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リオデジャネイロ、魔法にかけられた街 プロット ブラジル 01月01日 1900 劇場で
誰かに見られてる プロット アメリカ 03月26日 1988 劇場で
ツリーから離れて プロット アメリカ 11月26日 2021 劇場で
夏に抱かれて プロット フランス 07月21日 1989 劇場で
ブルースに抱かれて プロット カナダ 08月31日 1991 劇場で
闇に抱かれて プロット アメリカ・カナダ合作 01月01日 1996 劇場で
魔法にかけられてコメント(20)
アニメの登場人物が実際にいたら、というメタ的な視点が面白い。これをできるのはディズニーだけかと。
こんな奴現実にいねえよ、と、コメディタッチに描かれるが、そのへんはやっぱり最終的にはうまくいくあたりがディズニー。
エイミーアダムスはアニメのタッチからは少し離れてるような…。
また、お互いに恋心がいつ芽生えたのかっていうところがあまり描かれてなかったなと思う。
映画は冒頭の10分くらいの2Dアニメパートとそこから展開する現実社会のニューヨークパートの融合。いきなりジュリー・アンドリュースのナレーションに驚かされ、アニメキャラと俳優たちがそっくりであることに嬉しくなってくる。魔法の王国アンダレーシアのナリッサ女王は血の繋がってない王子が結婚することになると、王座を奪われのではないかと疑心暗鬼になり、エドワード王子と運命的な出会いをしたジゼルを暗殺しようと企てるというストーリー。NYに突き落とされたジゼル(エイミー・アダムス)はバツイチの離婚弁護士ロバートの世話になるのだが・・・
ワイヤーで膨らませたドレス。当然アパートのドアは通れないという笑えるシーンがあるのですが、マンホールもくぐり抜けたんだし・・・などと考えていると、ロバートの娘モーガン(レイチェル・コヴィー)が着ていた柔道着だか空手着だかが気になってくる。突っ込んじゃいけない、ファンタジーなんだからと頭のネジをゆるめると、その後の小動物たちのお掃除からははアリエナイ話に没頭できました。そして、突然歌いだすというミュージカルシーンにも満足。セントラルパークがディズニーランドのようにも見えて楽しかった(どちらも行ったことありませんが・・・)。
この作品は子供の気持ちになって鑑賞してもいいのですが、ディズニーの映画には何か別の意図があるんじゃないかと勘繰ってしまいます。魔女がNYに突き落としたのも“永遠の幸せがない場所”という設定から、最終的には現実社会も幸せを見つけられるという展開。さらに、ネズミ、ハエ、ゴキブリといった忌み嫌われる存在もおとぎの国のプリンセスには友達であるとか、違う価値観を持った世界の相互理解などという、アメリカの政治的な意図まで考えてしまいます。
魔女役にはスーザン・サランドン。登場シーンは少ないながらも強烈なインパクトを与えてくれるのはさすがです。そして、彼しかいない!と思わせるほどの従者役のティモシー・スポール。主役を演ずるエイミー・アダムスは歌も上手いし、ディズニーアニメに欠かせないプリンセスそのままの演技が素敵です。彼女の演技で一番の見どころは、ガウン姿のロバートにフラっとよろめくシーン(男女では受け取り方が違うかもしれないけど)。ダンスのパートナーチェンジもなかなかだったけど、あの中盤の表情が一番いいなぁ・・・
【2008年3月映画館にて】
偶然WOWOWでやっていて、あっという間に引き込まれたわ~キラキラ。
私も女の子だったことをすっかり忘れるような、荒んだ日々を過ごしていたけど、クルクル主人公のように回りたい気分に。
映画の醍醐味だわ!
現実を忘れて楽しめるなんて!
主人公ジゼルが王子様と出会い、即結婚!と言う前に継母の企みで夢も希望もない現実世界、ニューヨークに飛ばされます。
現実主義のシングルファーザーと女の子に出会い、さまざまなことを起こします。
劇中のミュージシャンとバンド音楽がとても明るく、心が踊り出すような映画です。