世界で一番しあわせな食堂 プロット

「旅人は夢を奏でる」「GO!GO!L.A.」のミカ・カウリスマキ監督が、フィンランドの小さな村にある食堂を舞台に、異国から来た料理人と地元の人々が織りなす心の交流を描いたヒューマンドラマ。フィンランド北部の小さな村。シルカが営む食堂に、上海からやって来た料理人チェンとその息子が訪れる。チェンは恩人を捜していると言うが知る人は誰もおらず、シルカは恩人捜しに協力する代わりに食堂を手伝ってもらうことに。チェンの料理は評判を呼び、食堂は大盛況。シルカや常連客たちと親しくなっていくチェンだったが、観光ビザの期限が迫り、帰国の日が近づいてくる。

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世界で一番しあわせな食堂コメント(5)

snymoex
snymoex
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海外で何の当てもなく人を探すなんて、途方もなく、しかも子供連れって...? そんな無謀としか言えないストーリーを許せる余裕は自身にあるのか?
"優しさの証明" を問われているようで

映画のオープニングで登場した湖に広がる緑豊かなフィンランドのラップランドの人の手が入っていない大自然を背景にゆっくりと急がず映し出された美しい風景を見たとたん、何かいい話にめぐり逢い、心温まる映画を見る機会を与えられたのかもしれないと期待するのはいけないことなのか?

あたしがもし、下品にこの映画にツッコミでも入れたら、あんたたち、失礼皆様が嫌いになるよりあたしが嫌な思いになるかもしれないって... コ ・ ワ ・ イ ⁉
そらきた! 映画も始まってから17分過ぎに起こるチョとしたイベントらしきもの
いきなり10数人の中国人ツアー客がシルカの営むレストランに押し寄せてきて、彼女がどうしようもなく途方に暮れているところを前日に見知らぬ東洋人親子に泊まる場所を提供してくれたよしみやその恩返しからチェンは料理を手際よく作り、次の日の注文も受け段取りも取りつける... すごくいい滑り出しのプロットとして、良く描けている。 と思いきやそんなことは天地がひっくり返っても起こりやしない。まして相手は中国人  常識として... 何故か⁉
決まった場所や土産物屋に連れまわすツアーガイド... 表向きはツアー客の安全確保や迷惑行為の防止と謳っているけれども実際のところはちがう。今、現在は知らないけど昔はツアーガイドにはバックマージンとかコミッション・フィーという店からのキックバックがあった。売り上げとか、その店に行っただけでツアーガイドにはお金が支払われるシステムのこと。
それと一番してはいけないことをこの映画製作者は行っている。
見知らぬレストランでツアー客に食事させた事... つまり食中毒の問題。
ガイドの一番いやな事は親会社である旅行会社にクレームをつけられるところにある。中国の人なら関係ないって⁉
あたし、やらかして、言ってしまった。また悪者ね? おバカな話しは放っておいてと

WELCOME TO SANTA CLAUS VILLAGE IN ROVANIEMI
– OPEN EVERY DAY OF THE YEAR
サンタクロースグリーティングセンターって聞いたことのある人はオープンで優しい人なのかもしれない... だって、サンタクロース村にはサンタクロース宛に、毎年70万通を超えるお手紙が届き、その返事がまた世界中に届けられるから。
サンタクロースの所在地であるフィンランド北部にあるラップランドが今回の映画『世界で一番しあわせな食堂』の舞台となっている。

忌まわしいCOVID-19禍の世界でなければ... ラップランド州の州都であるロバニエミは北極圏の入口から南へわずか8kmに位置する人口約3万5千万人の町に年間50万人以上の旅行者が訪れる観光都市と言われ、オーロラ観光もできるはずが、今はそうもいかない。
"季節は冬夏冬冬" と冗談も出るほどの北極圏に近い都市は当然、日の昇らない極夜の冬は長く、その正反対に日の沈まない白夜の夏はあっと言う間に過ぎ去ってしまう別世界という事を考えると...

"Fish out of water" コメディ
ジャンルをさらに細かく分類付けした意味の言葉:サブジャンル... コメディのサブジャンルである "Fish out of water" コメディが本作品『世界で一番しあわせな食堂』にあたる。
映画製作が始まって以来、つまり映画の黎明期から世界的に人気のあるコメディサブジャンルとして確立していて、例を挙げるなら、『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)』、『ビッグ(1988)』、『カラー・オブ・ハート(1998)』他にもたくさんあるけれどもこれらのコメディ映画に共通する点は、キャラ(魚)が通常の環境(水)の外にいるシチュエーションという事... そんなの常識さ、なんていう御仁には関係ないさぁ~ってか⁉
『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985)』は若いマムとダディがいる過去に戻り、『ビッグ(1988)』は子供が大人の世界に、『カラー・オブ・ハート(1998)』はモノクロの世界へ... そして本作品『世界で一番しあわせな食堂』は暖かい上海から来た東洋人が冬は極寒のフィンランドの片田舎のレストランでオーナーのどちらかというと料理下手のシルカとの奇遇な出会いから地元の人たちとのゴールデン・ゲート・ブリッジ級の交流を描いたフィンランドの初夏を思わせる心の雪解けのようなポッカポッカな物語となっている。

