ホワイト・プラネット
プロット
フランス・カナダ合作
06月24日 2006 劇場で
レッド プラネット
プロット
アメリカ
01月13日 2001 劇場で
ナイト・オン・ザ・プラネット
プロット
アメリカ
04月25日 1992 劇場で
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
プロット
アメリカ
04月08日 2022 劇場で
ロンリエスト・プラネット 孤独な惑星
プロット
アメリカ・ドイツ合作
01月01日 1900 劇場で
プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星
プロット
カザフスタン・ブルガリア合作
02月18日 2022 劇場で
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ファンタスティック・プラネットコメント(20)
全編恐ろしいほどのイマジネーション。まさにセンスオブワンダー。これを見ていないでSF映画好きと言っていたのが恥ずかしいほど。
物語自体は普遍的ともいえるものだが、すべての造形、色彩と音楽、説明しすぎないセンス、唯一無二ではないでしょうか。スッと終わる短さも含めて好みでした。
とりあえず、猿の惑星:創世記の猿たちポジションが人間に変わったというだけ...そう考えると、良い加減人間も戦争なんかで同じに人間ばっかしに気を取られてる場合じゃないぞ、というメッセージが伝わってくる。
だとしてもなかなか意味不、けれどまた見返したい映画だったw
絵のタッチは“諸星大二郎”氏を彷彿とさせる。
そして何とも言えない柔らかい色調で弾きつけられる。
派手な動きもなく静かに進む。絵本のようだ。
音楽も独特できわめて印象的で、その不協和音的な取り合わせが、この映画を唯一無二の作品としている。
そんな映像・音楽で、ドラーグ族とオム族を中心に展開し、この星の生物の生態が差しはさまれる。
愛情と貪り食らうが同居している世界。愛玩具なんて生易しいものではない。
卵からかえった幼体の背中をなめる成体。幼体は気持ちよさそうに体をゆだねるが、次の瞬間には捕食されている。愛の描き方が全編通してこんな感じ。
単に造形が気持ち悪いのではなく、その描かれている愛情の感覚が気持ち悪い。可愛がりつつもなぶり殺し、食ら尽くすという感覚が気持ち悪い。ドラーグ族がオム族にと、異種族同士なら、まだ目を背けるだけで、ーードラーグ族を人間に、人類をネズミ(ハムスター)・昆虫に置き換えれば、私達も同じことをしているんだよなと反省しつつーー鑑賞するが、同族間の中での捕食。しかも愛撫した後に…。
この生理的感覚レベルでの気色悪さは何なんだ。
主筋の方は、いろいろな地域の歴史、他の映画を思い出しつつ、解決の仕方が独特で唸ってしまう。
惹きつけられるけれど、同時に嫌悪。
再鑑賞したい、したくない、したい、したくない。逡巡してしまう。
赤目に全身青色の半魚人っぽい巨大宇宙人(ドラーグ人)に飼われる人類、そのビジュアルがまず強烈。リモコン腕輪に首輪、瞑想してシャボン玉とばす、立ち食い雲、人間の巣にガス炙り出し。人間の服装が奇妙なレオタードだったり、未知な動植物が見たことない動きをするのがクリエイティブ。音楽は大袈裟なオーケストラでもっと不気味にしてほしいかも。人がプチプチっと踏みつぶされ、おっきな玉に潰されたり、アリクイっぽいのに食べられたり、あっさり大量に死んでる。なぜかTBSドラマ「QUIZ」のEDアニメーションを思い出すもの悲しさ。ガリバーであり、進撃の巨人でもあり。