ターゲット」の脚本を手がけたローワン・ジョフィが、監督・脚本を務めた。事故の後遺症で、毎朝目覚める度に前日までの記憶を失ってしまうクリスティーン。夫のベンは、自分のことを忘れてしまうクリスティーンを献身的に支え、暮らしていた。そんなある日、医師を名乗る男からの電話で、クリスティーンはベンに内緒で毎日の出来事を映像日記として残すという治療を受けていることを知る。しかし、その映像にはベンが語る内容とは異なる現実が記録されており、クリスティーンは誰を信じていいかわからないまま謎を追っていくが……。
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朝目が覚めると隣に男が寝ていて驚くクリスティーン(キッドマン)。夫のベンだと名乗る男(ファース)。彼の説明を聞くと、1999年に結婚していて、彼女自身は40歳だけど、記憶は20代前半のまま。交通事故で記憶障害を患い、夜寝てしまうと記憶が無くなってしまうのだと言う。
『50回目のファーストキス』や『ガチボーイ』と同じ設定ではあるが、明らかに違うのはサスペンスとなっていること。毎朝夫が仕事に出かけると、担当医ナッシュ(ストロング)から電話がかかってきて、「クローゼットの中にあるカメラをチェックしなさい」と言われる。そのデジカメには彼女のビデオ日記がつづられていた。
そんな日が何日も続き、彼女には息子アダムがいたとか、実は事故ではなくレイプされて記憶を無くしたとか、クレアという女性の存在が浮かび上がってくる。そして、クレアに直接会うと、不倫をしていた可能性や、ベンとは14年間結婚生活を続けていたけど、実際は4年前に離婚していたという新事実も伝えられる。医者と会っていたことなどを夫に告げると殴られるというショック。そして、実は本当のベンではないということもわかるのだ。しかし、次の日にはその記憶さえ失われ、夫に記念日だとしてホテルに誘われる。
10年前、暴行を加えていたのはなんとベンを騙っていたマイクであり、彼こそが不倫の相手だったのだ。記憶を呼び覚ましたクリスティーンは抵抗し、命からがら逃げて助かるのだ。次の日目覚めると、本当のベンが病室にやってきて、実は生きていた息子アダムも訪れる。そこで一気に記憶を取り戻したクリスティーン。めでたしめでたし・・・
中盤まではかなり面白い。やはり、記憶喪失モノは色んなストーリーが生まれるものだ。
ストーリーは複雑で中々展開は読めず。ラストは間延びし、コリンの最後もあっけない。登場人物全員が怪しく見える。ニコールの演技は良かった。
話のストーリーはすごく好きな展開でした。
夫が犯人かと思いきや、医師が犯人。
と思わせといて、やはり夫が犯人。
かと思ったら夫だと思っていた男は本当は、昔の浮気相手で、本当の旦那ベンではなかったって知った瞬間は、予想外でびっくりしました!!
親友が旦那とやってしまってた事実にも盛大に驚きでした。
親友と旦那とやるって最低な友達でびっくり!笑
最後、浮気相手にホテルに連れていかれて暴行されるシーンはなんだか長くて退屈でした。
ハッピーエンド風ですが、そもそも浮気をしていた主人公が、浮気相手に暴力を振るわれ記憶を失ってって、浮気した主人公が被害者みたくなっていましたが、一番の被害者は、旦那様とアダムだなって話でした。
しかも毎日記憶がないはずなのに、会ったその日のその医師を信頼して少し恋心を抱いていた主人公は根っから浮気症ですね。笑
最後、アダムとの再会のシーンは素敵でした。
それにしても、フラッシュバックする記憶が錯誤だとか、本当だとか、使い分けると、意味なくない。
種明かしも、ずるずるだし。
本当に企画倒れですよ。
ショーも無いです。
ベン(仮)以外の人がうさんくさすぎて深読みしすぎちゃうじゃないか。