A healthy mind in a healthy body.「健全な精神は健全な肉体に宿る」... 今話題のスポーツ憲章か⁉ なんてね。 本当は第三帝国の時代に言葉の意味がスローガンに変えられていて
You ought to pray for a healthy mind in healthy body.「願うならば、心身ともに健康であることを願うほどにしておきなさい(したほうがいい)」なんて古代ローマの皮肉屋の詩がルーツとされ本当の意味となっている⁉
スープか前菜の話としてぜい肉が振り子のようにプランプラン動く地元のオッちゃん達の偏った食事から健康を失っているところをミスター・シェフことチェンの冴えた料理の腕前から食べてもおいしく、見た目もにインスタ映えするほどプレイトには立体的で奇麗に美しく、そして古文書からの薬膳は徐々にオッちゃん達の健康を取り戻していく。それと同時にチェンが彼らのコミューンに溶け込んでいく様子を急がず、焦らず、心地良く、ミカ・カウリスマキ監督はフィンランドの大自然と対極にある究極の小宇宙である料理のアントレとを暖かいフィンランドの世界を穏やかに映し出している。
そして映画の前半で、チェンと息子のニュウニュウとのよそよそしい関係やニュウニュウの独りぼっち観が、シルカの持っている人に対する心の温かさが、彼の心の氷を溶かし、豊かにするあたりは、この映画のメインディッシュと個人的には捉えている。
何よりも心身ともに健康であるという、誰もが持ち得て、許されるわずかな幸せと希望という喜びが大切であることを温かく見守れる映画となっている。

コメディとの繋がりはないけれども映画が始まった瞬間にアメリカ国立フィルム登録簿に登録されている西部劇の名作中の名作、ジョージ・スティーヴンス監督、アラン・ラッド主演の映画『シェーン』を反射的に思い出している。主演を務めたアラン・ラッドの数奇な運命... ジョージ・スティーヴンス監督の名作『ジャイアンツ』には本当はジェームズ・ディーンではなくてアラン・ラッドがジェット・リンク役をするはずだったけれど... 1964年に彼は亡くなり、、ジェームズ・ディーンは『ジャイアンツ』が公開された前年に他界している。
"You ought to pray for a healthy mind in healthy body" 前述のこの言葉がアラン・ラッドの夭折に改めていたく響く... 168cmと背が高くなかったけれどスクリーンでは大柄に見え、低音のボイスの彼... シェーンと牧場主の息子ジョーイとの関係を見ていると、この映画の息子のニュウニュウとチェンとの関係がフィンランドの夏の濃い緑の木々のように育っていき、またここで暮らす人たちの素朴さとフトコロの深さと心の豊かさが羨ましくも魅力的に描いている映画に会えて、しかも笑顔で観ることができた事へ感謝したい。
Smnhspgioxk
Smnhspgioxk
34本目。
最初の製作会社、役者名、原題を見て、あれ中国絡み?
まあ実際そうだったし、悪くはなかったけど、フィンランドと中国がWin-Winな映画。
何かなあ、合わないんだよな風景と料理が。
eyvyxf
eyvyxf
話は単純明快。上海のプロの中華料理人が事故死した無き妻の想いを抱きつつ、一人息子とフインランドのラップランド地方の小さな村へ。恩返しのためか、漫画の「ザ・シェフ」ばりに薬膳調味料と料理用包丁携えて。目的は妻の事故死後
身を持ち崩した苦しい時に金策含め助けてくれたフィンランド人に、お金を返すため、わざわざ遠方からその人の故郷へ。
でもねぇ
当然その人は
お金は返ってこなくても良いと思っていたであろう距離感だねぇ。
どうでも良いけど、中華料理。辛い四川、宮廷、見栄えの北京、素材重視淡白な広東、甘く濃厚な上海料理に分かれるって今ネットで知ったよ。
そうして、のどかな大自然の中の小さな村のバス停に降り立つ。そこには食堂があった。食に無頓着なフィンランドらしく。メニューはソーセージとじゃがいものほぼ、ビュッフェスタイル。適当に盛って出されるのだった。恩人を尋ねるも、店を一人で切り盛りする女主人も、客も知らない。おかしい?確かにこの村あたりに・・・
まぁ長々と書いていますが、この映画あらゆる意味で楽でストレスフリー。初日なのに大スクリーンで客ちょうど10人は寂しい。話は2行後に続きますが・・・
ぜひお気軽にオススメします。

困窮して、その女主人の家の離れに泊めてもらい、ある事をきっかけに、店のコックとして中華料理の腕を振るうことと引き換えに、しばらく滞在し恩人探しの協力を得ることに・・・
最初は警戒して、訝しく見ていた常連の爺さん達らも、その料理の美味さばかりか健康に良いことに驚き、主人公の人柄もありだんだん主人公は村に馴染んでいく。一人息子も最初は森に迷い込んだり、心配させるが徐々に女主人にも心を開いていく当然、死別と離婚の違いはあるが独身同士の主人公と女主人も良い感じに・・・

