さよなら ほやマン
プロット
日本
11月03日 2023 劇場で
ほったまるびより
プロット
日本
12月12日 2020 劇場で
花より男子(1995)
プロット
日本
08月19日 1995 劇場で
よりそう花ゝ
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韓国
01月13日 2023 劇場で
花のようなエレ
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05月19日 1973 劇場で
愛と青春の宝塚 恋よりも生命よりも
プロット
日本
07月04日 2009 劇場で
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花よりもなほコメント(9)
江戸時代の人々の考え方は、今と違うところも多かったと思うけれど、敵討ちが認められる世の中で、それをしないという選択をすることは、勇気のいることだろうと思った。仇である者にも家族があり、その家族を思いやり、別の関係性を探すところが清々しかった。
長屋の住民にはほのかに恋心をよせる未亡人おさえ(宮沢りえ)や遊び人貞四郎(古田新太)、切腹マニアの浪人(香川照之)等々。そして重要な伏線となるのは、吉良上野介を討つという宿命を背負った浅野側の家臣たちも隠れていて、宗左の仇討ちと赤穂の仇討ちが見事にからまっていたことです。
9.11テロ以降には復讐の連鎖をテーマにした映画が数多く作られてきていますが、この映画ではそれを喜劇風に表現し、復讐しない道を考えるといった平和への願いも感じ取れます。天下泰平の世の中、仇討ちをするというヒーロー像を求める風潮があっても「逃げることも一つの手段」だと捉えることができるのかもしれません。
数多く映画化された赤穂浪士の話は大好きなのですが、それを「引退した老人の寝込みを襲う」といった風刺があっても全く嫌味に聞こえない。それよりも寺坂吉右衛門が討ち入りに参加せず切腹しないで済んだという史実へのこだわりも感じられ、彼の親子愛にほろりとしてしまいました。そして、将軍綱吉の生類憐れみの令の時代。韓国映画で犬を食べるシーンでは嫌悪感いっぱいでしたが、この映画においてお犬様を食べてしまっても爽快感が味わえる・・・でもないか・・・
木村祐一の「クソからもちが出来る」というお笑い伏線も用意されていましたが、クソのキレが悪い平泉成のように、ちょっとだけコメディのキレの悪さも感じてしまいました・・・だけど、社会派時代劇としてはなかなかのものでした。