ゲド戦記
プロット
日本
07月29日 2006 劇場で
七小羅漢
喜劇,動作
中國大陸
07月23日 2010 劇場で
五条霊戦記 GOJOE
プロット
日本
10月07日 2000 劇場で
黒船
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
고조
Gojoe, 五条霊戦記
액션,시대극
일본
01月01日 2000 劇場で
このサイトは、映画のポスター、予告編、映画のレビュー、ニュース、レビューに関する総合的な映画のウェブサイトです。私たちは最新かつ最高の映画とオンライン映画レビュー、ビジネス協力または提案を提供します、私達に電子メールを送ってください。 (著作権©2017-2020 920MI)。メール
羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来コメント(20)
そんな中、本作を見ると「日本の2D型アニメーションのマーケットはもっと世界に広がっていけるのかも」という希望を抱くことができました。
「羅小黒戦記」は、2019年9月に中国で公開され興行収入49億円を稼ぎ出しました。
本作はパッと見は日本製の印象ですが、これは中国のアニメーション映画なのです。
ただ、日本で見慣れたフォーマットのため作品に入りやすいと思います。
とは言え、字幕版だとアニメーション映画は全集中できずに不利な面があります。
実際に中国の公開後に日本でも公開されていましたが、そこまで話題にならなかったと思います。
ところが今回は日本でいま一番アニメーション映画の配給に長けているアニプレックスが日本の声優を使って日本語吹き替え版を制作したのです。
これでようやく見やすくなり、細かいシーンも含めて楽しむことができました。
「妖精と人間が共存する世界」において、住んでいた森を追われた主人公の猫の妖精・小黒(シャオヘイ)を軸に物語が進んでいきます。
世界観にオリジナリティがありますし、アクションシーンなどもしっかりとした作品になっているので中国でヒットしたのも分かります。
日本が得意とする分野でこのような質の高い作品が出てくるのは歓迎すべきでしょう。
本作を機に2D型アニメーションが国境を越えやすくなっていくと、本作に負けないような作品が日本には数多くあるので輸出が増加することにもつながりやすくなります。
主人公のシャオヘイはネコと子供の可愛いらしさをもつキャラクターですし、ちょっとしたギャグシーンもちょいちょい出てくるので子供が見ても楽しめます。
ちなみに、エンディングは最後に日本バージョンもありますので慌てて席を立たないようにしましょう。
可愛げもあり、吹いたところも多々あった。退屈しない。
字幕だと多少追いつかないところもあったけど、全部読まなくても大体わかる。
もう少しこなれてくればもっとオリジナリティが出てくるのかな?
今後の独自な発展に期待。
制作者が日本の著名なアニメから影響を受け、そして大好きであることが伝わってくる。細田守とナルトが狂おしいほど好きなのだろう。
ではただの模倣アニメかと言うと、本作はそんなレベルではない。
日本国内で見てもトップクラスの作画に加え、日本アニメ的な技術や演出力は使いつつも、その内容はすでに「中国人にしか作れないもの」として仕上がっている。
すなわち、中国古来の仙人や妖怪を登場させ、仙界のような空間、心のありようが反映される仙術など、それは表層的な見方をすれば「既視感のある設定」のように見えて、その実既に「中国人としての感性や文化的バックボーンがなければ描けないもの」がしっかり盛り込まれている。
格闘シーンの魅せ方にしても日本アニメではあまり見ないカンフーアクション的なカメラワークが散見される。
とはいえ、話の展開にせよ作画やデザインの方向性の面では、日本アニメを追従した作品という域を脱し切れていない。
しかしこれがクリエイターにとっての守破離の「守」であるならば、次回作はきっともっと日本人にとって刺激的で感動的なものになるに違いない。
日本アニメーションの技術を体得した中国人が、次に作る良質なアニメーションは果たしてどんなものになるだろうか。今から楽しみでならない。
9月から東京で公開されていたのがやっと3月に地元でも上映してくれて良かったです。
ぜひ日本語版になったのを観てみたい!
