50% 欲しいです,合計 125
レビュー | 共有する
しのび泣き プロット フランス 02月01日 1949 劇場で
生きたい プロット 日本 01月15日 1999 劇場で
とりたての輝き プロット 日本 10月10日 1981 劇場で
ときめき プロット 日本 06月30日 1973 劇場で
たわわなときめき プロット 日本 10月21日 2020 劇場で
泣きぬれた人形 プロット 日本 05月19日 1951 劇場で
泣きたいときのクスリコメント(1)
ただ、微妙に見せ方にもう一歩感があって、泣くまでには至りませんでしたが。
むしろ、クスリと笑えるようなシーンの方が印象的でした、だからタイトルが薬ではなくクスリなのでしょうか。
しかし手作り感が半端じゃない映画でしたね。
低予算の全編地方ロケ映画だったようなので、まあいろいろと粗はある映画でしたし、見せ方にもう一工夫あれば更にいい映画になったなとも思ったのですが、こう言う地味な小作は個人的には好きなので、ちょっといい映画を見た感は十分得られたかなと。
舞台となった小湊鉄道沿線の情景ものどかで良かったですね、特に寂れた田舎駅の佇まいがノスタルジックで、作品の雰囲気をより良い物にしていた印象を受けました。
同じ電車に乗り合わせていた人達のオムニバス的な話に関しては、グッと来るものもあれば、そうでもなかったものもありましたが、遠藤憲一のエピソードはグッと来たなぁ、特に男はおふくろの味には弱い生き物ですからね、人前で泣くのなんて恥ずかしいと豪語しようが、きっと泣いちゃうよ・・・。
遠藤憲一の演技がまた上手いから余計にグッと来たぁ、これ見てたらナポリタンが無性に食べたくなりました。
たとえ不味くても、おふくろの味は忘れられないですよね。
戸田菜穂のエピソードも、これは女性じゃなくてもサラリーマンなら胸が苦しくなってしまうようなグッと来るエピソードだったのではないでしょうか。
だけに、犬のポンタに癒されたぁ、袴田吉彦駅員とのエピソードもほのぼのしていて、何か良かったですね。
全体的に袴田吉彦の浮き具合にウザったさは感じましたが、終わってみればこれもいい味だったのかなと。
佐津川愛美&おっさんのエピソードはそこそこかなぁ、佐津川愛美の可愛さと、めんどくさいファミレス店員のインパクトは大きかったですが。
しかし話のきっかけとなったおっさんの泣きの理由が、いくらなんでもねぇ・・・。
それと主役の大東駿介が一番目立たずで、大東ファンは納得いかないかも?
まあでも全体的には、心にスッと入ってくる、ちょうどいいぐらいの映画でしたけどね。