茲山魚譜 チャサンオボ
プロット
韓国
11月19日 2021 劇場で
花椒(ホアジャオ)の味
プロット
香港
11月05日 2021 劇場で
青い魚
プロット
日本
03月27日 1999 劇場で
バタアシ金魚
プロット
日本
06月02日 1990 劇場で
魚のスープ
プロット
イタリア・フランス合作
02月11日 1993 劇場で
熱帯魚
プロット
台湾
08月17日 2019 劇場で
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パビリオン山椒魚コメント(4)
好き嫌いがはっきりすると思いますがおじさんのお口には合いませんでした。
トリックなんかがお好きな方には向いているかもしれません。
あと、麻生祐未さんの美しさ!
kikiちゃんもいい。
こういう映画、好きなんだけど
ストーリーがダレ過ぎのような…。
このように規制も厳しい山椒魚を扱うということだけで奇想天外なコメディ、妄想ファンタジーを想像しますが、前半はそれなりに引き込まれる内容で面白かった。主人公オダギリジョーの天才レントゲン技師という絶妙な人物設定や、二宮家の人間関係、サラマンドル・キンジロー財団と第二農響との関係などはとても興味深く、どろどろした陰謀や国家予算をも掠め取るサスペンスをも予感させる。
しかし、後半はだめだった。二宮家の人間関係はちょっとだけ謎があったのに、あっさりばらしてしまう。「母親に会いたい」という願いと出生の秘密はもっと引っ張るべきでしょう。麻生祐未が亡くなった時点で終わってしまいました。山椒魚が本物か偽物かなんてのは登場人物と同様、観客にとってもどうでもいいことなのですから・・・
また、冒頭にもあった麻生祐未と二宮あずき(香椎唯)のシーンも良かったし、レントゲンバスで姿を現したオオサンショウウオのぬめり具合が妙に生々しいので、映像的にも掴みはOKだったのに、徐々につまらなくなってくる映画でした。と思っていたら、冨永昌敬監督は短編・中編で注目された監督だとか・・・それでこんな息切れしてしまう作品になったのですね。
一番寒かったのが高田純次。笑えないギャグも多かったけど、その中では頑張っていた津田寛治。「失笑なら俺にまかせろ!」とでも意気込んだのか、失笑のオーラを感じてしまいました。