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三十六人の乗客 プロット 日本 04月16日 1957 劇場で
刺客 プロット 中国 11月11日 2022 劇場で
三文オペラ(1963) プロット ドイツ 02月20日 1964 劇場で
三つの竜の刺青 プロット 日本 05月21日 1961 劇場で
約三十の嘘 プロット 日本 12月18日 2004 劇場で
三人の女 プロット アメリカ 01月01日 1985 劇場で
十三人の刺客(1963)コメント(11)
老中(丹波哲郎)は目付役(片岡千恵蔵)に暗殺を命じる。
武家社会のしがらみの中で殺すことは出来るのか。
最後は53対13で凄まじい斬り合いとなる。
白黒映画は面白い。
特にクライマックスのアクションが素晴らしかった。ただ、橋を破壊するなら人が通行している時の方がよかったし、敵を追い込んだ場所にも仕掛けて欲しかった。敵の数が多すぎるように見えた。味方が景気よく命の炎を燃やし尽くしていくのが壮絶。ラストのタイマン勝負も素晴らしい。
リメイク版もよかったけど、こっちも素晴らしい。
両者に話の大きな違いはないけれど
リメイク版よりも淡々と描いているように思いました。
逆にリメイク版の台詞は忠実に原作を踏襲していること、
なおかつただの焼き直しではなく
新たな要素や“みなごろし”“斬って斬って斬りまくれ”といった
作品を象徴するようなフレーズを付け加えていたことも分かり、
リメイク版に対する評価が上がりました。
リメイク版での批評にもあったように
十三人のうち五、六人は“十把一絡げ”になってしまっている感は否めません。
むしろ、リメイク版の方が短いながらも丁寧に描いていたような気がします。
そう思うと長尺であるからかもしれませんが
「七人の侍」の方がやはり一人ひとりのキャラクターがしっかりと描かれているような気がしますし、
やはり十三人は数的に多いのかなとも思います。
しかし、何といってもこの作品は肝は
西村晃が演じる浪人の描き方です。
侍(浪人)とは“ストイック”“あまり動じることがない”、
そういったイメージを持ってしまいますが
最後の大殺陣で見事に裏切ってくれます。
こんな描き方をした時代劇は見たことありません。
より人間くささを感じました。
能無し馬鹿殿を討つべく立ち上がった13名が相手方との頭脳戦をへて壮絶な斬り合いへ…。時代劇の名作、とはいえ時代を感じさせる部分はかなりあった。クライマックスのアクションは今の目ではやや物足りない。ただそこへ至る描写をしっかり描いているのでカタルシスはある。
この時代の俳優の存在感は半端なく、歌舞伎や能の表現に近いものを感じた。
あと伊福部昭の低音が効いた伴奏とても良かったです。
このリメイクを考えた人の気持ちはよくわかる。今の技術&表現力なら更に面白いものが出来るだろう、と。してその結果は。今度確かめたいと思います。