同感 時が交差する初恋
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モーリスコメント(20)
終盤にモーリスが言ったセリフが全てのような気がしました。
たとえ、罪になろうと、地位や名誉を失おうと、
愛する人が隣にいることが何よりも幸せなことなのでは?
モーリスとアレックは全てをかなぐり捨て、それを貫いたところが素晴らしかった。
あの後に、同性愛が罪にならなかったフランスやイタリアにでも行ったのかもしれませんね。
一方で、クライヴはラストに見せるあの複雑な表情が全てを物語っていた。
窓の向こうに愛するモーリスを思い浮かべながら、
罪を恐れ、家柄を守り、自らを保身し、好きでもない女性と結婚して果たして幸せだったのか、
と自分自身に問いかけているかのようでした。
モーリスとアレックは自分の心に正直になった。しかし、クライヴは社会や自分に勝てなかった。
どちらが幸せな生き方だったのかは、一目瞭然ではないでしょうか。
美しい青年たち、美しい映像、美しい言葉は今も色褪せない。
時代に翻弄された英国美青年たちの
美しくも切ない恋愛模様を描いたLGBT映画の名作だと思いました。
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願望的にはモーリスと結ばれて欲しかったけどいざ自分が自分の地位全部捨てられるかって言われたらちょっと難しいかなって思うしね。
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それにしても同性愛が社会に悪い影響を与える淫らな行為だってすごい避難されてたけど浮気男の方が何倍も社会に悪い影響を与えてると思う(笑)まぁこの映画の時代おそらく不倫も重罪なんだろうけど。
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理解出来なくてもそういう生き方もありなんじゃないってみんなが思える時代が来るといいですな。
20世紀初頭のイギリス。ケンブリッジ大に通う青年2人の禁断の愛を描く。
同性愛を描いた作品にありがちな生々しい絡みや濡れ場は無く、2人の関係はプラトニック。
映像やロケーションは美しく、美術や衣装も素晴らしく、話も奥深く、非常に芸術性の高い文芸作になっている。
ごく平凡なモーリスと上流階級のクライヴ。
先に想いを表したのは、クライヴ。やがてモーリスも想いが抑えられなくなっていく。
そんな時、思わぬ事件が。彼らの友人が同性愛の罪で逮捕。
クライヴは弁護士を目指し、母親が決めた女性との結婚の道を選ぶ。
モーリスは同性愛者である事に苦悩しながら、狩猟番の青年と出会い愛し合い、クライヴとの再会や別れを繰り返す…。
キャストでは何と言っても、クライヴ役のヒュー・グラントの美青年ぶり! そりゃあその後、人気スターになるわな…。
お互い心の底では惹かれ合い、運命的な相手。
別れ、それぞれの道や出会い。
切なくも、また別の幸せや愛が。
原作小説は1913年に執筆されたが、スキャンダラスな内容や作者自身も同性愛者だった事もあり、死後の1971年に出版。
後の『君の名前で僕を呼んで』に通じる、偏見に晒されながらも秘めたる想いを貫く者たちへの、アイヴォリーの愛を感じる。
20代で周りに異性のいない環境に置かれたら、同性に惹かれるのはよくある事。
自分的にはあの時代であればクライヴの対応はよくわかる。自分の地位や仕事は失えないし。
モーリスの胸苦しい程の思いもよく伝わった。
ラブシーンも極端に過激でないし好感が持てた。
美しい映画。
映像、音楽も良かった。
ちょっとしたズレが、時が経つにつれて大きく影響してゆきます。
愚かともピュアともいえるモーリスの悲哀。
BLものですが、普遍的な部分を投影して感じる部分もあるような気がします。
イギリスの階級社会やクリケットのことがもっと理解できていれば、よりグッときたのかもしれません。
(特にクリケットのシーンは重要な気がするのですが、よくわからなかった…)