「トランスフォーマー」「ジェニファーズ・ボディ」のミーガン・フォックスが主演を務め、アフリカの危険地帯に降り立った傭兵部隊の死闘を描いたサバイバルアクション。くせ者揃いの傭兵部隊を率いるサムは、テロリストに誘拐された政治家の娘を救出するためアフリカの危険地帯にやって来る。しかし犯人たちの激しい反撃に遭い任務は失敗。広大な大地に取り残された部隊は命からがら廃墟に逃げ込むが、そこはかつて密猟者の拠点としてライオンの繁殖が行われていた場所だった。敵影のない建物に安堵し休息するサムたちを、物陰から虎視眈々と狙う凶暴な野獣たち。さらにテロリストの追手も忍び寄り、部隊は絶体絶命の危機に陥っていく。監督・脚本は「サイレントヒル
リベレーション3D」のMJ・バセット。
ローグコメント(5)
Because some lions go rogue, they like to kill.
ロケ設定のいい加減さが如実にわかる映画として
手りゅう弾で吹き飛ぶ前にピックアップトラックから何故か落ちてしまう兵士たち。ただ微妙なところもあり、厳しく指摘もできないかも?
本当はスティーブ・マックィーンが出演する予定であったニューシネマの旗手であり、アメリカ国立フィルム登録簿に登録されている1969年の映画『明日に向かって撃て!』にも心に残る演出として崖から川に飛び込むシーンと似通ったものがプロットに出てきているけどこの映画のものは物理的にありえなし、撮影の仕方があまりにも粗末すぎる。
- How do you know it's a female?
Because female lioness are the true killers
配給元のクロックワークスの映画は主に低予算と直ぐにわかる映画でも中には相性なのか個人的に好みの映画もあるけど、くだらないほどハズレの映画もある。
そんな中でもラストに出てくるライオンの極端な何時の時代のCGIかと問われかねない質の悪さが、それもラストに持ってくる無神経さに苛立って、映画を観終わる際の残尿感はどうしようもなくなる。
映画の題名にもなっている『ローグ(Rogue)』... 誰が一体ローグなのか?誰もそれに該当する方はいないような? まさか、子連れのメス・ライオンさんですか? ... なんて悪態も吐きたくなる亜流のプレデター風映画にラストは収まってしまっている。
物語は知事の娘が誘拐され彼女をテロリストから救出する所から始まる。
その救出部隊のボスを務めるのが主人公のM.フォックス演じるサムである。娘を救出する事には成功したが帰りの飛行機が爆破され加えて無線機も壊れ現地に取り残されてしまう。
新たな救出部隊の到着まで敵地で凌ぐのがこの作品のメインストーリーである。
テロリスト達から逃れる事と同時に舞台となるアフリカでは動物の密猟が行われている。その密猟の一部の本拠地がライオンの飼育をしていたのだが飼育過程で失敗しライオンを檻から出してしまい密猟者が全滅する。その密猟の本拠地に事情を知らないサム達は逃げ込み救出部隊が到着するまで一夜を凌ごうとするわけだ。
そこには密猟で苦しめられたライオンの生き残りがおり、人間を襲う。サムVSテロリストVSライオンの構図となる。
サムの部隊は10人弱程いたが半分近くはテロリストに殺され数人がライオンに殺されたのかな。主人公側がバタバタ殺され味方側の人数が次第に減りその中でも人質となった娘達を守りながら朝まで過ごす緊張感はストーリーが進むにつれて高まり見ていて楽しい。
ライオンも群れで襲ってくるのではなくタイトルのローグが意味する通り群れる事なく一匹単体が襲ってくる為程よい絶望感の中作品を楽しめる。
昨今の世の中の情勢を踏まえてライオンには致命的な攻撃を与えずただただ人間は殺られるだけの描写が続くので不快さもない。ストーリーが進むに連れてこれまでの人間がしてきた非道さをライオンが復讐しているかのように見え、なんだかライオン側を応援したくなる気持ちさえ芽生えてしまった。
