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パーム・スプリングスコメント(12)
本作も『明日への~』も、いかにタイムループから抜け出すかがカギになっているが、方法の突飛さではこちらが群を抜いてバカバカしい(ホメ言葉)。
下ネタ要素も多いので、嫌悪感を抱く人もいるかもしれないが、90分というタイトな尺でサクッと観られるのは高ポイント。
関係ないけどヒロイン役のクリスティン・ミリオティは、美人には間違いないんだけど、時おり『シャイニング』のシェリー・デュヴァルとダブってしょうがなかった…
とは言え小ネタも満載でおもしろかったし、二人がだんだん可愛く見えてくるのが不思議。
まあでもシモンズおじさんにすべて持ってかれるね。プチコスプレも良かったね。
This is today. Today is yesterday. And tomorrow is also today. It's
one of those... infinite time loop situations you might have heard
about.
- That I might have heard about. How do I stop it? I don't want
tomorrow to be today.
Right. That's natural. Uh, unfortunately, that's never going to
happen. Tomorrow will always and forever now be today. So---
今日は、今日。昨日は、今日。そして明日も今日って、これって、まさにタイムループ映画なのね? チョットした主人公サラの優しさが、おとぼけナイルズとのとんでもないタイムループの世界のお供をする羽目に...
I decided a while ago to give up and stop trying to make sense of
things all together, the only way to live is to embrace the fact that
nothing matters
いくら何でも出席者が正装しているのに結婚式の出で立ちとしたらどうかと思う... 上がアロハで下がバミューダってナイルズの格好が、この不思議な映画を物語っている。
- Oh my God, who was the guy that was hunting you?
That was Roy. He was a guest at the wedding. Abe's dad's cousin,
of the Schlieffen clan. That's about all I know about the dude.
- Yeah, but... why was he trying to kill you?
One night, a very long time ago, I partied with Roy.
最初は、ナイルズをしつこく付け狙う変態オヤジのロイ... 映画が進むと何故ロイが彼を追いかけるのかとか、本当のロイの姿を見た時は、とにかくホッコリとさせられた。ロイを演じていたJ・K・シモンズは、出番が少ないわりにはさすがの演技。
When Roy found out about his new life, he did not take it lightly.
Luckily, he lives in Irvine and wakes up there every day, so he only
comes around once every few... days? Or weeks? I don't know.
My sense of time is a little fuzzy.
- But what does he want?
I think he thinks it's revenge?
タイムトラベラー・フィルムの設定でのあるあるタイムパラドックスと矛盾... ナイルズを襲いに来るロイが現れるタイミングのラインでいかにもロイがパームスプリングスから遠く離れて住んでいて来るまでに日数が掛かるように言っているのは、同じ日にリセットを繰り返すタイムループの設定なのに違和感を覚える。
"Wherever you go, there you are." という映画にも出てくるライン... 古くは1984年のビデオスルーした映画『バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー』やスティーブン・キング原作ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』、それとスター・トレックでピカード艦長が金属プレートに書かれた銘文を眺めるシーンでその中にも刻まれている。この言葉の意味は、案外と深い。
この作品と似ていると挙げるとするなら『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜(2013)』というイギリスのSci-Fi・ロムコムや話の基本は2016年にロンドンで、2017年にブロードウェイで、ミュージカルとして上演されるほど洒落ていたビル・マーレイ、アンディ・マクダウェル主演映画『恋はデジャ・ブ(1993)』と言うロムコム。この映画はその映画にエッチでバイオレンス色を加えて、お下劣で笑えないコメディ映画となっている。でも笑えないけど面白い映画... 意味不明ってか?
ただ、そんな良い意味でくだらないコメディ映画なのにラストの何とも言えないパームスプリングスという街がどのような感じなのかが、分かるような少し驚かされる描き方で映画の幕を閉じている。
そうは言っても、感じ方は人それぞれで、かなり一般受けすると見えて2020年の6月にはHuluですでにVOD配信されている。ただし、日本ではありませんけどのお話... 何か?
リゾート地でのウェディングパーティーの1日を舞台に、カラフルでポップな画作りと音楽がマッチして、とてもオシャレで映像としても楽しめます。テンポも良くてタイムループの状況を理解するまでのダルい状況説明も無いし、サクっと観れてちゃんと楽しい。
タイムループに巻き込まれたことで辿り着く人生の過ごし方への答えも、とても好感が持てました。
好きな人と一緒なら、どんな場所でも状況でも楽しくて、繰り返す日々なら怖いことや不安もない。でも、先が分からないから楽しみが増えることもたくさんあって、そこに愛する人がいるのが、やっぱり最高の人生でしょ!