梟 フクロウ
プロット
韓国
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ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サンスプラッシュ
プロット
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02月09日 劇場で
まどろみの彼女たち
プロット
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02月09日 劇場で
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プロット
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プロット
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02月23日 劇場で
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グリーンマイルコメント(20)
少年時代の自分に、強烈なトラウマを植え付けた作品。
トラウマ払拭のため今一度鑑賞することにしました。
江原正士さんのトム・ハンクスを観たかったので吹き替えでの視聴を選択。やっぱり江原さん上手いなぁ。存命の声優さんの中ではトップクラスの演技力だと思います。
ダラボン✖︎キングという「ショーシャンクの空に」と同じ組み合わせながら、込められたテーマやメッセージ性は全く違う。というか、真逆といってもいいくらいだと思いました。
個人的には暗すぎて全然好きになれない作品です。
現実はクソみたいなことが多すぎるから、死んだ方がマシ。というキャラクターが本当に自ら死を選ぶという希望のないオチ。
長寿を得た主人公も「愛する人たちは皆死んだ…俺も早く死なないかなぁ。」といってる始末。暗いんだよっ!
まず188分はいくらなんでも長すぎると思います。ホラー映画畑出身のフランク・ダラボンが監督をしているだけあり、ハラハラドキドキする場面が多く、ヒューマンドラマものでありながら退屈はしませんでしたが、やっぱり3時間越えはしんどいです。
主人公は使命感があり、人が良く、ちょっとコミカルな中年男。まさにトム・ハンクスのために有るようなキャラクターですね。
子供の頃はトム・ハンクスがおちんちんを抑えて悶絶するところはギャグだと思っていましたが、ある程度年齢を重ねた結果、あの描写の恐ろしさがわかるようになりました。悶絶するトム・ハンクスの表情が絶妙です。股間を膝蹴りされたシーンなんて、あまりに痛さが伝わってきて、真面に見ていられなかったです…
看守仲間の同僚たちは皆良い人で、親しみが持てました。死刑執行人であるからこそのモラルの高さを象徴している人物として描かれており、彼らが物語を盛り上げてくれています。彼らがいるからこそ、この映画が長尺ながら退屈なものになっていないと言えると思います。魅力的な脇役は重要だと改めて認識しました。
そんな看守たちの中に紛れ込む本作一番の憎まれ役パーシー。映画史上に残るクソ野郎です。余りにクソ過ぎて見ていて気分が悪くなります。悪役のキャラ的に言えば正解なのかもしれませんが、こいつを好きになるやついないでしょう。悲惨なラストを迎えますが、正直こいつのやったことを考えれば生ぬるい末路だったと思います。余り溜飲が下がらなくてモヤモヤします。
パーシーによって可哀想なことになるおっさんデル。彼の最期は自分を含む多くの観客のトラウマになったと思います。
でも、改めて考えてみると彼は本物の死刑囚なんですよね。映画中では、デルがただのネズミ好きのいい人っぽく描かれており、彼が過去にどんな犯罪を犯したか描かれていないのはちょっとフェアじゃないと思います。彼にもそれなりの理由があり死刑になるわけで、彼の過去を明らかにした上でネズミのmr.ジングルスとの交流を描き、その結果自らの犯した罪の重さを悔いる様になる。そしてあの最期…
こういう流れにした方が感動的だし、映画的だと思います。
というか、あんなに苦しんでいるなら、電気止めて銃殺にでもしてあげた方が良かったんでないかな。
しかし、mr.ジングルスってどうやって撮影したんですかね。アニマトロニクスも一部使っているようですが、本物のネズミにあれだけの演技をさせたというのが凄いなぁ。
さて、本作のもう一人の主人公であるジョン・コーフィー。奇跡を起こすことができる巨漢の黒人。
ジーザス・キリストと頭文字が同じなんですねぇ。だからなんだということなんですが。
この奇跡というファンタジーがどうしても映画の雰囲気に合っていないような気がして正直好きではないです。
このJCというキャラクターが居なくても十分物語は展開出来ると思うんです。実際、開始から2時間くらいはグリーンマイルの看守と囚人、mr.ジングルスの3点を中心に物語が展開しているわけで、この死刑囚と看守の人間ドラマだけで物語を紡ぐ、もしくはJCとトム・ハンクスに焦点を絞って展開した方が全体の纏まりが良い映画になった気がします。
JCが死刑宣告される原因となった真犯人が同じ独房にいるというのもちょっと出来過ぎてるよなあと思うし、真犯人の末路もそれ?っていう感じ。どちらにしろ真犯人は死刑になるんですからねぇ。もうちょっとなんとかならなかったのか?
そして、やはり全体を覆うテーマが暗すぎる。クソみたいな世界だけど、それでも一欠片の希望は残されているんだ、というテーマ性を押し出して映画を作って欲しかった。3時間も映画に付き合って結局あの救いのないエンドはやっぱり疲れます。
フランク・ダラボン監督作品なのでつまらなくはないですが、人に勧められるかと言われると私は勧めません。
監督はキング原作でおなじみのフランク・ダラボン。
死刑囚として送り込まれた黒人の巨漢(マイケル・クラーク・ダンカン)は不思議な力を宿していた。
看守主任(トム・ハンクス)は残忍な部下の扱いに苦慮していた。
そして白人の狂暴死刑囚(サム・ロックウェル)からは目を離すことは出来なかった。
三時間を超える長尺だが、最後は感動が待っている。
で、「ショーシャンクの空に」と「グリーンマイル」
絶対出てくる映画の一つで結局どちらも観ました。
どちらも刑務所での話だし、
どうせ重たいんだろうと思っていましたが、
うん、面白い。
どこか現実味もあるけれど、人情味もあって
不思議なところも感じられる。なんだか見てて綺麗な心とは何かと考えさせられる映画。
最後はやっぱり切ないけど、見て損はない映画です。
最後の畳み掛けるようなやり切れないシーンで何回も泣きました。
いつの時代も解決されない悪が余計に悲しくさせます。
人の愛を利用すること、今の世の中でどれ程そういった行為が行われているのか、それを考えただけでも心が痛くなります。ですが、その問題に目を背けてはいけない。そう思わせてくれる映画でした。
今の時代もう一度、ジョンのような優しい気持ちで人に接することが大切だと考えさせてくれました。
死刑執行官である主人公のかなりシリアスなドラマとして見ていたら、途中からファンタジー映画と思わせるような展開になっていったのには、正直びっくりすると同時に、そのちぐはぐさがやや唐突にも感じられたが、物語としては逆に面白さが増して、3時間の長尺ものにしては、最後まで引き込まれ見入ってしまった。ファンタジー映画にホラー色(死刑執行シーン等)を加味してはいけないと思うのだが、エンドロールで原作がスティーブン・キングだとわかり、納得でした。