ベルリン・天使の詩 プロット

像の上からモノクロのベルリンの街を見降ろす天使ダミエルの耳には人々の声が聞こえてくる。姿は見えないはずなのに、アメリカの映画スター、ピーター・フォークが人間になれとダミエルを誘う。そんな彼が、美しい空中ブランコ乗りに恋をした。天使は人間に恋をすると死んでしまうのだが……。ベンダースが10年ぶりに故国に戻って撮った傑作、日本ではそれまでの単館公開記録を塗り替えて社会現象になった。

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ベルリン・天使の詩コメント(20)

xvcurh
xvcurh
主人公の恋する踊り子さんのセリフに生きることへの讃歌が凝縮されている。
「悲しみたい。それが自分を感じることだから。」
生きていると喜びや楽しみばかりではない。苦しいことや悲しいことにも一杯出会う。でもそれらの感情も生きているからこそ出会うことなのだと思えば、全ての人や体験が愛おしくなる。そんな前向きなメッセージがこの大人向けのメルヘンから伝わってくる。
主人公のオジサマ2人もかなりのイケオジながら、ライブハウスシーンの若者達も全員美形で驚いた♡
xlszbdl
xlszbdl
総合30点 ( ストーリー:30点|キャスト:60点|演出:40点|ビジュアル:65点|音楽:60点 )

空から地上へと流れるように写していき、そのうち建物や人々を除き見るような撮影方法はいかにも天使の視線という印象を与える。人の社会を俯瞰し覗き見するような描き方には独特の雰囲気を醸し出す。
だけど退屈でつまらない。物語には動きが少なくて、天使が人間界に突然触れて心の動きがあったけど、それがどうしたの。質が低くてくだらなくてつまらない作品もあるが、本作品は芸術的な難解さゆえにつまらない。物語の大筋が弱くて展開が少なく、それでも独特の雰囲気で作品の高尚さを理解しろという押し付けがある。ベルイマン監督のいくつかの作品にも似ているが、自分はこの手の作品には昔からはまれない。

ピーター・フォークが登場していた。『コロンボ』以外で彼が登場する作品をもしかすると初めて観たかも。
ibbaeg
ibbaeg
モノクロのベルリンの街
見降ろす天使ダミエルには
人の心の声が聞こえてくる
そんな天使が人間に恋をした
.
ベルリンの壁崩壊前のヴェンダース作品
独特な世界観は美しく
どこまでも詩的でした
ピーターフォークが俳優(コロンボ刑事)役として出ていたのもよかった👼
.
to be continued…
続編「時の翼にのって / Faraway, So Close! 」
も観てみたい
djyxnu
djyxnu
モノクロのベルリンの街を見降ろす天使。
人間から天使は見えないけど、天使には人間の心の声が聞こえる。その心の声は良いことも悪いことも詩的でちょっと難解な詩の朗読を聞いているよう。
図書館にはたくさんの天使たちがいて人間の心に寄り添い手助けをしている。図書館が不思議な空間に見える。

人間の素晴らしい面も分かっているけど、それ以上に愚かな面をたくさん見て聞いてきた天使が人間に恋をして人間になりたいって願うんだから恋の力、人間力って凄いよね。
ピーター・フォークがキーになってからの展開が素敵。そういうことだったのね。
ppkjtw
ppkjtw
このような詩的な映画が社会現象になったバブル期、まるで踏み絵の如く流通したのは、この映画にとって不幸なことかもしれない。私自身は当時何度と試したが、いずれも爆睡。今回改めて見てビックリ、コロンボが出てる!って、そこまで持たなかったのか。とはいえ、今回もやはり眠い。終盤になるまで展開が少なく、詩が断片的に続く。図書館の無駄のない美しいデザインやニックケーブの音楽に引きつけられる。終盤の堕天使展開には目が醒める。
詩を解釈しないと読み解くことができない為、何度か見返しながら観ないといけない。読み返していくと退屈だったシーンに無駄がないことがわかる。しかし、未だに国語の試験のように扱うのは不粋。難解な映画があって良い。
ポスト全共闘世代は世代共通の世界観を共有するに至った訳ではない。しかし、知的な価値観を得ようとした世代でもあり、この難解な映画が社会現象を起こしたのも、その表れだろう。皮肉なことに、ベルリンの壁は崩壊したが、連帯は失われて平和に埋没する個の集合体が残されているのかもしれないが。