保守的な社会に反発する若者たちの恋と友情を描き、主演を務めたケビン・ベーコンの出世作となった青春ドラマ。ユタ州の田舎町ボーモント。シカゴから引っ越してきた高校生レンは、この町では公序良俗の名のもとにロックもダンスも禁止されていることを知り困惑する。そんな中、牧師の娘エリエルに恋心を抱いたレンは、彼女のボーイフレンドである不良グループのリーダー、チャックから目をつけられてしまう。やがて保守的な大人たちに立ち向かうことを決意したレンは、仲間たちとダンスパーティを企画するが……。監督は「愛と喝采の日々」のハーバート・ロス。ケニー・ロギンスによる主題歌「フットルース」も世界的ヒットを記録した。
フットルースコメント(19)
でもレンが集会で訴えるシーンなんか胸を打つし、牧師の葛藤もちゃんと伝わってくる。
それよりもなによりも驚かされるのはケビンベーコンの身体能力。倉庫で一人で躍り出すところなんて、何者かと思うほどすごい動きをしている。
あとやっぱり音楽が重要な位置を占めている。80年代というのが表裏はっきりした打ち込みのリズムを聴いただけでも伝わってくる。最後の喧嘩はなんだったのかは、わからん。
時代性が出ているという意味でいうと、すごくいい映画だと思う。
いつの時代も10代の閉塞感や窒息しそうな息苦しさは変わらず、
どこに向けていいか分からない爆発しそうな気持ちとイライラをどう表現したらいいのかともがく様はとても理解出来た。
工場でのケビンベーコンのアクロバティックなダンスはカッコ良いを通り越して、やり過ぎ感と演出の古さにゾッとしたけど、
ラストのダンスはカッコ良かった。
青春の大人や自分より大きな物と戦い勝ち取る物語はバンドや不良など色々あると思うけど、それのオリジナルなのかなと思った。
2014年のトゥナイト・ショーでのパロディーが面白いです。30年経ってもあまり変わってないベーコンさんが凄い。
https://youtu.be/3T2FpCDlyNg
基本的な設定や、チキンレースで主人公立場が強くなるストーリーがジェームス・ディーンの「理由なき反抗」と同じ。