ライフ・イズ・ミラクル
プロット
セルビア・フランス合作
07月16日 2005 劇場で
ライフ・イズ・ベースボール
プロット
アメリカ
04月28日 2007 劇場で
ライフ・イズ・スウィート
プロット
イギリス
05月24日 1997 劇場で
ディス・イズ・マイ・ライフ
プロット
アメリカ
10月24日 1992 劇場で
ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方
プロット
アメリカ・イギリス合作
01月29日 2005 劇場で
ビューティフル
プロット
アメリカ
01月26日 2002 劇場で
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ライフ・イズ・ビューティフルコメント(20)
憧れる
「シンドラーのリスト」「サウルの息子」
等々、山のようにあり、
これまで数多く観賞したが、ある意味、
この映画が収容所実態の描写からは
一番離れた作品かも知れない。
フランクルの著書「夜と霧」や、
同名のアラン・レネのドキュメンタリー映画
等に接することにより、
この収容所の状況が、
この映画を遙かに上廻る悲惨な環境だった
ことを我々は知ることが出来る。
この作品は、日常的な命の略奪はもとより、
飢え、凍え、不衛生等の環境上の地獄絵や、
人間の尊厳剥奪等の悲惨な状況を
ほとんど描写しない、
ロベルト・ベニーニが爆発だぁ的
一人芝居的映画と言えるだろう。
しかし、このことでこの映画の価値が
否定されることも無いだろう。
どんなに過酷で厳しい環境でも、
家族を思い、家族のために、
常に明るくポジティブに生きることの
崇高な価値を教えてくれるのが
この映画の真髄で、涙も誘う。
しかも、主人公が結局は殺されてしまう
ところに単なる“つくり話”では済まさない
との、監督ベニーニの意志も感じる
ことが出来た。
因みに、私の一番大切な
ユダヤ人強制収容所関連映画は
「ソフィーの選択」です。
ユダヤ人収容所での過酷な毎日を救う!
前半は、まるでチャップリンのような
愉快でおもしろいシーン満載!
主人公のロベルト・ベニーニの
ドタバタコメディです!
しかし後半は一転…
第二次世界大戦中のユダヤ人収容所が舞台に…
息子をなんとか生きながらえようとさせる
お父さんの姿に、涙あふれます!
「ライフ・イズ・ビューティフル」というタイトルは、映画の邦題としては、失敗と言っていいほど内容とかけ離れているように見える。ところが、これは実は原題「LA VITA E BELLA」の直訳であるらしい。Wikipediaによれば、ベニーニは「どんな状況下でも人生は生きるに値するほど美しい」というトロツキーの信念に感銘を受け、本作を着想したという。とすれば、フランクルの「それでも人生にイエスと言う」を思い出さずにはいられない。「LA VITA E BELLA」=人生は美しいこそ、本作のメッセージだ。冒頭、「LA VITA E BELLA」のタイトルは、ラテン系の映画ならさもありなんと思える。前半のストーリーもタイトル通りだ。だが、見終わったあと、スクリーンには見えないが、「それでも、人生は美しい」というメッセージが明確に感じられ、勇気づけられる。
【ポイント】
・主人公グイドの息子に対する深い愛情
死ぬことが分かっていても、息子に不安を感じさせない振る舞いを行うシーンでは涙がとまらない。