サバイバルアクションの為ストーリーとしては単純明快で、どんなにテロリストの数が多くてもサムが無双し最後はライオンは取り残された子ライオン達を救出したく人間と戦っていた事が明かされ、サムと知事の娘をはじめとした人質と一人の傭兵が生き残り無事救出されるところで終わる。
ライオンはもちろんフルCGだが程よく緊張感がありそして迫力もあり久しぶりにアクション映画らしい作品を見れて個人的には満足。
味方側の傭兵そしてテロリストの殺られ方なんかはスピード感があり爽快な感じが見やすかった。個人的には印象に残る作品となった。
ー ストーリー展開は、結構粗い。中途半端に政治状況を加えようとしたり、人身売買問題を扱ったり・・。各キャラクターの背景の描き込みも薄い。だが、予想を大きく裏切る展開と、手に汗握る緊張感に引き込まれた作品。ー
◆今作出演者たちの、ヒエラルキーの順番(弱い順)
3.人身売買組織のテロリスト達。
首謀者ザラムを含めて、武装はキッチリしているが、次々にサム(ミーガン・フォックス)が率いる人身売買された少女救出の命を受けた傭兵達に、アッサリ殺されていく・・。
ー 何だか、弱っちいなあ・・。武器だけかよ!ー
2.サム率いる傭兵部隊。
テロリスト達から、何とか少女三人を助け出すが(依頼はお偉いさんの娘一人だが・・)、思いもよらない子供を守る”女性”からの攻撃に次々に殺されていく・・。
ー えっ、テロリストとの闘いだけでなく、”彼女”にも脅かされるの! 闇の中から傭兵達に牙をむく”彼女”の姿が、物凄く怖い・・。”ジョーズじゃないんだから・・”と思いながらもチキンな私は、椅子からピョンと飛び上がる事、3度・・。
1.百獣の王、サダハル・・・じゃなかった、雌ライオン。
ー 雌ライオンの方が怖いんだね・・。
最初は、人を殺す楽しさに目覚めた凶暴な“悪党”に変容したのかと思って観ていたら
ー映画のタイトルにヤラレタ・・ー
成程、”母性本能”が理由だったのだね・・。ー
<ミーガン・フォックスの切れのある動きや、傭兵達の姿も印象的であったが、今作の主役は子を守るために奮闘した雌ライオンでした!!
闘う女性は、愚かしき男どもなど足元にも及ばない程強いのだ。
特に子供を持つ”女性”はね・・。桑原桑原・・。>
グレネードランチャー無いん?追いかけてくるトラックなんか、簡単に吹っ飛ばせるやん!へ?手榴弾は持ってる?何、その「弁当買ったけど箸が無い」的展開。アホなの?この傭兵部隊、抜け作なの?
以降、発電機稼働を暗くなるまで放置しちゃうし、電灯点けっぱなしで敵さんをお出迎えしちゃうし。最後の方なんか、主役を自由に行動させるくらいに敵ボスがアホ。
ラストは、微妙に良い話で終わらせるし、社会問題ぶっ込んで来るし、どう消化すれば良いんか分からへんw
CGの殺人ライオンさんのクオリティが最大の敗因じゃないかと思いました。
興奮はした。
けど。
下手くそな怪力マッサージ屋さんに、間違って飛び込んでしまってねぇ。
みたいな映画どした。
テロリストに誘拐された知事の娘を救出する為、サム(ミーガン・フォックス)は傭兵部隊を率いて、アフリカにやって来た。しかし犯人たちの激しい反撃に遭い、救援のヘリを撃ち落とされ任務は失敗。テロリスト達に追い詰められ断崖絶壁から川に飛び込み命からがら廃屋に逃げ込んだ。そこは密猟者がライオンの繁殖に使っていた場所だった。そして、残っていたライオンに襲われ傭兵が死に、テロリストの追跡により発見されてしまい、絶体絶命となった。さてどうなる、と言う話。
誘拐された少女3人のうち2人は助かったが、傭兵は何人死んだんだ?10人以上の犠牲者を出しては作戦は失敗だろう。
国のために戦うのと違って、金のために戦うなんて、死んじゃおしまいだろう。
冴えないストーリーだった。