柳楽優弥が海外合作映画に初主演し、モンゴルを舞台に2人の男の旅路を描いたロードムービー。大企業の経営者・三郎を祖父に持つ青年タケシは、贅沢三昧の自堕落な生活を送っていた。ある日、三郎の所有する競走馬を盗んだ罪で、モンゴル人のアムラが逮捕される。三郎は第2次世界大戦終了時にモンゴルで捕虜生活を送っており、現地の女性との間に娘がいた。アムラとの出会いをきっかけに、三郎は生き別れた娘を捜すため、タケシをモンゴルへ送り込む。言葉も通じず、価値観も異なるアムラとともに旅を始めるタケシだったが……。モンゴルの人気俳優アムラ・バルジンヤムがタケシの相棒となるアムラ、麿赤兒が祖父・三郎をそれぞれ演じる。欧米で俳優としても活動する映像作家・KENTAROが長編映画初メガホンをとった。
ターコイズの空の下でコメント(1)
そんな環境に放り込まれた主人公の心情が変化していく様子が、ナチュラルに(色んな意味で)、時にコミカルに描かれていました。柳楽優弥氏の演技に最後まで引き込まれます。
美しい作品に出会えました。