ここまでストーリー書くなよと思った人。実は詳しく書いてもネタバレではなく問題ないのです。この映画、事前にあらすじ入れても、なんの前提情報なくても双方ゆったりと癒されるそういう映像なんですよ。

夜でも明るいフィンランドの夏の白夜。湖から、森林、小高い山、平原、壮大な大自然。昼からサウナ入ってビール飲んでスローモードの老人達。なーんにも物質的な豊かさはないけど、いいじゃないですか、皆んなイラついたり、急かしたりしない警察官も食料品店のレジものんびり大雑把。羨ましい。

ただ一つ北欧に欠けていたのが「食」。ただ腹詰めればいいという、繊細さに欠けるジャンキーな料理。
映像にふんだんに出ていた中国数千年「医食同源」主人公の作る料理は引き立つばかりで、中華食いたくなった。
もっとも「満漢全席」じゃないけど、主人公は高級料理店出身。一般人レベルなら日本の方が衛生的にもバラエティ的にも日本の食の方が中国を凌駕するけどねぇ。やっぱり高級料理店レベルだと中国の方が圧倒的に奥が深いねぇ。

高齢化しているけど悪い人のいない架空の村。私もその雄大な自然に溶け込みたいと思った。時差早朝出勤で疲れた私にも優しい映画。変にストーリの理解に悩んだり、変な緊張感、ストレスの無い作品。

敢えて言えばフィンランドのだいたいの位置と白夜くらいはチコっとだけ前提知識。
あと、いきなりソーセージとジャガイモ山盛りの世界から、中国うん千年へは無理があるかも。胃が驚いて下痢しちゃうかも。あと、プログラム買ってみたら、今はコロナでわからないけど、実際に中国人旅行客、フィンランドに多いらしい。ちとマナーが気になる。コレは一言余計か?り
Llfseneduu
Llfseneduu
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主人公の中国人チェンは幼い子供とフィンランドにとある人物を探し訪ねる。その際に寄った食堂を営むシルカとは幸運な出会いとなりしばらくの間シルカの空き部屋を貸してくれる事となる。
チェンは以前中国で高級レストランを営んでた事もあり腕前も一流である事をいかし中華料理をメニューの一部として振る舞う。
当初は現地の人から中華料理はゲイが食べるものだとバカにされ拒まれる事もあったが、いざ口にするととても美味しくそして健康への良い影響を与えることを実感され現地の人から受け入れられる。
料理以外にも中国人らしい礼儀作法やら義理堅いところ、シャイなところなんかもチェンの良さとして描かれてシルカをはじめとした現地の人に好意的に受け入れられる。

後半はサウナやら広大且つ美しい自然の大地などフィンランドの良さが描かれる。フィンランドのダンスや歌など共に奏で踊りチェンもまたフィンランドの良さを存分に感じ楽しむ。

後半にチェンがフィンランドを訪れた理由として、妻を失い、その際自暴自棄になり危険なところからお金を借りどん底にはまっていた。その際に融資してくれて人生を立て直すきっかけを与えてくれたフィンランド人に逢いにそしてその時のお金を返すのがフィンランドを訪れた理由だと明かす。
最後はチェンとシルカは結ばれ幸せな結末で作品は終わる。

まぁチェンが訪れた理由がストーリーに物凄く意味があるわけでもなく、また最後のハッピーエンドなんかはありきたりな展開だけど、この作品では中国とフィンランドの良さ、そして互いの異文化交流がシンプルに美しく描かれていたと思う。
まぁ一応最初は中国料理はゲイが食うものだとバカにするシーンはあるけど、それ以外は特に目立って差別するシーンとか攻撃的なシーンはなく安心して見られる。

特別目新しい描写があったりする作品ではないけど、安定して異文化交流の良さをゆっくりと見られる作品だと感じた。

日本人である以上、中国文化への目新しさとかはあまりなかったのはまぁそこは仕方のない事か。
あとは少し僕が体験して思う中国人像とは異なる部分も少しあったかな。

鑑賞前からハードルを上げ過ぎると退屈に感じる作品にもなりうるが、いい意味で大きな期待せずラフに見るとホッコリできる作品だと思う。

実際にこういう異文化交流ができるのは憧れ、とても羨ましく思う。
jnrusx
jnrusx
ソーセージ、マッシュポテト、生野菜…食堂のメニューは料理と呼ぶ程でもないシンプルさ。脂質も糖質も塩分も多そうだ。
ゲームばかりしていて、出されたフィンランドの食事を食べない息子はなんてわがままな!と思ったけど、だんだん友達もできて変わってゆく姿にホッとした。
中華でも油ギットリな庶民的中華ではなく、とても上品な宮廷料理はヘルシーでまさに医食同源。
人を幸せに出来る料理っていいなあ!
子どもを寝かしつけてからの白夜のデートも不思議な感じ。明るい夜だから2人の関係にもごまかしは効かない。
極夜の季節の都会のヘルシンキしか知らない私には田舎の風景は全て新鮮でした。

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