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赤い河 プロット アメリカ 01月05日 1952 劇場で
赤いアモーレ プロット イタリア 01月08日 2005 劇場で
赤い糸 プロット 日本 12月20日 2008 劇場で
赤い唇 プロット ベルギー・フランス・ドイツ合作 09月04日 2021 劇場で
赤い玉、 プロット 日本 09月12日 2015 劇場で
リバー・オブ・グラス プロット アメリカ 07月17日 2021 劇場で
赤いグラスコメント(1)
貨物船の航海士の哲兄さんが、日本に帰国すると、船舶会社社長の父親が、何者かに殺されていた。婚約者の静止を振り切り、その背後の犯人と組織に戦いを挑む。
日活アクションに多いマドロス(船員)物。
今回の特集には、哲兄さんのマドロス物が今作も含めて3本も!あるのて渡哲也兄さんのマドロス三部作と勝手にします。
監督は、「狂った果実」1956年で裕次郎をブレイクさせた映像技工派の中平康。
この監督作品で、個人的に、とても好きなコミカル・アクション映画の傑作「危いことなら銭になる」(1962年)があるのだか、60年代中頃から、酒に溺れてスランプになった頃の作品なので、不安だったが、冒頭の哲兄さんとアイ・ジョージの船上でのナイフ投げのやりとりからの、映画タイトルがどーんと映るカッティングの切れ味と格好良さにシビレれる。
フィルム・ノワールを彷彿とさせる陰影の強いモノクロ撮影が醸し出すムードで、めちゃ強いマドロス主人公が悪党を殺しまくる無茶なストーリー展開もあまり気にならない。
中平監督は、残酷描写をサラリと挿入するので、本作も結構な暴力に溢れた作品だと思う。
殺陣やアクション演出を日活映画で、お馴染みの高瀨 将敏ではない、人が担当(名前は失念)していたが、匠なアクション演出で感心するばかりで、特に空手や柔道の有段者の哲兄さんの体技を活かした、格闘場面がとてもいい。
コンパクトな打撃と鋭い蹴りの連続で迫力とスピード感があり。
空手アクションを全面に押し出した主演第1作目の「怒りの裁き」よりこちらの殺陣の方が好み。