立派な牧羊犬ならぬ牧羊豚になることを夢見る無垢な子ブタの奮闘を描く感動作。500匹にも上る本物とSFXを巧みに組み合わせた、動物たちの“演技”がみごと。イギリスの童話作家ディック・キング・スミスの『The Sheep-Pig』を、「マッドマックス」シリーズや「ロレンツォのオイル
命の詩」のジョージ・ミラーの製作・脚本で映画化。監督は本作が初の劇場用映画となるオーストラリアの監督、クリス・ヌーナンがあたった。脚本はミラーとヌーナン、製作はミラー、ダグ・ミッチェル、ビル・ミラー。撮影はアンドリュー・レズニー、音楽はナイジェル・ウェストレイク、美術はロジャー・フォード、編集はマーカス・ダルシーとジェイ・フリードキン。アニマトロニクス(ロボット)製作はジム・ヘンソンズ・クリーチャー・ショップ、動物演技指導は「ベートーベン」シリーズのカール・ルイス・ミラーが担当。出演は「名探偵登場」「ピンク・キャデラック」のジェームズ・クロムウェル、オーストラリアのトップ・コメディエンヌのマグダ・ズバンスキーほか。第68回アカデミー視覚効果賞、全米批評家協会最優秀作品賞受賞。
ベイブコメント(20)
動物達が言葉を話し、自然豊かな農家の暮らしにわくわくしたし憧れたなあと、懐かしくなった。
当時はまさかベイブが牧羊豚になるとは想像できなかったな〜。
豚のベイブ、牧羊犬のフライとレックス、そして牧場主のアーサー、とても魅力的です。
ラストでアーサーとベイブがコンテストで成功を収めた時、観客手のひら返しすぎでは!?
めちゃくちゃつっこみましたが、それくらい常識がひっくり返ることなんだろうなと。
「豚が牧羊犬とかありえんwww」と、動物も人間も思っている。牧羊豚を信じてるのは、ベイブとアーサーだけ。もちろんフライやレックスも徐々にベイブのことを牧羊豚と認めてくれた感はあるけれど、初めは「豚の役割は人間に食べられること」という考えが強かった。そして牧羊犬は羊に命令すること、厳しくすること、というスタンスも強い。
良い意味では、至って常識的。
でも、2019年の自分には、そちらの方が不自然だな〜と思いました。
豚だから牧羊犬になれないなんてことないんじゃないかと。
私のような一般市民がそう思うようになった程、ベイブ公開時に比べて多様性が認められる社会になってきたのかもしれないなぁーと。
アーサーとベイブの姿は微笑ましく動物は可愛く、それだけでも大満足なのですが、なんだか色々考えさせられました。
良いストーリー。
ほっこりするんだよね
好きなのはストーリーそのものよりも動物たちの表情。笑顔がすごくいいのですよ。