タイムマシン2024
プロット
カナダ
03月15日 劇場で
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
プロット
日本
02月10日 2007 劇場で
オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式
プロット
アメリカ
01月01日 1900 劇場で
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タイムマシンコメント(18)
最近原作を読み直す機会があって、
この映画を思い出し書いている。
有る意味、未来編のモーロックスとイーロイの部分が原作に忠実なのだが、映画化するにあたり主人公にタイムマシンを製造する動機付けを行ったがために、未来での話が浮いてしまった。映画化のために主人公に感情移入できるような挿話が必要だったのは認めるが、原作を知らない人にとっては、導入部分から未来にいく下りが唐突に思えても仕方がないのかもしれない。
原作は、人間の技術が進化しつくした先に訪れる退化への警鐘をならすもので、労働しなくても果物が自動的に実り遊んで暮らせる特権階級の美しいイーロイ人のなれの果てと、地下で労働に従事する階級のモーロックスが暗闇でしか生きていけない存在となり、食糧難の果てに地上のイーロイを食す存在になり果てるという、人間が長年積み重ねた時間の果てに、生産性も持たず、芸術性も失い原始的に退化していく二極化した存在として描かれる。
そこでウェルズは、人間が完璧なシステムを構築したらその先に進化はあるのか、という永遠の命題を提示していた。そして星が死に瀕するときに生物はいるのか?ということまで描いていた。
原作の科学者はトラベラーとしか表現されておらず、行方不明になる。その謎が永遠に解明されないロマンとして、当時から胸に残り続けている。
ガイ・ピアースは【メメント】の頃から好きな俳優だった。彼の演技をみたくて公開当時、劇場に足を運んだ。80万年後の未来のミステリアスな部分が薄れて冒険活劇のようになってしまった感はあるが、それなりに楽しめた。
タイム・パラドックスの命題を、過去はどうあっても変えられないが魂は生まれ変わる、という輪廻転生に変化させたところと、ジェレミー・アイアンズのオリジナルキャラの存在を投入してなんとかまとめたという感じ。
原作に登場する人間のいたわりの心としての「花」が未来でもさりげなく使われているのが気に入りました。
ストーリー: 50
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 80
音楽: 70
現生人類が現代の形に進化してから5万年と言われるが、この映画では80万年たっても猶人類がそのままの形を保って英語すら話している。製造後数十万年のコンピューターすら現存する。たとえ月が崩壊なんかしなくても、人類も文明も残っているなんてことはないだろう。
原作が古いものらしいので、その当時の想像力の産物はもう現在においてすら既に充分に懐古的。亡くした恋人の話なんかどこかにいってしまって、未来の幻想世界の問題に終始する。未来の世界に衝撃を受けてそこに自分の居場所を見つける。当初の目的が進んでいくうちに変わることは実際によくある話なので、それはそれでも有りかなとは思うのだが、映画としてはまとまりに欠く。それに設定に突っ込みどころが多かった。物語よりも金のかかっていそうな映像とか世界観を見るべき映画だろうか。
それでもこれだけ無茶苦茶で納得出来なくても、見終わった後に大きな不快感もなかったのでまあよしとしよう。
あと結末も原作の方が好き。
昔のやつもみてみようかな?
恋人を強盗に殺され過去に戻り救おうといきなりタイムマシンが完成する(理論が全く描かれてないし完成するまでの苦労もなく全く有り難みがない)
過去に戻るも一度のミスで過去じゃ駄目だ!未来だ!ってなる
(なんで未来に?)
トラブルで80万年後の未来に行ったらインディジョーンズみたいになった
と思ったら初対面の女性に恋に落ちてタイムマシンを捨てて命懸けで小さな村(当時のニューヨーク)を救う事に
こんな小さな規模の内容をあたかも世界の全てみたいな結論付けにするなんて不自然
当初の目的である恋人を救うって事が無理だとわかった途端に乗り換えるって言う
作品のテーマでもある記憶と夢が全くない作品だった
終始なんだこれ状態だし設定ガバガバ