JSA

6.9/10
合計15件のレビュー
ジャンル   プロット
ランタイム   110分
言語   韓国語
地区   韓国
書かれた   キム・ヒョンソク
劇場で   05月26日 2001
この映画を見たい?
 映画を見たい    しない

50% 欲しいです,合計 148

レビュー  |  共有する 

JSA プロット

朝鮮半島を南北に分けた境界線に位置する共同警備区域(Joint Security Area)で起こった武力衝突事件。捜査を進める監視委員会の女性将校ソフィは、生き残った両国の兵士から事情聴取を進めるうちに、南と北で証言がまったく相反していることに悩む。そして、事件の核心に迫るにつれ、両国の兵士の間に信じがたい事実があったことを知るが……。

JSA 俳優

JSA 写真

JSA Related

人生って、素晴らしい Viva La Vidaオンラインで映画を見る
人生って、素晴らしい Viva La Vida
プロット  中国
04月05日 劇場で
ザ・フェイスオンラインで映画を見る
ザ・フェイス
プロット  インド
02月23日 劇場で
ZOO(1985)オンラインで映画を見る
ZOO(1985)
プロット  イギリス
03月02日 劇場で
明けまして、おめでたい人オンラインで映画を見る
明けまして、おめでたい人
プロット  日本
03月01日 劇場で
あの夏のルカオンラインで映画を見る
あの夏のルカ
プロット  アメリカ
03月29日 劇場で
大阪カジノオンラインで映画を見る
大阪カジノ
プロット  日本
04月20日 劇場で
ソウルフル・ワールドオンラインで映画を見る
ソウルフル・ワールド
プロット  アメリカ
04月12日 劇場で
うさぎのおやこオンラインで映画を見る
うさぎのおやこ
プロット  日本
03月22日 劇場で
ARGYLLE アーガイルオンラインで映画を見る
ARGYLLE アーガイル
プロット  イギリス・アメリカ合作
03月01日 劇場で
スポットライトを当ててくれ!オンラインで映画を見る
スポットライトを当ててくれ!
プロット  日本
02月24日 劇場で
ラブリセット 30日後、離婚しますオンラインで映画を見る
ラブリセット 30日後、離婚します
プロット  韓国
03月29日 劇場で

JSAコメント(14)

kfnmrx
kfnmrx
板門店で誰にも知られずに友情を育む4人の男の物語。実際の話としては4人のとっていた行動はあまりにも軽率すぎるとも思えるけど、国境を越えた友情物語としてとても考えさせられる話だった。

苛烈な独裁体制のなかで、しかも徹底した洗脳教育があるなかで、南北の和解というのはとても難しい状況にあるのは事実。だとしても両国ともに、平和的な統一を求めているのもまた事実なのだろう。小競り合いが本格的な衝突に発展しないこと。それが何より重要で、それは現実の状況とも重なる。

休戦の緊張状態がいよいよ戦争の局面を迎えるかもしれないという昨今の状況、悪い国家は滅ぼせばいいという安易な考えで、方法としての戦争に訴えるということがなにを意味しているのか、日本に住む僕たちは改めて考えなくてはいけないだろう。

独裁者がいかに偽善的で、いかに凶悪なものであったとしても、勇ましいだけの戦争論には明確にノーを突きつけるべき。体制の転覆や民主的な国家体制への移行だけでなく、半島の平和的な統一がなされた後に想いを馳せても、分断がもたらした両国の溝を埋めていく作業が困難を極めることは想像に難くない。考えるべきことはたくさんある。
yedltyx
yedltyx
現実世界でも緊張状態の北緯38度線。

そこで、一体何が?と思わせる演出から、現実には信じがたいことですが、北と南の兵士が徐々に打ち解けていき、酒まで交わしてしまったという内容に驚きました。

更に実はお互いをかばっているという姿に感動しました。

そして、最後、冒頭に観光客が撮った1枚の写真を見て、もう、切なくなりました。
nkpixag
nkpixag
ネタバレ! クリックして本文を読む
最初に地上波で見て以来、久しぶりに鑑賞。思えば、ソン・ガンホとイ・ビョンホンという二大スターを誕生させたこの映画。しかも監督はパク・チャヌクだ。『オールド・ボーイ』での暴力シーン全開とまでは行かず、かなりメッセージ色も強いことがよくわかる。

1999年10月28日午前2時16分。11発の銃声。二つの死体。答えは藪の中なのか!こんなにわかりづらく作らなくてもいいものを・・・なんて考えてもみたのですが、イ・ヨンエという美人女優をスイス監視委員会兵士としてわざわざ起用するため、興行成績を上げるために映画っぽい作りにしてあると冷めた目で観てしまっていた。

それでも序盤の推理とサスペンス。どれが本当の話なのかわからないまま、真実が描かれていく。地雷の恐怖。さらに一発触発である境界線なのに、緩いところもあり、そこから始まる友情物語なのです。

38度線によって分断された同じ民族。しかし、国家や政治を抜きにしてみれば、やはり兄弟なんだということが痛いほどわかる。南北統一したいという気持ちや、分断させられたのはアメリカなんだという反米意識も伝わった。しかし、いい話にもかかわらず、自殺という手段で決着つけようとすることには賛同できず、ラストでは統一したいと願う観客を裏切っているのではないのかと疑ってしまった。
poprya
poprya
長い間、ほったらかしにしていた映画だった。「シュリ」以上の映画にはなっていないんじゃないかと勝手に思い込み、恋人の気を惹くためにわざとらしい無視を決め込むバカな男のような気分だったんだ。
思惑は見事に外れた。
兵役から解放されるのに後数か月。そんな若い兵士の義理と人情に揺れ動く話。
命の恩人に対して報いる方法が今風の軽いノリで始まってしまう悲劇。結末が見えない日活の無国籍映画のように安易に平和を語ってはならない。そんな教訓話のようだ。
曖昧の形で収束することが最も良いのだ・・・・そんな爺の戯言に思わず納得してしまいそうになった自分に腹立ちを覚えた。
手を伸ばせば届くところに親兄弟友達がいる。にも拘わらず、互いに殺されないために自らを欺き続けなくては生きられない人々。心の在り方はどうあるべきなのだろう。

またしても、答えは風に巻かれてしまった。