センチメンタル・ジャーニー
プロット
アメリカ
03月01日 1948 劇場で
カウチポテト・アドベンチャー
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
ポセイドン・アドベンチャー
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
イウォーク・アドベンチャー
プロット
アメリカ
08月17日 1985 劇場で
BMXアドベンチャー
プロット
オーストラリア
03月09日 1985 劇場で
ベビーシッター・アドベンチャー
プロット
アメリカ
03月05日 1988 劇場で
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センチメンタル・アドベンチャーコメント(6)
オクラホマからテネシーまで壊れそうな車で歌の試験のために旅に出る。その前に旅費のための貸金の回収の場面が一番面白かった。その他にも途中で起きる数々の出来事が飽きさせない。レッドの語る女の話もこの時代ならではの不道徳さで無茶苦茶だがけっこう重くてしんみりとした。農場でしがない季節労働者をしていた貧困の彼の車のリンカーンは、登録証もないようだしやはり盗難車かな。
しかし本来の盛り上がりどころである、実際にナッシュビルについてからの展開は平凡に感じた。音楽の試験の場面はもっとしっかりと描いて欲しいし、音楽の映画なのに歌が平凡なのでもう少し質感を上げて欲しい。ほったらかしの祖父・妹夫婦の行方も気になる。
甥役を演じるイーストウッドの息子が、父親が売り出そうとしたのか最初から最後までいい役柄だったが上手くこなしていた。彼はこのあと実生活で本当に音楽家になったようだ。
それからオクラホマのアメリカ人の友人が、息子が年頃になったら父親がそういう場所に連れて行って経験をさせるという伝統があるのだと言っていたのを思い出した。20世紀前半にはこの伝統はあったようだ。
禁酒法時代のアメリカでカントリーミュージシャンがオーディションを受けるために甥っ子と旅をする。お金が全然ないはずなのに、車とギターがピカピカだった。だから金がないとも言えるような感じだった。売春婦が美しかった。才能や実力があってもものにならない人を描いていて、確かにそういう人っているなあと思って切なくなった。
失敗を思い出しましたが、この親子あまり、
似ていないので終わった後で気付いた程、
違和感は無かった。
カントリーをベースとしたロードムービー。
今では作る側のイーストウッドのギターや
歌が堪能出来ます。
渋い、実直な役柄が多いイーストウッド
ですが、結核で余生短い、破天荒な歌手
も上手く演じていて切ないです。
見終わった後でジーンと染み渡る作品。
有名俳優が実子を出演させるバカ親たちは後を絶たない。
それは実子の人生をだめにしている。
とまあ、映画とは直接関係ない論評は置いといて。
この監督・主演はこの手の映画では演歌の世界をいつも描く。
マディソン郡の橋もそうだった。
単純で滅びゆく美、いわゆる男の美学。古ぅ~。
いまどき流行らない生き方で
いつの時代にも求める人が居る美学。
こういう映画もたまには見るのがいいかもしれない。
イーストウッドと甥とお祖父ちゃんとどこぞの女の子のドライブシーンなんて、なんか泣けてくるよ。なんていうか、完璧じゃん、このメンバーって感じ。映画的に完璧な構成じゃないの、というかね。ただそれだけで泣けるんだよ、ほんとにね。
全体としては、変な画面も見られたけど、だけど、こういう映画的構成があって、ツボはしっかり外さないところが、イーストウッドなんだね、ほんと。