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30デイズ・ナイト プロット アメリカ 08月22日 2009 劇場で
サマー・デイズ プロット アメリカ 07月02日 1988 劇場で
トゥー・デイズ プロット アメリカ 02月14日 1998 劇場で
ラジオ・デイズ プロット アメリカ 10月24日 1987 劇場で
9デイズ プロット アメリカ 10月19日 2002 劇場で
ビューティフル・デイズ プロット インドネシア 03月05日 2005 劇場で
ハード・デイズ・ナイトコメント(13)
伝説を作ってる真っ最中だったビートルズを捉えた作品です。スゴい!レノンが、ジョージが生きて笑ってて、お爺ちゃんなイメージしかないポールとリンゴが若い!ロックの歴史のレジェンド達の若くてヤンチャな姿を観ると何だか感慨深い物があります。後期になればメチャメチャ仲が悪かったと言われてる4人が、この頃はまだ皆で揃って楽しそうにしているので微笑ましいですよね。
個人的には前期より後期の楽曲が好きなのですが、一般的に盛り上がってたのってきっと前期でしょう。なんだかんだで楽曲がキャッチーで耳に残りやすいですし。今みたいにネットがなかった時代に4人が演奏してる姿が観れる映画って貴重だったんだろうなぁ。例え作品にストーリーがなくってもね!
しかし当時のビートルズのファンって凄かったんですね。今はあれだけ追っかけられるアーティストっていないのでは?現代みたいに趣味が細分化されていない分、一極集中で人気があった感じがします。ファンに追っかけられている姿はさながらゾンビ映画を観てるようでした。
観てて気がついたのですが、ビートルズのファンってティーン・エイジャーが多かったんですね。今でこそ好きな人は年配の方が多いイメージがあるビートルズですが、今の年配の人達が若い頃に聴いてたと思うと時代を感じます。それでもいい音楽っていうのは時代を越えて生き残っていくものですし、最近も映画「yesterday」が公開されたりしてますし、前の世代でも、自分たちの世代でも、そして次の世代でもきっと聴き継がれていくんだろうなと思いました。
まぁ、とにかく四人が若い。若いを通り越して“幼い”。こういう作りのアイドル映画を作るのは、流石モンティ・パイソンのお国柄だなと思うけど、ドタバタ劇と唐突の楽曲のインサート、そしてストーリーの薄弱さと、トチ狂ったグルーピーのカット。もう何が何やら、理解を超えた演出だが、それ位ビートルズという一つの“現象”が世界を狂わせていたのだろうというザックリとした想像位は見当が付く。一応、演技もあるのだろうが、あれだけ仲の良い悪ガキ四人組がハチャメチャやってるのは、まるで赤塚不二夫の『おそ松くん』に近い印象を受けたのは、表面的かな? でもルーフトップ・コンサートでの情熱と冷静を比べてしまうと、今作の微笑ましいことだ。
白黒とはいえ修復した映像は大変クリアで、四人のゴリラみたいな上下運動とか、天才的な楽曲と演奏はたっぷりと堪能できた。
初期の元気でオバカな頃のビートルズ楽曲が、それでもしっかりロックンロールだったとしみじみ酔いしれた作品である。
PS:後から思ったのだが、今作品のプロットや脚本、その前段階の企画そのものがビートルズ側にどれだけ意向として含まれているのか不明だが、警官=権力や、マスコミ、はたまた歌を聴かずに奇声ばかり立てるファンなのか何なのかよく分らない少年少女等、そういった或る意味敵対意識を含む対象物に対しての揶揄や皮肉、からかいみたいなものをギャグ要素として織込んでいるイギリス的なセンスの良さをキチンと落とし込み、それを難なくこなす四人の天才性に気付いてしまったのだが、何で急に気付いたのだろう?w 喜劇役者としての四人の演技力の意外な高さに、やはり高レベルのポテンシャルの片鱗は何処を開いても分るモノなのだなぁと感慨に耽ることしきり…
2020-148
聞き覚えのある曲がたっぷり聴けたのが良かった。
ビートルズ人気の凄まじさが良く分かり、ファンがスターを追いかけるのは今も昔も変わらないって感じ。
ビートルズ世代にとっては宝物のような映画ですね。
白黒画面で躍動する4人そして美しいメロディーの数々
わが青春でした
It Been A Hard Days Night That Was !