理由(1995) プロット

猟奇殺人の真相を追う法律学者の活躍と、事件に秘められた意外な真実を描くサスペンス。ジョン・カッツェンバックの同名小説を「マンボ・キングス
わが心のマリア」のアーネ・グリムシャーの監督で映画化。主演はエグゼクティヴ・プロデューサーも担当した「グッドマン・イン・アフリカ」のショーン・コネリー。製作はリー・リッチ、グリムシャー、スティーヴ・ペリー、脚本は「ダイ・ハード」「逃亡者(1993)」のジェブ・スチュアートと「シャレード」「料理長殿、ご用心」のピーター・ストーン、音楽は「逃亡者(1993)」のジェームズ・ニュートン・ハワード、撮影は「男が女を愛する時」のラヨシュ・コルタイ、美術はパトリシア・フォン・ブランデンスタイン、編集はウィリアム・A・アンダーソン、共同製作はゲイリー・フォスターとアーネ・ラインハートがそれぞれ担当。共演は「ミルク・マネー」のエド・ハリス、「ボビー・フィッシャーを探して」のローレンス・フィッシュバーン、「めぐり逢い(1994)」のケイト・キャプショー、「黒豹のバラード」のブレア・アンダーウッドなど。

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Acgienbcteelietrx
Acgienbcteelietrx
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総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 80
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 70

犯人の指紋やDNAが被害者に残されていなかったことから、犯人を示すはっきりした証拠があるわけではない。結局最初はアールの告白によって、次はサリバンの告白によってのみ罪が立証されているだけである。それに同じ刑務所にサリバンとアールがいて二人がどうにでも話を合わせられる可能性があることから、最後まで怪しさが残ってた。
そんな感じでどうも都合が良すぎるから、サリバンの手紙が裁判で公開されたときになんとなく結末が見えてしまった。アールは超名門コーネル大学に奨学金付き入学するほどの秀才であるから、八年間もあれば彼に都合のいい素晴らしい物語を作ることが出来ただろう。そしてそのための取引条件がこの時点で何かわからないが、それも与えることに成功したのだろう(取引条件は後で明らかになる)。そしてアールの被害者として受けた傷とそれが原因で芽生えた執念が鬼気迫る。映画としての演出の方向は違うが、少し「ケープ・フィアー」を思い出させる。それに「真実の行方 」よりも手の平返し振りはいいと思う。

やや展開が読めたとは言いつつ、それでも登場人物の個性的な存在もあってこの映画は悪くない。不幸な被害者というのを不幸な生い立ちと絡ませて知性を感じさせながらうまく映画の中で演じたアール役のブレア・アンダーウッド、いかにも狂気の殺人鬼のサリバン役のエド・ハリス、これまた典型的な差別主義者で権威的でいけすかない南部の警官二人のローレンス・フィッシュバーンとクリストファー・マーレイ。ちょっとあまりに典型的すぎる設定かなと思いつつも、お人よしのショーン・コネリーの脇を固める人々が差別の強い南部の貧困地域の個性の濃い役を演じているのが見事。