ラスベガス万才
プロット
アメリカ
05月01日 1964 劇場で
ラスベガスをやっつけろ
プロット
アメリカ
10月01日 1999 劇場で
モール・コップ ラスベガスも俺が守る!
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
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リービング・ラスベガスコメント(9)
アル中を肯定してるわけではないけど、この男の場合においては酒によって自分の先の人生を捨てた変わりに不安や死の恐怖から逃れ一瞬の幸せを手に入れれたと捉えた。こんな男の面倒見れるかよ、しかもこんな美人が…と思うのだけど、女の歩んできた人生と出会い方が、それを納得させてくれた。ダメな男とダメな女の愛の物語と言えばそれまでだけど、その愛を美しく見せた映像と演出、ニコラスケイジの演技に痺れた。クセのあるアクション俳優というイメージが覆った。
良い映画だった。
切なくて涙出ます(T_T)
ニコラス・ケイジの駄目さ加減に呆れますが、エリザベス・シューがね‥‥とりあえず見てください!
ニコラス・ケイジがアル中で金がなくなるまで飲んで、飲みつくしたら死ぬ決意してラスベガスに向かう。自分の人生の結末を決定する生き様は時に甘くもあるのだが、破滅に向けてのカウントダウンは止まらず、ハッピーなエンディングは望むべくもない。
現実のアルコール依存症は肝臓が悪くなったりいろいろな病気になって映画以上に悲惨な苦痛に苛まれると思うので、描かれているのはファンタジーかもしれない。しかしもし、アルコールでただ単に弱って死ねるとしたらこのような形もありではないだろうかと希望を感じさせてくれる。欲望を肯定し破滅を受け入れ、一切の正当化をせずまちがったまま死ぬ。人間は間違っていてもいいと思う。正しくあらねばならないという決まりはない。しかし、正しくなかったり貧しかったり迷惑だったりすると限りなく居場所が限定されてしまうのも事実であり、それも込みで受け入れていけばいいではないか。もちろん甘い道でないことは重々承知の上だ。
運転しながらボトルをグビグビやっていて白バイが並走する場面と、プールに落ちて水中でボトルに口をつける場面がすごく好きだ。女の子が一所懸命泳いでいてかわいかった。
傑作ダメ男映画殿堂入り4作品のうちの1本に認定している。30代で見た時は刹那で切なく甘い感じで受け止めたのだが、40代も半ばを過ぎるとずっしりと考えさせれる。