ボーダー・レディオ
プロット
アメリカ
02月22日 1993 劇場で
ステップ・アクロス・ザ・ボーダー
プロット
スイス・ドイツ合作
02月01日 1991 劇場で
ネイバーズ(1981)
プロット
アメリカ
01月01日 1982 劇場で
ラブレター(1981)
プロット
日本
08月07日 1981 劇場で
キャプテン(1981)
プロット
日本
07月04日 1981 劇場で
カルテット(1981)
プロット
イギリス・フランス合作
11月12日 1988 劇場で
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ボーダー(1981)コメント(9)
国境警備隊員の胡散臭い仕事がリアルで、幸せを求め、傷ついてゆく人々が痛ましい。
浪費癖をたしなめられたマーシーは、夫の「これが、おまえの幸せか!」という言葉に、なぜか恐ろしさを感じてしまう。
マーシーが求める幸せな世界にチャーリーが居ないことに気付くシーンで、二人の間の、心の境界が明らかになる。
境界を越えようとするマリアは、子供を奪われ、弟を殺され、メキシコに連れ戻される。
マリアの求める幸せは、マーシーの幸せと表裏の関係でシンクロしている。
チャーリーは命がけで赤ん坊をさがし、マリアに渡す。
マリアは境界を越えられなかったけど、乳飲み子を抱いて幸せな笑みを浮かべる。
国境は無くならないし、チャーリーとマーシーとの心の境界も残るのだろう。
不条理で切ない物語である。
トランプが移民を阻止しようと壁を作ろうとするのも頷ける。確かに超えようとする者たちと長い国境線は、そこを守る警備隊員にとっては過酷。ただ相手も必死だし、かつ警備隊とブローカーとの癒着も。ドラマなのか、事実に近いのか?
こわもてのニコルソンが良心ある隊員であるギャップがおもしろい。
浪費癖のある妻にもウンザリしていたが、赤ん坊を抱えたメキシコ人女性が気になって仕方がない。
同僚(ハーベイ・カイテル)から賄賂に誘われ・・・。
ずーっと必要悪だった。