ファニーゲームU.S.A.
書かれた
ミヒャエル・ハネケ
劇場で
12月20日 2008
ファニーゲームU.S.A. プロット
「ピアニスト」「隠された記憶」のミヒャエル・ハネケ監督が、自身の傑作「ファニーゲーム」（97）の舞台をアメリカに移してセルフリメイク。主演のナオミ・ワッツが製作総指揮も務め、ティム・ロス、マイケル・ピットら豪華俳優が集結したサディスティック・スリラー。夏の休暇で湖のある別荘にやってきたファーバー一家のもとに、卵を分けてほしいと隣人の青年が突然やってくる。母親のアンは感じのよい青年に卵を分けてやるが、青年は卵を不自然に落とし……。
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ファニーゲームU.S.A.コメント(20)
中盤はどきどきハラハラ。
終盤、そして見て終わった後は虚無感に襲われました。
見て絶対に損はしない胸くそ悪い名作です。
冒頭から異常にはしゃぐわんわん可愛い。
家族にたらい回しにされてるわんわん可愛い。
と執拗にわんわんが前に出され、
嫌な予感はしたが案の定の展開のわんわん。
ゆるさない。
・映画を観てる俺たちに、時々カメラ目線で話す
・納得出来ない展開の場合は、リモコンで巻き戻し
要するに出演してる人達を、誰も助ける気がないんですよ。
犯人は、ストーリーの中の登場人物とは違って、
観てる側の人と同じ立ち位置なんですよ。
巻き戻しをし始めた瞬間にバッドエンドしかないんだな、と理解した。
これを気持ち悪く無いかっていうと、気持ち悪いに決まってる。
犯人に何をされるかわからない恐怖感と犯人のクレイジーさを見て感じるイライラ感...それしか感じない作品であまり楽しめる作品ではないのでB－にしました。
ただ映画好きには最高です。犯人の去ったあとノーカットで続くシーンなんかはあまりにリアルで画面の中に引き込まれました。
ここまで見終わって不思議な気持ちになる映画はないですね。