緑豊かな山で暮らす黒猫の妖精・ロシャオヘイ。
そこは妖精や動物たちの楽園だったが、あるとき、人間たちの手によって開発され、シャオヘイは山を追われ、街で暮らすようになった。
そんなとき、人間たちから追われていたシャオヘイを救ったのが、妖精の仲間フーシーたち。
シャオヘイはフーシーと旅をするが、そこへ強力な術を使う人間ムゲンが現れ、シャオヘイをさらってしまう。
ムゲンはシャオヘイを「館」という場所へ連れていこうとするが、フーシーたちもシャオヘイを取り戻そうとする・・・
というところからはじまる物語。
妖精と書いたが、日本の感覚では妖怪・もののけに近いかもしれません。
妖怪vs.人間のような構図なのだけれど、物語的にはちょっとヒネってありますが、オーソドックスな展開といえるでしょうね。
ムゲンに連れられたシャオヘイが、ジタバタするうちにムゲンの手から、自身が持つ力を目覚めさせられたりするあたりは、『西遊記』の変型っぽい(最終的な決着も含めてですが)。
と、中盤は、のんびりした旅ものですが、前半と終盤に一大アクションシーンがあります。
後半は都市部の別世界でのパワー合戦になるのですが、ここいらあたりはヒーロー映画の趣かしらん。
途中、『AKIRA アキラ』を彷彿とさせるような画も登場します。
ものすごく面白い、絶賛、というわけにはいかないですが、なかなか愉しめる出来でした。
なお、中国語のアフレコはいまいち、字幕は時折、読み切れないうちに消えたりするので、よくわからないところも少なくなかったです。
中国のアニメですが、日本人受けする絵柄でした。
主人公の小黒(シャオヘイ)はめたくそ可愛いし、周りはイケメンだらけです。ありがとうございます。
ウワサのアクションも、スピード感、カメラワーク共にとても良かったです。
アクション好きならぜひ見ていただきたい。
ワクワクすること間違いなしです。
内容は、イケメンがいっぱいの平成狸合戦ぽんぽこ。
基本はシリアスなお話なのですが、監督さんが定期的にギャグ入れないと死んじゃう病の方なのか、どんなにシリアスな場面でもギャグが入ります。
なので、結構ギャグなんだなと思って鑑賞されたほうが良いかもしれません。
単館上映のみでなかなか見られないのが残念ですね。
もっともっと皆さんに知っていただきたい作品です。
妖精のみの世界を獲得しようとする妖精至上主義のフーシー(風息)が子猫の姿をした妖精のシャオヘイ(小黒)を助けて仲良くなったところから物語は始まる。そこに執行人と呼ばれるムゲン(無限)が現れて、フーシーからシャオヘイを奪って第二幕へと進んでいく。
ムゲンが所属する『館』と呼ばれる組織が、妖精にとって好意的な組織なのか敵対する組織なのは序盤では、はっきりしないが、徐々にわかるストーリーになっている。この作品は、独特の用語や世界観があって面白い。妖精はそれぞれ『属性』を持っていて、シャオヘイであれば、金属性らしく、金属を操ることができる。また、妖精が自分の妖力の支配下にある『領域』という空間を持つことができ、この『領域』では、絶対的な優位に立てる。
『羅小黒戦記』はとにかく、バトルシーンの躍動感、立体感、スピード感がすごい。いつの間にか日本のレベルに追いついてきている。それだけでなく、南宋絵画の雰囲気をもった幻想的なアニメーションもオリジナリティがあってとても引き込まれる。
ちょっと残念なのは、妖精至上主義と人間共存主義の対立軸が不鮮明というか、妖精至上主義にどうしても感情移入がいってしまう構図になっているので、ちょっとスッキリしない部分もある。それ以外は、最後まで惹きつけられる内容で、これからの中国アニメに期待したい。
結果、こんなにあっという間の時間を爽快に心満たされて過ごせた映画は久しぶりでした。素晴らしいクオリティ!!
シナリオ、世界観、キャラ設定・運用、アクション、スピード感、カメラアングル、カッコいいとカワイイのブレンド具合、ともに素晴らしいと思いました。
極悪一辺倒の敵役はなく、心底からの外道がいないところも観ていて気持ちがいい。
声優さんのクオリティは正直わからないはずなのですが、後半は字幕で観てることを忘れ日本語に吹替られていたような錯覚を起こすほど没入できました。
唯一、キャラの名前が頭に入ってきにくいのは、こちら側の脳ミソキャパの問題(笑)
視聴後は、多幸感とともに『これは「アニメは日本の文化」「クールジャパン」「日本のアニメは世界一」などと慢心していると、あっという間に追い抜かれるぞ』という危機感すら感じて帰ることとなりました。
生まれて初めての中国アニメがこの映画でよかったです。この先、食わず嫌いが減りそうです。
そして日本のアニメ産業にも引き続き世界トップレベルで頑張って貰えるために、公式にお金がちゃんと入るように意識にして行動しようなどと思う副産物まで頂いて来ました(笑)