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悲愁 プロット アメリカ・フランス・西ドイツ合作 02月23日 1980 劇場で
悲愴 プロット イギリス・ポーランド・西ドイツ合作 11月17日 1989 劇場で
悲恋 プロット フランス 02月01日 1948 劇場で
悲しきヒットマン プロット 日本 09月09日 1989 劇場で
樹氷悲歌 プロット 日本 05月05日 1971 劇場で
浪華悲歌 プロット 71分 05月28日 1936 劇場で
悲夢コメント(3)
女性を描いているからかなんだが愛の形態もまた不思議な形で表現されている。
オダギリジョーの演技はなかなか良かった。
今回は冒頭から実験しておりましたね。日本語と韓国語のチャンポンが、なんの説明もなく淡々と繰り広げられ、この時点で「ああ、ギドク先輩は新たなフィールドへと足を踏み込んだのだな」と思いました。
ギドク先輩のすごいところは、作品ごとに実験を繰り返すにもかかわらず、それが突飛でもなければ奇抜でもなく、作品に必須な要素として成り立ってしまう点です。本作もやはり実験的ですしシュールなのですが、しかしとにかく面白く、論理などサハラ砂漠へ投げ捨てて、感覚人間となり、フィルムに没入してしまう自分を発見することになります。現存の作家で、このような映画を撮れる人間がいるだろうか。いや、いない。
デートムーヴィーとして観るにしても、ゆっくりと腰を落ち着けじっくりしっかり観るにしても、とにかくどんな状況に自分が陥っていたとて、感動するし面白いです。これぞ映画です。
分かりきった映画なぞ、誰が見たいと思うだろうか。