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パーム・スプリングスコメント(12)
予告でうたってる通りタイムループラブコメディ。ただコメディ臭がすごく強いわけではないため個人的にはとても見易くそれなりに楽しむ事ができた。
コメディ作品だから設定なんかは無茶苦茶なところだったりぶっ飛んでるところはあるけど、タイムループから抜け出せない箱に閉じ込められた場合自分ならどうするか…こんな事を想像しながら楽しめる。僕個人としても主人公のナイルズと同じ気持ちだったからこそ見やすさはある。退屈な日常でもあるけどそれが永遠に続くならその日常に案外ハマって抜け出せずその退屈な空間に面白さを追求してしまうあたり共感できる。
ただやはりかわり映えない同じことの日々は成長に繋がらず、また恋人のサラはタイムループの始まりが常に妹の婚約者との浮気事後からのスタートとなりナイルズとは異なり終盤は抜け出すことを目指す。
このあたりのストーリー展開も見易くわかりやすくて良かった。
自分がこの世界に入る事となったらと妄想しながら見ることもでき、まぁそれなりに楽しむことはできた。
昨日のような今日を送り、今日のような明日を迎えるこのタイムループはどことなく日々の生活と重なる部分もあり擽られる。
結婚式に参加していた男女が、同じ一日を何回もループしていくというSFファンタジー。
タイムループものってだけでそもそも期待値が高まる。細かいルールはわからないが、ナイルズの方が先にループをしていたという設定。サラが後からループに参加するようになるって話だ。途中参加する人が増えていくという展開がいい。前からループにハマっていたナイルズにはいろいろと秘密の情報をもっているということ。だからロイの存在もいいアクセントになっていた。うーん、侮れないぞ。なかなかいい脚本!
ループを何回も繰り返した人間だからこその行動だったことがわかっていく流れは笑えるし、ちょっと考えさせられたりもした。タイムループを題材にしているが、恋人のことをどこまで知るべきなのか、どこまで聞くべきなのか、そしてどこまで言うべきかってことが裏テーマのように思える。
面白いのは2人とも仕事や住まいといったプライベートな情報がほとんど明かされないまま話が進んでそして終わっていく。ナイルズなんて犬を飼っているって情報が最後に語られる程度。それでもちゃんとロマンティックな雰囲気は出来上がるんだから不思議。いや、もちろん結構ブラックな笑いも多かったけど。そんなところも含めてお気に入りの一本となった。
これ、舞台劇にアレンジしても面白そうだな、なんてことを考えてしまった。誰かやらないかな。