激走!5000キロ プロット

ニューヨークからロスへの公道レースの手に汗握るスピード・カーアクション作品。製作・監督はスタントマン上りのチャック・ベイル、ベイルの原案に基づき、脚本はレオン・カペタノス、音楽はドミニク・フロンティアが各々担当。出演はマイケル・サラザン、スーザン・フラネリー、ラウル・ジュリアなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、シネスコ。1976年作品。

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激走!5000キロコメント(1)

Leatnbiarkaon
Leatnbiarkaon
総合:85点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 90
ビジュアル: 75
音楽: 60

ガムボール・ラリーという、スポーツカーで公道を走ってニューヨークからカリフォルニアまでアメリカ大陸横断レースをするコメディ映画。もちろんレースをしている間は交通ルールは無視である。

物語は別にたいしたことはない。だが公道レースの設定と車の見せ方がすごい。いわゆるスーパーカーを、アメリカ大陸を東から西へ休むことなく暴走させるという爽快感。ポルシェ911、カマロZ-28、コルベット・スティングレイ、メルセデス300SLと車好き垂涎の車が次から次に登場する。中でも青いシェルビー・コブラと赤いフェラーリ・デイトナの一騎打ち、特に最後の道路から浅い川を走る場面が見ものである。
実はレースに勝ったからといってたいした賞金が出るわけではない。ガムボール・ラリーの意味が後でわかる。これは結局登場人物が完全に趣味でやっているレースであり、彼らはただ日常を忘れ車を突っ走らせたいだけなのだ。だからこそそのような彼らの車を走らせたいという欲求が、もう思いっきり車好きの視聴者に伝わり心を鷲掴みするのである。
実写だけでCGが一切なくて、へんに車が爆発したり宙に舞ったりしないのも自然でいい。あまり真剣にレースだけを取り上げるのでなく、不良親爺たちがお馬鹿な雰囲気で登場して運転を楽しんでいる軽い雰囲気も見ていて楽しい。

元々は1970年代にそのような非合法レースを実際にしていて、Cannonball Baker Sea-To-Shining-Sea Memorial Trophy Dashというそのレースについて書かれた本を基にしているようだ。この公道レースという設定は「キャノン・ボール」をはじめとして他にも映画化されていて、日本にも漫画などに大きな影響を与えた。しかし車のアクセルを踏みつける爽快感という意味で、この映画は他の作品にもましてとにかく気持ちがいいし楽しい。その意味で最高の映画だろう。