ベルリン・天使の詩 プロット

像の上からモノクロのベルリンの街を見降ろす天使ダミエルの耳には人々の声が聞こえてくる。姿は見えないはずなのに、アメリカの映画スター、ピーター・フォークが人間になれとダミエルを誘う。そんな彼が、美しい空中ブランコ乗りに恋をした。天使は人間に恋をすると死んでしまうのだが……。ベンダースが10年ぶりに故国に戻って撮った傑作、日本ではそれまでの単館公開記録を塗り替えて社会現象になった。

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ベルリン・天使の詩コメント(20)

szcvzl
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主人公の天使は、人間の心を読むことができる。人々の思っていることが声のように聞こえ、それがどれも詩的で面白かった。

この作品が作られたのは、冷戦中でまだベルリンの壁が崩壊前。そういう背景もあり、劇中の会話や台詞の社会的な物がとても印象的だった。

ストーリーは後半、主人公は天使をやめ人間になるのだが、そこからの人間らしいストーリーも良かった。

主人公を演じるブルーノガンツの優しい表情がとても印象的。刑事コロンボの俳優ピーターフォークは本人役で出演していて面白かった。

ライブハウスでのバンドの演奏も印象的だった。

映像はモノクロとカラーをうまく使い分け芸術的。台詞はとても詩的。ヴィムヴェンダーズのアーティスティックな一面が全開な作品。

エンドロール前の、かつて天使だった小津安二郎、フランソワトリュフォー、アンドレイタルコフスキーに捧ぐというテロップにグッと来た。
Gcklsanwbi
Gcklsanwbi
ベルリンの守護天使、ダミエル(ブルーノ・ガンツ)と親友の謹厳真摯なカミエル(名優と言われたドイツ俳優オットー・ザンダー)。
彼らは、ベルリンで暮らす人々の姿を廃墟の上から見守っている・・。

今作は、彼ら二人の天使と下界の人々との交流(主に、ダミエルからの視点で)、モノクロームを主としながらも、時にカラー映像を絶妙に絡ませて描き出した作品。

守護天使ダミエルが恋したサーカスの空中ブランコ乗りの美女マリオンをソルヴェイグ・ドマルタン:今作が映画初出演、が演じる。

更に印象的だったのは、ダミエルとカミエルに手を差し伸べる、元天使で現在は映画スターの”ピーター・フォーク”を演じるピーター・フォークの姿。
彼は、今や人間なので二人の姿は見えないのだが、気配を察し特にダニエルに話しかける・・。
”人間になりなよ・・・”と。

人間に恋してしまったら、天使は”死ぬ”のに、ダニエルは空中ブランコ乗りの美女マリオンに魅入られ、重い決断をする・・・。

目覚めたダニエルが目にしたベルリンの風景は、見慣れてはいたが、それはそれは色鮮やかで・・。
珈琲の味と香りも素晴らしく感じる中、ベルリンの市中で、マリオンを探すダニエルの姿。

<”NICK CAVE&THE BAD SEEDS”の”FROM HER  TO ETERNITY”が流れるコンサートで、漸く巡り合ったダニエルとマリオン・・。

学生時代に、人間の恋って矢張り、素晴らしいなあ・・、と思って観入った作品。
貧乏学生だったが、2度観た記憶がある。その後、何度も別媒体で鑑賞。>

<1988年4月 劇場にて鑑賞>
fehrhyx
fehrhyx
退廃的な世界観と詩的なモノローグが見事にマッチして、なんとまぁ素敵な映画でした!退屈しそうなテンポで物語が進むのに、なぜだか退屈しない、心の奥にグサッと刺さる一本です!
oscvkdi
oscvkdi
人間っていうのも、そう捨てたもんじゃないかもな。

生きている誰もが、色々とそれぞれの訳があって、面倒くさいことのほうが多そうだけど、ほんの少しでも、誰かのことを思うことが出来れば、なんだか生まれてきて良かったと思える。

そう語りかけてくれてるような気がする優しい作品でした。
adhqowu
adhqowu
なるほどなるほどの作り
白黒だ?と思いきや…
セリフでなくナレーションなのも理解
詩なのだ
良いことも良くないことも
ベルリン、と聞いただけであたしの世代はなにか重い
そう思いながら見ていたけれど
なんだ恋愛のファンタジーじゃないか
天使よそばにいておくれ