陽炎(1991)

6.5/10
合計13件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   00分
言語   日本語
地区   日本
書かれた   高田宏治
劇場で   02月09日 1991
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陽炎(1991) プロット

昭和初期の熊本を舞台に、愛憎がうずまく料亭を巡って一人の女胴師の活躍を描く任侠アクション。脚本は「極道の妻たち
最後の戦い」の高田宏治が執筆。監督は「226」の五社英雄。撮影は「利休」の森田富士郎がそれぞれ担当。

陽炎(1991) 俳優

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陽炎(1991)コメント(4)

Vigehrabwt
Vigehrabwt
親がわからない女の子りんをやくざの親分が養女にした。立派にやくざの娘となったりんは熊本に帰り、やくざ家業を継ぐ。

樋口可南子や荻野目慶子、その他大勢の女優がみんな脱いでいる映画。この時代の邦画は五社監督作品をはじめ、女優がみなヘアヌード写真集に繋がるものが多いようだ。まるで写真集を売るための映画という雰囲気で、映画そのものも中味が薄い割りに大作風のつくり。

それでも俳優の演技はなかなか熱が入っていた。特に高品格!『麻雀放浪記』での演技を思い出させるような渋い爺ちゃんだ。 それにしても、この博打ってルールがよくわからん。花札のようでありトランプのようであり、どちらが勝ったのかさっぱりわからない。

おりんの義弟一太郎が恋人(荻野目)と心中に見せかけ殺される。「悪党ども、往生しなっせ!」と爆弾を投げ込むシーンが凄かった。しかし、すごいのはここだけ。いつのまにか樋口可南子に惚れていた仲代達矢も最期に見せ場を作ってくれるものの、正義感を振りかざすおりんには「賭博やること自体がいけないんだよ」と教えてあげたくなりました。
swgjrhg
swgjrhg
情けな顔の本木雅弘にいかつい島木譲二!
大阪来たのに地元熊本へ蒸気機関車の旅。
仲代達矢の不動明王の刺青凄い。
清水ひとみの獣の彷徨を思わせる喘ぎ声と白竜の角刈り
力を抜くんだ、その風車のように。
喪服より水色の着物のほうがよかった。
「往生しなっせ!」最後の最後にもう一回いう。
ド派手な爆発
恒例の女同士の取っ組み合いは清水ひとみとかたせ梨乃の番外編
仲代達矢の殺陣が大仰でいい、最後まで大仰。
白竜が細くて殺陣がへぼい。
親の仇との禁断の恋っていいなぁ、世の中を恨むのはちょっと違う気がするけどこれは時代か。
真っ赤月とエンディングのキャストの顔出す演出からのタイトルの編集、エンディングのロック調がそれまでの時代感を全く無視していてポカーンとなる。赤い玉の伝説しかも聖飢魔Ⅱを起用する理由が全く分からない。これまではいうことないのに。
手本引のルールが知りたくなった。
ppkjtw
ppkjtw
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熊本弁だし、当時のヤクザ事情も分からず、何が何だか最初はさっぱり…(^_^;)。

昭和3年。
博打打ちの父親を殺され、孤児となったりん。料亭八雲を営む地元の名士小杉夫妻に引き取られたが、しばらくして出自に負い目を感じ家を出て、大阪の難波政組に贔屓にされるほどの渡り女胴師に成長。
八雲は小杉家の長男で、りんの義理の弟である市太郎が引き継ぐ筈が、岩船一家というヤクザに料亭のお屋敷を乗っ取られてしまい、八雲を市太郎の手に取り返すため、りんは熊本に戻る…。
八雲を舞台に開かれた花会で、難波政組の胴師としてりんは、岩船の胴師で「不動の常」と呼ばれる凄腕の常次郎と対決することに。

当時のヤクザは、腕の良い胴師を雇って、賭け事で儲けていたということなんでしょうか。
胴師のトレーニング姿のシーンもあります。

結局りんは、腕の立つ胴師なのか疑問です(^_^;)。とにかく美人はピンチの度に助っ人が入り、得だということで…。

樋口可南子さんが任侠の役とは全くイメージが湧かず、興味本位で観ました。和服姿がとびきりお美しいだけで、やはり声にも佇まいにも、極道の凄味はありませんでした。とにかくちっとも怖くない気品のある女胴師です。育ちはお嬢さんだから、ということが言い訳にはなるかも知れませんが…。貫禄という点では、かたせ梨乃さん。目が合っただけで「あ、すいません」ってとりあえず謝っておこうかなという気になります。

途中から話の雲行きが一段と怪しくなり、アクション演出は、まるで仮面ライダーです。そうそうたる役者さん達が芝居掛かった芝居を大真面目にされているので、気の毒なくらい滑稽で…色々な意味で楽しめましたが…。

Softbankのお母さんが髪を振り乱して銃と刀で暴れる姿に興味のある方は最後まで観ても良いかもです。

言うばい、なったけん、縁というもんばい、行方知らずたい、ずがたこうなかね?、悔しかばってん、よろしゅうおたのもうします、往生しなっせ。熊本弁良かばい(^^)。
jnrusx
jnrusx
かつての作品は味のある傑作が多かった。
脚本は単純で音楽も単調だが俳優と作品の醸し出す
深みや重みが絵的にハイスピード重視の現代作品
とは大きく違っており見応えがある。

博徒の世界に殺る、殺られるの渡世人。
愛ゆえに人を殺め、愛ゆえに人を守る。

そうそうたる面子の俳優陣が作り上げる
壮行な重みと監督が描く世界観。

昔の作品なのに何度も観たいと思う。