旅立つ息子へ

6.7/10
合計14件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   94分
言語   まだ情報はありません
書かれた   ダナ・イディシス
劇場で   03月26日 2021
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旅立つ息子へ プロット

「ブロークン・ウィング」「僕の心の奥の文法」で東京国際映画祭のグランプリを2度受賞しているイスラエルの名匠ニル・ベルグマンが、息子のために人生をささげる父親と、そんな父の愛情を受け止める青年の絆を、実話をもとに描いた人間ドラマ。自閉症スペクトラムの息子ウリの世話をするため、売れっ子グラフィックデザイナーというキャリアを捨て、田舎町でのんびりと暮らしているアハロン。別居中の妻タマラは息子の将来を心配し、全寮制の特別支援施設への入所を決める。定収入がないアハロンは養育不適合と判断され、行政の決定に従うしかなかった。しかし入所当日、大好きな父との別れにパニックを起こす息子の姿を目の当たりにしたアハロンは、自分が息子を守ることを決意し、2人の逃避行がはじまる。2020年・第73回カンヌ国際映画祭(新型コロナウイルスの影響で通常開催を見送り)のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」作品。

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旅立つ息子へコメント(6)

wbwkrkg
wbwkrkg
オンライン先行試写にて鑑賞

自閉症の息子を愛し支えた父親
自分でできない息子を支えないと
私が支えるんだという行動は
息子ためだったはずが

自分のためになっていた?

ボタンそれはひとつの...。

人っていいなと思えたし
家族って大切って思えた
素敵な映画でした。
Cldebsinlo
Cldebsinlo
ウリ 自閉ちゃんを絵に描いた役すぎてちょい萎えたが
彼の行動は全部理解できる そらそうなるよなって
だから
オヤジはなんも間違えてない
対応が素晴らしい
親子の愛を超えた分かち合いが凄い
これを父親のエゴとして片付けてないところが本作の優れたところ
オヤジの人間力の高さに感服する

2021年スクリーン212発目(今年公開作品114本目)

以下ネタバレありかも?









現にラスト 父親わろてはりますよ
息子の巣立ちをよろこんどります
すんなり受け入れたんじゃなく かなり葛藤しとります
それまでに
そこなんだよ 母親との違いは!

共依存?いえいえ 共に生きとるだけです 共生です

ウリは立派ですよ
それ以上にオヤジが立派すぎて 当たり前にこなしすぎて 凄さがさらっと流されてしまうところが またにくい
そんな オヤジとしての覚悟と生き方を教わる映画
Shsmwoohnade
Shsmwoohnade
どちらかというとスローな映画だ。冒頭から瞬時に観客の心をかっさらう事はない。とりわけ父親は、息子への慈愛に満ちた表情とはまた違い、人との間に少し距離を置く性格のよう。デザイナーとして名を馳せた仕事も、それからプライベートの面でも、何かとこだわりが強く、ついつい意固地になってしまいがちだ。そんないろいろあった彼が息子と共に放浪しながら「いま、ここ」を見つめる数日間。それに合わせて我々も、少しずつ、その内面や過去をうかがい知ることとなる。この一歩一歩が非常に味わい深い。そして自ずと理解できるのは、この人は決して器用ではないものの、それでも懸命に、実直に歩んできた人なのだ、ということ。あの”映画スター”の名前がこれほど胸に響くのも、我々観客と共に築き上げられた関係性の賜物だ。息子からの目線をこれほど凝縮させた言葉は他にないだろう。ラストシーンに交わされる会話がまたいい。しみじみとした余韻が残る。
Xtiducdeseyt
Xtiducdeseyt
自閉症の息子のために自らの人生を犠牲にして子育てをする父親。
本作では父の息子への溢れんばかりの愛情と息子との強い絆と同時に自閉症の子を持つ親の葛藤や苦労も描かれている。例えば駅のホームで、癇癪を起こし騒ぐ息子を優しくなだめたり、自動ドアの開閉に怖がる息子に一つ一つ向き合い寄り添う父の姿には、同じ子を持つ親としてもう尊敬でしかないとともに、自分も襟を正さなければというような気持ちにさせられる。

子どもは遅かれ早かれ親元を離れて旅立っていく。生物としてこれが正常なこと。
大切に大切に育ててきた子どもを送り出すのには寂しさと時として痛みも伴い、とても勇気のいること。
少し自立することが遅かった息子、成長した息子の姿を送り出す最後の父の表情には泣ける。

それと同時に本作を通して、発達障がいの子どもを育てることの厳しさも描かれており、多くの人が温かい目で見守り、理解することによりもっと世界はよくなるはずだ。
ハートフルストーリー。観た後ホッコリする作品です。
hnsupk
hnsupk
障害を持つ息子を親として守ってあげたい親心をひしひしと感じられました。合わせて、いつか自立させなければならない事も考え、親も共に成長しなければいけないということに気付きました。