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うる星やつら オンリー・ユーコメント(11)
監督は「失敗作」と語っているようだが、そう悪くない。
80年代前半特有のSFマインド溢れる作り。この時期に作られた作品は今見るとチープで陳腐なモノが多いが、今作は古びを感じない。それだけでも凄いことだ。どうしても次の「2」がSFとして完成度が高いので比較され評価が低いのは仕方ない。
うる星キャラオールスター的に出して劇場一作目としてちゃんと成立させてるし。挿入歌を度々フルで聴かすシーンだけは助長だったかな。食い足りなさはあるけどまずまず完成度は高いです。
ほとんど形が出来上がっていたので、監督本来の力は出せていませんでしたが、「さすが!」と思わせるシーンもありました。
間延びした時間空間に映画版ゆえフルキャストを並べる凡庸。
その反動で傑作次作では時間空間を極少に限定する。
その差を知る資料。
非協力的な共同体には押井節も。
金田伊巧系作画過多がテンポを削ぐ。
修行の為に見る類い。
「うる星やつら」としてはとても”らしい”映画でした。
でもやっぱり「ビューティフル・ドリーマー」と比べてしまうので、イマイチな映画に思えます。
高橋留美子の代表作である人気漫画で、アニメも大好評。
リアルタイムではないが、一時期漫画もアニメも全て見たほどどっぷりハマった。
本作は劇場版第1作目。
今や世界に名を轟かせるアニメーションの鬼才、押井守の劇場アニメ監督デビュー作でもある。
ある日あたるやラムら友引町の面々に届いたのは、あたると“エル”と名乗る宇宙人少女の結婚式の招待状。
やがてエルの使者が現れ、あたるは連れ去られ…と言うか、ラムの束縛から逃れるように喜び勇んでエルの星へ。
ラムは愛するダーリンを取り戻そうとする…!
押井守自身は本作を、失敗作と語っているのは有名な話。
確かに展開が唐突であったり、説得不足であったり、書き込み不足であったり、所々破綻している点も見受けられる。
作品的にも内容的にも作画もクオリティー的にも次作と比べると…。
だけど、それは仕方ない。
押井は前任者の降板からの急遽の監督登板で、満足な準備期間も製作期間も無く、すでにキャラや主な話や設定は用意され、自由が利かなかった。
そんな厳しいスケジュールの中で、お馴染みのキャラを多く登場させ、メカニックなどに自分の趣味嗜好を滲ませ、上々の快作に仕上げていると思う。
一部ではTVアニメの延長と批判されてるようだが、これぞ『うる星やつら』の王道!…とでも言うべきドタバタ・ラブ&ギャグ・アニメ!
ファンなら素直に楽しめる。
監督曰くこの“失敗”があったからこそ、次の大傑作に活かせたとも言えよう。
先にも述べた通り宇宙船やメカニックなどに押井のSFセンスが光る。
とあるドタバタ・シーンには、ゴ○ラやエ○リ○ンやマ○ン○ーZらしきキャラも。
あたるとエルの結婚式にラムが乱入するシーンは、ダスティン・ホフマンのかの名作のパロディー。
マニアックなパロディーやユーモアなど、きちんと押井色。
一惑星の女王であるエル。
11年前の出会いからずっとあたるを想い続けた可憐な美少女。
しかしその本性は、恐ろしや…。
が、その11年前の幼いあたるとエルが夕暮れの公園で遊ぶシーンや影踏みは、映像的にもノスタルジーを掻き立てる。
あたるの白状っぷり、いい加減っぷりには宇宙規模で呆れる。
そんなあたるに振り回され続けながらも、ダーリンの為に宇宙を追い掛けるラム。
ホント、あたるは果報者だ。
きっとあたるだって本当は分かってるだろう。
ラムが、一番…。
久し振りに『うる星やつら』を見たが、面白い。
そしてやっぱり、ラムちゃん可愛いっちゃ!